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ストレス性蕁麻疹を治す4つのポイント

急に身体にブツブツ又はミミズ腫れが出来たこと事ありませんか?
食べ物を思い出しても心当たりなく、アレルギーもないとしたら、それは『ストレス性蕁麻疹』かもしれません。

突然蕁麻疹が出来るとビックリしますし、不安になりますよね。
時間が経つとなくなって、「治った?」かと思うとまた出来て。
繰り返される痒みは本当に鬱陶しいものです。
私も以前、突然の蕁麻疹に悩んでいました。でも、しっかり対処すればちゃんと蕁麻疹は無くなって行きますので、蕁麻疹でお悩みの方はまずはこのブログを参考にして下さいね。

ストレスと蕁麻疹は関係あるの?
過度のストレスや過労、体調不良により体の免疫力が低下すると、外からの刺激に対する抵抗力が弱まるため、アレルギー反応が起きやすく、蕁麻疹が出やすい身体の状態となります。

つまりストレスや疲労、体調不良が直接蕁麻疹の原因になる訳ではないですが、これらが原因で蕁麻疹が出やすい身体の状態を作り出してしまうという事です。

私たちの身体が弱っている時というのは、少しの刺激でヒスタミンという物質が放出されます。
このヒスタミンが蕁麻疹の痒みの主な原因物質となります。
ですので蕁麻疹が出るという事は過労、ストレス等、何かしら身体が無理をしているサインなのです。

蕁麻疹の痒みから解放されるには、ヒスタミンが出にくい身体にする必要があります。
ではどうやって、ヒスタミンが出にくい身体にするかというと、生活習慣の見直しです。

もしかすると、過度のストレスを感じていたのかもしれません。
不規則な生活、栄養バランスの取れていない食事をしていたのかもしれません。

痒みは一時的な事が多いのですが、何度も繰り返す様でしたら、日頃の生活習慣を見直して心身ともに症状が出にくい身体にしていく事が大切です。


見直すべき生活習慣4つのポイント

①自律神経を整える。
自律神経は交感神経と副交感神経に分かれますが、両者のバランスを取ることが、とても大切です。
自律神経の不調による症状は様々で、人間の身心に影響します。

現代人の生活ではインターネットの普及に伴い、昔に比べると現代人は沢山の情報をスピーディーに処理をしています。
例えば昔は遠方にいる人と連絡をとる時には手紙を出していましたが、今はLINE等を使えば一瞬です。
いつでも誰とでもコミュニケーションが取れるのはとても便利ですが、その分物事が流れるスピードが早く、常に頭を使う為、交感神経優位の状態が長く続きやすい生活となっています。
ですので、意識的に副交感神経優位の状態を作るような生活習慣を持つ事が大切です。

もし、時間があれば散歩などの軽い運動を取り入れましょう。
一定のリズムで行う運動は副交感神経神経に働きかけます。

また時間がない方におすすめなのは深呼吸です。深呼吸をする事で副交感神経を優位に働かせます。
息を吸う事に意識がいきがちですが、吐き切る事が大切です。

①身体の力を抜いて背筋を伸ばします。ヘソの下に手を当て、息を口からゆっくり吐き切りましょう。この時当てている手でお腹が凹んでいくのを感じてください。
②鼻から息を吸います。この時に手を当てたヘソの下が膨らむのを感じましょう。息を吸ったらそのまま3秒止めます。
③口からゆっくり息を吐いていきます。この時に①同様、吐き切る事を意識して下さい。
①〜③を5分程がオススメですが、最初は数回でも大丈夫です。まずは慣れる事から初めていきましょう。

②食事を見直す
アルコールやカフェイン、香辛料の強い食べ物は毛細血管が拡張し症状の悪化を招くので避けましょう。
また食品添加物、防腐剤が入った食品を控え、新鮮な野菜や果物をとりいれる事をオススメします。
特にビタミンCには痒みの原因物質となるヒスタミンを抑制する働きがあるので、積極的に取り入れましょう。
取り入れるのにもポイントがあります。
ビタミンCは水溶性ビタミンと呼ばれ、一度に体内に入っても吸収される量には限界があり、体内に入っても直ぐに排出されます。
その為こまめに摂取する必要があります。
キャベツ、オレンジ、イチゴ等は手軽に取り入れる事が出来るのでオススメです。


③睡眠を十分にとる
人間は睡眠中に脳の中で様々な情報処理や身体の細胞の修復等を行なっています。
いわば、心身のメンテナンス時間です。
睡眠不足とならない様、十分な睡眠をとりましょう。
眠りにつく直前までのスマホやPCでの作業は入眠の妨げになります。就寝前はスマホやPCでの作業は避けましょう。

また、眠りに入る時間の14〜16時間前に起床しておくと、眠りに入りやすくなります。
これは人間は起床してから日中は交感神経が優位に働き、夜に近づくにつれて副交感神経が優位に働く為です。
毎日の起床時間を変えない事も大切です。

睡眠時間も大切ですが、睡眠の質も大切です。夕食は3時間前に済ませておきましょう。消化が落ち着く前に眠りに入ると、せっかくの身体のメンテナンス時間が消化する事にエネルギーが使われてしまいます。
その為、朝起きた時に疲れがとれず怠さを感じてしまいます。
食事の時間を変えるだけで朝のスッキリ感が違いますので、夕食が遅い方は是非試してみて下さい。

④ストレスを上手に発散させる
人によりストレスの発散方法は様々だと思います。
人と話をする事でストレス発散になる人もいれば、カラオケなどでストレス発散する人もいますし、趣味に没頭する事でストレス発散される人もいます。
ご自身にあったストレス発散方法で良いですが、緑豊かな場所を散歩するのがオススメです。森林浴は理想ですが日常に取り入れるとなると難しい方が多いと思うので、緑が多い公園で良いです。緑豊かな場所で鳥のさえずり、虫の鳴き声、など自然を肌で感じる事でリラックスし自律神経を整える事にも繋がります。

まとめ
人により蕁麻疹が出る原因は様々です。
原因がわかっている場合、例えば日光に当たると症状が出る。お風呂に入ると症状が出る等、まずは自分がどんな時に蕁麻疹が出るのかをしっかり観察しましょう。
そして、どんな時に蕁麻疹が出るのかが解れば原因となる場面を避ける事が大切です。

そして更に、繰り返さない為には基本となる身体づくりが重要です。
繰り返される蕁麻疹を治すポイントとして生活習慣のお話ししましたが、割と普通の事じゃない?と思われた方もいるかもしれません。
しかし、その普通の事が行われていないからこそ、蕁麻疹をはじめ様々なアレルギー疾患や現代病ともいわれる生活習慣病が増えていると私は思います。
私も以前、急に蕁麻疹が出てビックリしてお医者さんに駆け込み、自律神経失調症による蕁麻疹と診断されました。
不規則な生活、喫煙、食事もスーパーの惣菜やコンビニで好きな物ばかり食べ、今より体重も20キロ多かったです。
普段の悪習慣に仕事での精神的ストレスが加わり、蕁麻疹として身体に現れました。
今では、生活のリズムや食事が改善され、蕁麻疹は全く起こらなくなりました。
まずは生活習慣の改善を少しずつ取り組んでみましょう。


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