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【AWS備忘録】AWS AuroraDB(Postgres)削除時の動きが変更&自動スナップショットも残せるようになった

こんにちはこぐまです。

業務にてAuroraDB(Postgres)をよく触っています。
検証等で頻繁に作成、削除したりします。

つい先ほど、不要なAuroraDBを削除しようとしたとき、「あれ、こんな仕様だったっけ?」と思われる状況に遭遇したので備忘録にしようと思います。



結論

DBクラスター側のメニューで「削除」が加わったのが最大の変更ですかね。
今までは(DBインスタンス削除時に)自動的に消えてました。

メモ解説

AuroraDBは、高可用性のリレーショナルデータベースです。運用保守の柔軟性は非常に高く、またリストアもとても簡単なので気軽に検証ができます。

AuroraDBは「DBクラスター」という概念を持ちます。DBクラスターの配下に1つ以上のDBインスタンスがぶら下がります。

不要となったAuroraDBを削除する場合、DBクラスターおよび配下のDBインスタンスを全て削除する必要があります。
しかし今までは、クラスター配下の最後のDBインスタンスを削除したのち、DBクラスターは自動で削除されました。つまり、DBクラスターを明示的に削除するというアクションは不要でした。

ところが(いつからなんでしょう・・?)、つい先ほど同様の手順で実施たら、DBクラスター配下の最後のDBインスタンスを削除しても、DBクラスターは自動で削除されませんでした。

そこでいろいろ動きを確認してみたら、上記表にまとめたような違いを発見できたという次第です。


気づいた背景

今まで、DBクラスター配下の最後のDBインスタンス削除時には、必ず以下のような画面が出ていました。ここで、最終スナップショットを取得するのかどうかを聞かれていました。

しかし先ほどDBインスタンス削除時に上記の画面が出ず、いきなり削除確認となったので、今回の事象に気づけた次第です。
そしてメモ解説に記載した通り、最後のDBインスタンス削除後もDBクラスターは残り続けます。DBクラスターを選択し、メニューから「削除」を選択することで上記の画面が出てきました。
最終スナップショット取得の確認は、DBインスタンス削除時ではなく、DBクラスター削除時に変更となったようです。

また今まではAuroraDB削除時は、それまでそのDBクラスターで取得していたすべての自動スナップショットは削除されていました。しかし、上記の画面の通り、どうやら1日分は残してくれるようですね。


以下のように、DBクラスターだけが残っている状態って結構レアな画面だったのですが、今後は明示的に削除しないと残り続けるようです。

ピンクの線のように、1行だけDBクラスターとして残り続けている。
今まではものの1分もすれば、このDBクラスターはきれいさっぱりなくなっていた。

クラスターは残り続けますが、料金的な負担はないのかな・・と思います。(ごめんなさいしっかり確認はしておりません)
とりあえずエンドポイント名だけ確保し続けておきたいとことはできそうですね。(重複したクラスターエンドポイントは持てないので)

読んで下さってありがとうございました!

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