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八割嘘

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最近の記事

ちゃんとした文章を書こうと思った話

2大学の授業中に内職でnoteを書いていたら、隣の席に座っていた友人に読みたいと言われてしまった。 そもそもnote自体はとてもオープンなSNSだし、発見された以上は隠す方がおかしいのでとりあえず 「ちょっとまって、色々整理したらアカウント名教えるわ」 って返した それに加えて、 「自分しか見ないことを前提にしてるから恥ずかしいんだよねー」 とも言った。 んで、その後で気づいた あたし、自分しか見ないことを言い訳にして人に見られて恥ずかしい文章を書いていたなんて、それはもは

    • 自分の存在が誰かにとっての暇つぶしであると気づいた時、私は私のために生きようと決めた。そしていつか、誰かの需要となって帰ってきてみせる。

      インスタグラムのプロフィールに書いたこの言葉 それ以上でも以下でもない 強いて言えば、インスタのプロフィールには二文目に 「だけどいつかは、誰かの需要であってほしい」 と書いた なんだろうねこのニュアンスの違いは そしていつか か だけどいつか 需要となって帰ってきたいか 需要であってほしいか 我ながらに絶妙だと思う 私は誰かにとっての暇つぶしだ 私がSNSにポエムを吐いても 私が誰かと食事に行っても その私を享受する誰かは、私という存在を暇つぶし程度にしか認識しない 至極

      • 京王線、端から端まで行ってみて

        今日、京王線の新宿駅から高尾山口まで行ってきた ただ端から端まで特急に揺られてきたわけでは無い 一駅止まるごとに電車から降りて、全駅の写真を一枚一枚撮ってきた ことの発端は大学の前期課題、こんなページを作成した。 夏休みにでも撮りに行こうと思っていたから、中身は白紙のまま。 んで先日、その中身を撮ってきた しっかしまあ、よくもこんな大口を叩けたものだと、つくづくあたしは自分に感心した。 結論、不可能だった。今の自分の実力では。 そもそもだよ どの駅もおんなじ過ぎるんだよ

        • 今になって刺さったらしく、今になって考えた

          高校生のころ教室のホワイトボードをつかって予備校講師ごっこをしていた。 授業内容は数学でも国語でも理社でも英語でもなく、道徳に近いかもしれない。 総合的な探求の時間に、斜に構えた高校生が発表しそうなしょうもない内容のである。 授業って言っても、これまた微妙なテンション 芸能人が特別に学校に来て、なんか熱く薄いことを語ってるあの感じに非常に近かった 内容は、 「あたしの今いる学校は村社会だ!」というもの 肝心のオチも、そもそも何を言ってたかすらはっきり覚えていない。 唯一記

        ちゃんとした文章を書こうと思った話

        • 自分の存在が誰かにとっての暇つぶしであると気づいた時、私は私のために生きようと決めた。そしていつか、誰かの需要となって帰ってきてみせる。

        • 京王線、端から端まで行ってみて

        • 今になって刺さったらしく、今になって考えた

          同窓会 ワンナイト

          数日前、小学校の同窓会に行った 同窓会ってほんとワンナイトだな っていう感想 これは本当に言葉通りの意味でワンナイトだった 楽しいとか窮屈とか見苦しいとか、一時的な感情をいくつも抱いたけど、それらを一切引きずらないで日常生活に戻る 人間関係にちょっとくらい可能性を感じても、それ以上追い求めないのがワンナイトのお約束。 どんなに魅力的に見えても、そこに軽く思い出ができたとしても、以降の日常に持ち込まないのが一夜限りの遊戯の暗黙の了解だろう 幸か不幸かほっとんどの同期と会う

          同窓会 ワンナイト

          容赦無く流れるエンドロールを

          ドラマっていいよね いい時でも悪い時でも時間が来たらとりあえず主題歌兼エンドロール 次回はまた来週 なんやかんや区切りがある なのにあたしの人生ときたらどうしちゃったの 時間が来ても夜更かしばっかり 主題歌が無いせいではない 往生際が悪いのだ 時間が来たらどんな状況であろうともエンドロール 一旦浸っておやすみなさい って本当はしたい たださ、ドラマと違うのはさ いつオチがくるか読めない ドラマはいいよね 全10回でおはなしはお終い 9回か10回には必ずオチがあって それをわ

          容赦無く流れるエンドロールを

          レトルトカレー

          平日夕方の調布駅 バスターミナル傍の広場はやや閑散としていた いくつかのベンチが並ぶ、そのどの座席からも程よく見える壁の前で 一人の男がギターを抱えて歌を歌っていた 荷物、地面に広げちゃって マイク、生やしちゃって だけど、小銭を求める帽子やギターケースは見当たらなかった。 聞こえてくる歌声はとても心地がよかった それと同じくらい、メロディもよかった カバー曲らしいけど、そりゃあ確かにご立派に仕上がるわな 自転車を降りてからなぜか自転車から離れない青年 雑談を終えても腰をあ

          レトルトカレー

          思い出を持ちたくないのは

          昔、限定色のシャープペンシルを買った。でもいずれそれに傷かついていくのが嫌で、買った日にハサミでいくつかの傷をあらかじめつけた。 まあ、よくある話だろう。 そんなことはさておき 一昨日、花火をした。手で持つタイプの 体感だと10年ぶりくらい、大学生になってはじめて大学生らしいことをした。非常に楽しかった。もしこれが大学生の醍醐味ならば、一生大学生でいてもいいかなと思った。 だけど同時に、大学生らしいことは金輪際しなくてもいいかなとも思った。 だって、この楽しい期間にもいずれ終

          思い出を持ちたくないのは

          これから大学受験をする者たちへ

          これから大学受験をする人、総合型で勝負する人、総合型で落ちる人、少なからずいると思う。これはそんな中でも特に予備校に通ってる人に届けばいいなと思う。 内容は大まかに言えば 大学生、高校の時よりも自由に時間を過ごすことができる けどその自由は、思っているほど面白くない。だから遊べ、高校生でいられるうちに遊びまくれ である。暇じゃない人はここで読むのを終えてもろて結構 具体的な話をしよう 例えば文化祭終わりにみんなでご飯に行くことになったとする。別に文化祭ほど特別じゃなくても

          これから大学受験をする者たちへ

          幸せと孤独

          あたしには女友達がいない、一人も 本当はいるのかもしれない、けど、いたとしてきっとあたしが忘れている あたしには幸せなことに彼女がいる、それはそれはとっても顔の広い彼女が 高校時代に付き合ったのだが、それが原因であたしは異性の友達がほんとに一人もできなかった 高校時代の彼女は高校の中ではかなり顔が広い方だった。愛されキャラだったかは知らないけど、とにかく友達に恵まれていた まあ、彼女がそれで生きる分には大変喜ばしいことなんだけど けど、それは同時にあたしから異性の友達を奪い

          幸せと孤独

          新しい仲間たち

          大学生になって3ヶ月 お友達とお仲間と知り合いと他人 色んな関係性の人間関係ができてきた今日 いま自分は何を求めて人間関係を築いているのか正直わからなくなっている だって、どうせ分かり合えないだろうって思っちゃってるから 誰にでも友達の順位付けのようなものはある それは、あいつよりコイツとの方が仲がいいみたいな次元ではなくて、人生単位で 僕の場合はそれが高校だった。中学の同輩との相性が悪すぎたってのもあるし、高校が充実しすぎてたってのもある。けど、大半の人が一番は高校時代に

          新しい仲間たち

          素敵な二人組

          とある知り合いAに、また別の知り合いBとゆっくり語り合ってくるといいという旨の助言をした、数日前 個人的な興味で人を動かすのは、研究員を従える博士になった気分になってとても心地が良い。 さて、あたしは知り合いAに 「あなたと知り合いBは境遇がそっくりなのでゆっくり語り合ってくるといい」という感じの助言をしてみた 遠回しに、お前ら飯でも食いに行ってこいよ というニュアンスではあったが、都合のいいことにまんまその通りに受け取ってくれた。 おそらく、まんまその通りに受け取ってく

          素敵な二人組

          ジャーナリストごっこ

          相変わらず盗撮は楽しかった 生の笑顔を撮って、生の後ろ姿を撮った 見返してみてもやっぱり美しかった 数日前、生徒会の後輩に差し入れをするために、高校の運動会に顔を出した。 同輩はみんなちゃんと大学生になっていて、だけれど顔つきは大して変わっていなかった。 まあ、そんなことはどうでもいい その日写真をたくさん撮ったんだ 最初は風景とか大玉とか白線とかそういうモノを積極的に撮ってたんだけど、途中から人を撮りたい欲求に耐えられなくなっちゃって結局人を撮りまくった。 後ろ姿を撮

          ジャーナリストごっこ

          悟り、写り

          僕の写真は大抵盗撮だ きっと盗撮以外はできない なぜかって、 恥ずかしいからだ おもしろいやつがいたんだ。 そいつ彼女に振られちまって今は独り身なんだけど、 むかしそいつととある会話をしたんだ 「彼女とハグとかしないの?」 「しないしない」 「んじゃ手繋ぐとこまで?」 「そう」 「なんで?」 「だって恥ずかしいじゃん」 「なにがよ」 「たとえば彼女とぎゅーし合ってたとするじゃん」 「ほう」 「自分はそれを俯瞰して見ちゃうのよ」 「ほう」 「つまりハグしてる時は気づかないけ

          悟り、写り

          1500円のレモンケーキ

          具体的な店名は控えるが、東急田園都市線の三軒茶屋駅を降りて少し歩いたところに洒落たカフェがある。店名は控えるなんていいつつ、実のところ店名をあんまりよく覚えていない。 そのお店はレモンケーキが看板商品で、お察しの通り値段はなんと1500円もする。 それでだ、僕はそれにとても腹を立てている。正直1500円は法外だ、いくら店内の雰囲気がよかろうと接客がよかろうと、富士山で注文しているわけではあるまい、もっと価格を抑えられただろう。 ぱっと見1/8ピースに取り分けられたレモンケーキ

          1500円のレモンケーキ

          運動ができる人

          運動が得意な人とそうでない人には決定的な違いがある それは、モノを投げる習慣がついているか否かである モノと一口に言ってもそれなりの種類がある 今回はその中でも、ゴミに焦点を当てて考えていきたい。 普段から野球なりドッヂボールなりで何かしらを投げているひとは、同時に身体能力が向上していて当然である。 しかし、時たま特に運動部に所属しているわけでもないのに相応に運動神経の良さがうかがえる人に遭遇することがある。 そういう人たちは、ゴミをゴミ箱に投げ入れることが習慣になっている

          運動ができる人