親でもないのに、将来について問い詰めてくる大人多くない？？

たまたま何かのご褒美でちょっとオシャレなバーに友達と行った時、隣に座ってた40代くらいの男性が話しかけてきた。

隣の男性｢今大学生？そっか、じゃあ将来何がしたいの？｣

バーで隣の人が話しかけてくるのは、よくある話。

言葉につまる私と友人。

こんな事はよくある話。大人が将来について聞いてくる。でも親でもないのに、楽しい場で楽しくないことを聞いてくる人は好きじゃない。

けど何か返さなければいけない。
その当時、海外で働きたいというぼんやりとした思いしか無かった私。

タイ一人旅で、タイで働いている日本人と出会った経験から、何となく

私｢海外と日本をつなぐ仕事がしたいです。｣

と、当たり障りないことを返す。

隣の男性｢そんな事みんな言ってくるよ(苦笑)具体的に何がしたいの？面接でそんなこと言う人山ほどいるよ笑｣

私の内心(親でもないのに、何で私の将来を問いただしてくるんだ？？？)

大人によくいる、｢学生のうちに遊んでおけ｣とか｢海外に行っておけ｣とか｢勉強しておけ｣とか自分の経験談から諭してくるタイプの方に当たってしまったらしい

(高校生の弟に｢今のうちに勉強しておけ｣って言っちゃうから人のことは言えないけど)

私｢タイを一人旅していた時、貿易関係の仕事を行う日本人の方と出会って、その方と話を聞くうちに海外と日本をつなぐ仕事に憧れたんです。｣

相手が挑発してきたので反抗した。

その当時髪の毛が明るかったからチャラチャラ遊んでいる大学生にみえていたのかもしれない。とにかくこの見た目でも将来ちゃん考えてますよっていうギャップを見せつけようとした。(何も将来について考えてないけど)

海外一人旅と日本人に出会ったことは本当の事だけど、貿易関係の仕事をしている人と出会ったって言ったのはちょっと誇張して言った。貿易関係の仕事をしてる人には出会ったことなかった(後の一人旅で本当に貿易関係の仕事をしている人に出会う)

隣の男性｢そうなんだ、それなら面接でその事を伝えればいけるよ。

隣に座ってた男性との会話はこれ以上何を話したのか忘れたけれど、なぜか今でも覚えている。将来について聞かれた瞬間、答えがなくて何を応えたらいいのかわからなかった。大学生まだ遊べるからいいやと知らない間に逃げていた質問をされたからかもしれない。

高校生の時は行きたい学部や大学、偏差値などでだいたい進路は絞れていたけれど、大学卒業後の進路は無限すぎてわからない。

今あの隣の男性と再開したならば

就活を意識し始めたこの頃、ふっとあの時問い詰めてきた隣の男性を思い出す。

あの時以来、東南アジア一人旅や陸路国境越え、アフリカ留学の経験やそこで出会った人達から多くのことを学んできた。

今なら、あの時のように取り繕った考えじゃなく、本心で言える気がする。

再会するような事がもし万が一あった時に備えて、将来について考えておく。

もし、どこかで再会したならば、
あの時よりも本音で将来やりたいことについて全力で返します。

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ルナ🌺旅する愛媛の学生
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