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最近のおはなし

大学生から社会人、って温度差が酷いくないですか。笑

大学生が人生の夏休みならば、(ただ自分の場合、常にバイト、インターン、授業、学生団体の運営に走り回っていた人生の繁忙期もあったので、遊んでいたとされるとちょっといやな気持ちになる)新卒の数ヶ月はずっと9月の1日みたいな気分。

自分は大学2回生のときが人生でいちばん毎日が楽しくて、あー心ってこんなにきらきらした気持ちになるんだなって毎日を送ってた。

世はコロナ禍真っ只中だったけど、写真と出逢い、写真を撮る人と出逢い、心の眼を通して見る街はこんなにも美しいことを知ったり、夜通しzoomで話し込んだり、人気のない京都の街でご飯を嗜んだり、夜を散歩したり、少しでも興味を持ったものはやってみて、ダメだったら次いく。生まれてはじめて恋人ができたりもしたのもあったかな。

それはそれはもう自由で新鮮で楽しかった。コロナ禍だったけどそんなん関係なく自分たちは自由だったのだ。やりたいと思ったら大体のことはチャレンジできるし、ダメだったらまた次にいけばよかった。

1年前に自分の胸の辺りに手を当ててみて、「そうだ」と思える道を選んだはずなのにどうしても「やっぱり違う」と自分の片隅の小さな自分がずっと叫び続けている。どうしたらいいかわからない。

確かにビジネスの修行がしたくて、独立する人が多いような今の企業を選んだ。確かに毎日学びはあるし、成長のサイクルがこんなにも速く回されていることに驚いたりもした。

だけどこの選択肢はいい訳に過ぎなくて、自分の思い描く暮らしや生き方は何処かで「無理だ」とか思ったり、というかそれに至るまでにはどうしたらいいかわからなくて選んだ逃げ道だったんじゃないか、と気付いてしまった。

誰しもそうかもしれないけど、道筋や先行きが全くわからないことが自分にとっていちばん恐怖で、不安になってしまうタイプなので毎日希死念慮に襲われている。

あと、自分は就職を機に上京したのだがどうしても自分の生活圏が身体に合わない。歳を重ねるごとに人の雰囲気や空気、感情にとても身体が影響するようになったので、どこか窮屈な街の雰囲気にこころがぎゅってなる感覚もあり、以前に増して体調は安定しなくなってしまった。

いや、というかここまで書いていてやっぱり思うのは別に大学生だけがうまくいかなかったらすぐに次にいけるわけじゃないし、人生なんてなんか違ったなと思ったらすぐ次にいけばいいんじゃないのかな。
でもその動きが鈍くなってしまうということが大人になるということなのかな。
生活があるからすぐに次に行けないし、具体的に何をしたらいいのかわからない。

わからないから、また今日も希死念慮に襲われてしまう、、のでありました。おわり。


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