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拝啓 新入社員の皆様へ

拝啓 2024年4月に新たな門出を迎えた親友社員の皆様へ
新入社員としての2週間が経ち、心地よい疲労感と達成感で週末を迎えられていると思います。

本noteは、未来へ向けた明るい話と厳しい話をします。
厳しい話は、社会という新しい世界に入る時の注意事項です。
明るい話は、皆様の輝かしい将来に向けた希望です。


厳しい話

厳しい話は2つです。
1つ目は、「会社は入社がゴールではない」
2つ目は、「仕事は与えられるものではなく、作るもの」

会社は入社がゴールではない

1つ目の厳しい話は、会社に入ることがゴールではないということです。

「そんなことは分かっているよ!」と思った読者の新入社員の方は左胸に手を当てて考えてみてください。
大手に入った方、大手だから安泰とか、同級生よりも給料が良いと満足していませんか?
ベンチャーや中小企業に入った方、一定程度裁量が与えられるから人よりも早く成長できると思っていませんか?

甘いです。
入社した時点のあなたは、特に価値がありません。なぜなら入社時点でのあなたは、会社に何一つ利益をもたらしていないからです。
新卒採用や、研修期間、初任給等…会社からお金は出ていきはするものの、入っては来ません。

新卒1年目は、会社としての収支はマイナスでしょう。
それでも会社があなたにお金をかけるのは、今価値があるからではなく、今後価値が出ると考えてくれているからです。

「海外の方が初任給高いー」なんて言っている人がいますが、当然です。分かりやすくアメリカのスタンフォード大学の新卒は、ざらに1,000万円を超える人がいますが、その人はその価値を持っているからです。
大学時代に専門性を身に着け、即戦力として価値が発揮できるからです。

会社に入った時点は全くゴールではなく、スタート地点です。どうすれば会社に価値を出せるかという勝負の始まりです。
大手だから、中小だから、ベンチャーだから…なんて会社の規模は何の意味も成しません。

これから社会に出て生き残っていくのだ。会社に価値を出す。自分の市場価値を上げる。と勝負の始まりです。

入社した今がゴール時点と思わず、「自分はなぜ社会人になったのか」「社会人として何を成し遂げたいのか」を考え続けてください。

仕事は与えられるものではなく、作るもの

厳しい話の2つ目は、「仕事は与えられるものではなく、作るもの」ということです。

自動車会社に入れば車を作るのが仕事でしょう。保険会社に入れば保険を売るのが仕事です。
ただ会社の仕事を要約すれば、そうなるだけであり会社の仕事は多岐にわたります。
一般的な会社には経理や法務、人事等の主となる事業以外のコーポレートといわれる仕事もあります。
これら全ても会社の仕事です。

恐らく先輩や上司社員が手取り足取り最初は教えてくれるでしょう。
ただ、それでいいんですか?会社は学校のように教えてもらう場所ではないです。

自分で仕事を作ってください。
どうしたらすぐに会社に利益を出せない自分が価値を出せるかを考えてください。

営業の部署であれば、いきなりお客さんに物を売るのは難しいでしょう。であれば、「先輩の営業に着いていく」という仕事でもいいですし、先輩との同行をまえて「新しい営業資料のフォーマットを作る」という仕事を作ってもいいです。

会社で仕事をし続けるには、仕事を作る・見つける力が重要です。
上司としても「言われたことはちゃんとやる」人よりも「言われたことをやった上で、自発的に動いてくれる」人の方が嬉しいです。

ただ、新入社員としては「言われたことを100%やる」というのが最初の関門です。それを踏まえて仕事を作る・見つけてみてください。
言われたことを100%できていない状況で仕事を作っても、新入社員は、「言われたこともできないし、余計なことをする」と思われる可能性が高いです。

新入社員の皆さんは、「言われたことは100%こなしたうえで、追加の仕事をする」を心がけてください。

明るい話

さ、厳しいことはこれくらいにして次は明るい話です。
明るい話はシンプルに1つです。それは、「あなたは何でもできる」という話です。

あなたは何でもできる

新入社員の皆様、改めてご入社おめでとうございます。
これからの皆さんは何でもできます。

これは冗談ではなく、今の時代転職や起業は一般的になってきていますし、皆さんの人生はこれから長いです。

大学の学部卒の方でも、企業にお勤めの場合はこれから40年近くは社会人生活が続きます。
つまり、今までの人生を後2周できる時間が社会人としてあるわけです。

凄くないですか?
これまでの人生を後2周できる時間が与えられていて日々惰性でやるのなんてもったいなくないですか?

何でもできます。
もしあなたが、今の脳みそのまま小学校に戻れば神童になれるでしょう。気持ちとしてはそれくらい持っていてください。

この厳しい世界でも、あなたは何にでもなれるし、何でもできます。始めるのに遅いなんてことはありません。
会社がつらければ逃げたりすることも悪い事ではありません。
これから何でもできる自分の人生に多いに期待してください。

これから辛いこともあると思いますが、ほとんどが屁でもないです。
何にでもなれる・何でもできるこれからの人生を誇りに持ち、これからの社会人人生を過ごしてください。

少しだけ先に社会人になった自分からのメッセージです。
これからの皆様の未来が明るく素晴らしいものになりますように。


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