子宮筋腫と卵巣嚢腫を取ってきた 第13話~2019年9月、入院4日目~

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もしどこの病院かわかったとしても、どの先生かわかったとしても、個人名や病院名を特定される内容はコメントに書かないでください!

私に施行された治療は、医師が私の症状に合わせて行った治療であり、私が受けた説明はあくまで、医師が私に合わせた説明内容です。

詳しくは子宮筋腫と卵巣嚢腫を取ってきた話0話~はじめに~を読んでね

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□2019年9月7日
年配のハキハキした看護師が来て、朝食前に採血していった。
この日の朝もお粥。あれ?今日から固形食じゃなかったっけ?ってなったけど、やっぱり食べることが叶わず、少し口にしてギブ。水も、あまり飲めないけど一応薬だけは飲んだ。

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一応朝食後に歯を磨いて顔を拭かせてもらって座ってみると、やっぱりフラフラしてるけど、どうにか座ることだけできた
座ってるとY先生が来られて、座ってる私に少し安心した様子だった。今困ってることない?って聞かれ、食べれないことと昨日はいてしまって、まともに動けないことを告げる。
今日から固形食だと思ってたけど、昨日の嘔吐を知ってらしたし、あまりにも食べれてないからということで三分粥から五分粥にしていって徐々に固形食にしていこうということで先生が私のため指示をしてくださった模様。有り難し…。
貧血とか術後疲れがあって、熱もあるから食べれないのだとわかると、なんだか軟菜食にしてもらえたことが本当に有り難い。
昨日も吐いてしまったことは先生にも伝わっていたのもあり、

Y先生座ったり立ったりすると、どうしても血圧が下がってしまうからね、ゆっくり行動して疲れたら横になって
「分かりました」
Y先生「しばらくは体力の回復が最優先だから、スタッフを遠慮なく呼んでくれていいからね。抗生剤の点滴もしばらく続けていくから」

そう言って先生が去られたあと、麻酔科医のN先生が「調子どう?」とやってきてくださった。
「なんとか座れるまでになりました」
N先生「でもまだ顔色白いね。すごかったんだよ、4時間出血にもよく耐えたよね」
「ほんとにありがとうございました」
N先生「いえいえ、ゆっくり回復していってね。鉄剤が回復させてくれるし、Y先生なら大丈夫だと思うから」

といってN先生は去っていかれた。
とりあえず昨日よりはマシっぽい?

看護師
「今日、歩いてみる?いつまでも尿管付けたままだとしんどいでしょう」
と言ってくださったので、看護師とともに尿管つけたまま歩いてみることした。立ってみると、昨日みたいな吐き気はない

看護師「じゃあ、私後ろにいるから廊下まで行って戻ってきてみよう、しんどかったから立ち止まってもいいから」
「…はい」

と返事はしたい良いものの、一歩踏み出すだけで、めっちゃしんどいドキドキするし、足を進めるだけでめちゃ息が上がるし体が重い
ものすごくゆっくりと部屋をちょっと出て行って戻るという往復はできた。ベッドに戻って腰掛けて、手首から脈を測り、血圧も測る。

看護師
「脈早いし、血圧も低いねぇ!」

看護師が頭を抱えるものの、往復は少なくともできたので尿管は抜いてもらうことになった。

看護師
「出血まだすこしあるみたいだから、ナプキンつけておこう。そのほうが良いと思う」

尿管抜く準備してくるからねーと言われたのでその間に下着とナプキンを準備しておき、ゆっくりお腹から息吐いてといわれて、スルンと抜けた

看護師
尿管抜いたから、尿意を感じる前にトイレに行かないと漏っちゃうから、行きたいな、じゃなくて行こうかなって思ったら、呼んでね。最初は転んじゃうことあるから」

と言うこで、一つスッキリ。体験ブログなどででよくみかける、尿管が気持ち悪いって感覚は私はなかった尿道から尿管が抜けるのを防止するためバルーンがあるんだけど、そういったものが気持ち悪いっていうのはあんま気にならなかった。

看護師
「よし、じゃ痛み止めの残量もないし背中の痛み止めも抜いてもらおう。先生呼んでくるね」

と看護師が背中の痛み止めの針をU先生抜針してもらうことになった。(昨日の時点で背中の痛み止めは空っぽだったので、後は針を抜くだけ)

その後午後には心電図もなくなってどんどん身軽になっていくし、病衣も蒸しタオルで体を拭いてからパジャマに着替えた
心地よい!ただ、ご飯が食べれない。食べすすめると心臓がドキドキしてきて吐き気がしてくるので、これ以上食べたら吐くってラインに来ちゃってるので食べたくないっていう心理になってしまう。なので、自然に吐かないようにと食べるのをやめちゃう状態。しっかりご飯は出てくるので、いくらか食べる努力はするけども。。。

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それはY先生にも伝わってるし、看護師の方たちにも伝えてるので、点滴での栄養補給という悲しい自体になってしまうのである。
それでも、点滴スタンドを引いてトイレに行くことは可能になったし、点滴スタンドと仲良しこよしをしている気がする。

今日も鉄剤と栄養補給の点滴をされるし、抗生剤も投与された。あるぇ、なんかクリニカルパスと結構違うぞーってなってる。
まあ、クリニカルパスってあくまで目安であって、患者の状態で変わるからしょうがないよなぁって気もするので、本当に私が元気にならないといけない。

面会時間過ぎてから、見舞いに来てくれた相方は、昨日より顔色良くなってると喜んでくれたし、点滴スタンドと一緒に歩く私をみてちょっとホッとしたみたい。
私本人としては、髪は抜けるし手先の色が悪いしめっちゃ疲れるので、自信を持って良くなってるとは思えない。だって食べるとドキドキしてしまう時点で良くなってるとは思えない。
結局夕飯も大して食べられず。

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夜やってきたKさんに残薬の確認しにたときに頭痛がするというと、確かにちょっと顔が赤いから検温してみてー、検温すると37.7℃

Kさん「ん。ちょっと高いな。ちょっと体触るね」
と、横になってる私の体を触っていく。
Kさん「あんまり熱くないけど、これ術後の吸収熱っていうもので術後48時間くらいがピークだからいまが一番高いのかな。それにこれ8℃こえると対処しなきゃいけなくなるのね、今のうちにアイスノンもってくる?」

と聞いてくれた。アイスノンあると寝やすくなるのは事実なので、アイスノンを貰うことに。
消灯前にもう一度熱を測ると、37.3℃に下がってたのでKさんも私も一安心
今思えば、セレコックス飲んでたから下がったんだろうと思う。あれ、解熱もするしね。

2時間毎くらいに目が覚め体の向きを変えたり、足を曲げ伸ばししてみたりと、寝てるのやら寝てないのやらという状態
夜中にも補液の点滴はやってくるので、なおのこと寝られないのかもしれない。
点滴スタンドをひいてトイレに行くとき、巡回の看護師にばったり会って「頑張れ」って小さい声で言ってもらって見守れた。。。
トイレから戻るときも「ゆっくりでいいからね」って、そっとふらつく背を支えてくれる、その優しさというか、そういう暖かさに涙腺が緩みそうになる。

次回!
体力回復って大変だね(。ŏ﹏ŏ)

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