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人間って結構邪悪だよね?という話。

全員ではないですが。

例えば少子高齢化対策で「子供を産んだ人に100万円とか200万円とか支援しよう」みたいな意見を見ます。

たぶんですがこれを行うと、お金目当てで子供を産む人が出てきます。
また、借金をしている女性を借金取りが取り押さえて、無理やり妊娠させる、みたいなことも容易に想像がつきます。

そして子供が生まれて、お金をもらった後はその子供はどうなるでしょう?

産業のない田舎でその自治体で子供を産みまくって、収入に充てる、もし子供を産んでない家があったら村八分にする。

10人子供が生まれたら2000万円の売り上げが立ちます。
出産ビジネスですね。宗教団体とかはなんかうまい事説明づけてこの辺りやってきそうな気もします。

まぁ、私が想像できるようなこんなことだけでなく、もっと賢い人はもっと裏ルートみたいなことを考えたりするのでしょう。

このように、良かれと思ってやった政策が裏目に出ることはあります。

「いやいや、人間そこまで悪い人はいないだろう」

と思うのはきっと今まで恵まれた環境で育ってきた方だと思います。

例えば海外の事例で、性犯罪を厳罰化した結果、より女性が性犯罪に会いやすくなったという報告もあります。

フランス買春処罰法がセックスワーカーの仕事と生活に及ぼした影響

https://akaikasa.net/?p=999

性犯罪が厳罰化しても、そういった職業は残り、男性が「俺は犯罪という危ない橋を渡っているんだ。だからもっと丁寧に対応しろ or 料金を安くしろ」となったり、表立って風俗店が無くなった結果、よりアンダーグラウンドな方に行って女性が危ないことに会うみたいな事は枚挙にいとまが無いようです。

日本で身近な例だとこういったものもあります。

「謝罪の手紙を賞状みたいに飾っている」クレームがやめられない37歳男性。学生同士の微笑ましい一幕にも“正義の制裁”

書いてあることが全部本当だとも思わないですが、それでもこういったことは確かにあるのでしょう。

私はいままで割と性善説で生きてきたのですが、外れ値の悪い方が結構本当に悪いことをしてしまうので、そういった前提でいろいろ設計・ゲームデザインをした方が良いのかなという考えになってきた次第です。

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