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ちはるのファーストコンタクト(2019年)

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2019年に書かれた(書かれる)「ちはるのファーストコンタクト」のすべての記事が読めます。300本以上あります。月額購読するよりも割安になっています。
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2019年12月の記事一覧

【教えること】2019年好評だった記事:自分がなりたいものになろうとすることを邪魔するものは何か/傷つかないでいること/研究を教えることの難しさ

火曜日は「教える技術/学ぶ技術」のトピックで書いています。2019年の最終週は、この年に書いた記事をふりかえって、「いいね」がよくついた記事を全文再録しています。 【コーチング】自分がなりたいものになろうとすることを邪魔するものは何か前回は、ロジャーズのエンカウンター・グループを取り上げました。これは心理的成長を求めて参加する対等なメンバーによるグループです。対等という関係性は、コーチとクライエントの間でも常に結ばれるべきものです。コーチとクライエントという立場は異なってい

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【アドラー心理学】2019年好評だった記事:ライフスタイルを変えるにはどうするか/アドラー心理学の3つの特徴/21世紀におけるアドラー心理学の価値

月曜日はアドラー心理学のトピックで書いています。2019年の最終週は、この年に書いた記事をふりかえって、「いいね」がよくついた記事を全文再録しています。 【アドラー心理学の実践】 ライフスタイルを変えるにはどうするか前回はライフスタイルがどのように作られるかということを説明しました。私たちは共同体への所属を確保すること、つまり「自分の居場所がある」という状態を作るために最も有効な戦略を(意識的にも無意識的にも)選んでいきます。 そして、「この方向でいけば私はこの共同体に居

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【Q&A】2019年好評だったQ&A

日曜日は皆様からの質問やテーマをいただいて「お題拝借」で書いています。質問やメッセージは「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。2019年の最終週は、この年に書いた記事をふりかえって、「いいね」がよくついた記事を全文再録しています。 [Q1] 教える技術から考えて、小学校等で行われている問題解決学習ってどう思われますか?質問者がどのようなイメージで「問題解決学習」をとらえているのかわからないけれども、一般的に言えば、解決すべき問題を提示して授業をスタート

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【経験と感じ】2019年好評だった記事:熊本大学の鈴木克明先生との対談セミナー/「集まり散じて人は変われど」/Adler UniversityのMarina Bluvshteinとの出会い

土曜日は最近の出来事の経験とその感じを書いています。2019年の最終週は、この年に書いた記事をふりかえって、「いいね」がよくついた記事を全文再録しています。 【経験と感じ】熊本大学の鈴木克明先生との対談セミナー「インストラクショナルデザインとラーニングテクノロジー」日本イーラーニングコンソーシアムの主催で「New Year Meeting 2019」で登壇しました。熊本大学の鈴木克明先生との対談セミナーを「インストラクショナルデザインとラーニングテクノロジー」というテーマで

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【Youtube】2019年好評だったYoutube:還暦ユーチューバー起動!/ 締切を守る方法/どんな人が博士号を取るか

金曜日は「思うこと/したいこと」のトピックで書いています。2019年の最終週は、この年に書いた記事をふりかえって、「いいね」がよくついた記事を全文再録しています。 2019年の金曜日はユーチューブを始めました。「還暦ユーチューバー」ですね。2月から始めて、全部で28本撮りました。最初のころは自分の部屋で撮影していました。しかし、だんだんネタが尽きてきたので、「歩いてみた」「発表してみた」形式のロケ撮影にもトライしてみました。 ユーチューバーやってみて感じたことは、「ユーチ

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【本】2019年好評だった記事:杉浦真由美『ナースのための教える技術』/アドラー『生きる意味』/パーマー、ワイブラウ編著『コーチング心理学ハンドブック』

木曜日はお勧めの本を紹介しています。2019年の最終週は、この年に書いた記事をふりかえって、「いいね」がよくついた記事を全文再録しています。 杉浦真由美『ナースのための教える技術』:ナースによるナースのための教え方■要約 教えることは決して難しくない。誰でも「教え上手」になることができる。インストラクショナルデザインの原則を看護現場の具体的な事例を使って無理なく学ぶことのできる本。 ■ポイント この本は私のゼミで博士号を取得した杉浦真由美さん(札幌医科大学)の最初の本

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【研究】2019年好評だった記事:研究におけるつまずき/書く技術/職場での研究/研究の逆向き設計

水曜日は「研究すること」のトピックで書いています。2019年の最終週は、この年に書いた記事をふりかえって、「いいね」がよくついた記事を全文再録しています。 研究におけるつまずき全9回で「研究におけるつまずき」を連載しました。 【研究】01 研究におけるつまずき 【研究】02 研究のつまずき:自分で問いを作ることに慣れていない 【研究】03 研究のつまずき:研究に正解があると思っている 【研究】04 研究のつまずき:ゴールが明示されない 【研究】05 研究のつまずき:研究ト

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【研究を教える】(7) 少しでも進める習慣がつけづらい

火曜日は「教える技術/学ぶ技術」のトピックで書いています。ちはる塾おとなの研究コースからのスピンオフ企画として、「研究を教える」というテーマで連載しています。 前回は、研究を教えることの難しさの5つ目として、フィードバックが少ないことと、このまま進めていいのかわからないことを取り上げました。これは研究ということの特殊性としてある程度仕方のないことです。つまり、研究においてはあまり先が見通せないために、フィードバックをしたくても確実なことをいうことができないということなのです

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【アドラー実践】(13) アドラー心理学をどう学ぶか:アドラー心理学のリファレンス

月曜日はアドラー心理学のトピックで書いています。 早稲田大学エクステンションセンター中野校での「アドラー心理学実践講座(全8回)」が終了しました。現在は、この内容を振り返りながら連載しています。 前回は、アドラー心理学の入門として書かれたお勧めの本を紹介しました。まず、ドライカースが書いた『アドラー心理学の基礎』(宮野栄訳, 野田俊作監訳, 一光社, 1996)。そして『初めてのアドラー心理学』(一光社, 2005)を紹介しました。 今回は、リファレンス用の本を紹介しま

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【フリー】アドバイスを受けたらどうするかで成果が違ってくる。

日曜日は皆様からの質問やテーマをいただいて「お題拝借」で書いています。質問やメッセージは「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。 今回は、質問がありませんので、フリーテーマで書きます。 私は学部と大学院でゼミ指導を仕事としています。また、個別に研究のコンサルティングもしますし、そのほかにも、授業や研修の設計、eラーニングのコースデザインなどの専門領域でアドバイスを求められることがあります。いずれにしても、相手のいうことを聞いて、何か良さそうなことを考え

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【経験と感じ】ゼミの雰囲気は一番重要な要因かもしれない。

土曜日は最近の出来事の経験とその感じを書いています。 大学院のゼミが終わって2019年はすべての授業が終了となりました。最後は、夜遅くまで開いている「ママキムチ」で夕食でした。 大学院ゼミはいつもそうなのですけど、今回はいつもより増してにぎやかでした。発表者も目白押しで、時間が不足気味でした。それが来年度はゼミの時間帯を金曜日夜から土曜日午後に移動する理由の1つです。 でもこれはみんなが積極的に研究を進めていることの証拠でもありますので、うれしいことです。院ゼミのみんな

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【思うこと】2019年も終わりに近づいてきました。役職の1年間でした。

金曜日は「思うこと/したいこと」のトピックで書いています。 2019年もあと10日あまりとなりました。先週は、2020年度の講演やワークショップの依頼を少しずつ断っているということを書きました。そのことで捻出できる時間を別のことに振り向けたいという考えです。 実際のところ、2019年の講演やワークショップはそれ以前よりもかなり減らしてはいたのです。それでもかなり忙しかったと感じるのは、学内役職の仕事に時間を割いたということになるでしょう。まあ、こればかりは何が起こるかわか

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【研究】コースの開発は創造性を必要とする応用科学

水曜日は「研究すること」のトピックで書いています。 前回は、コース/プログラムの開発とは何かについて書きました。それはある領域の内容をどのような方法でどんな道具を使ってトレーニングすればいいのかということを記述することです。それは料理に例えればレシピということになります。端的にはレシピの開発が、コースやプログラムの開発に相当するということです。 料理のレシピの開発が簡単なものではないのと同様、コースやプログラムの開発も簡単ではありません。それは基礎理論を土台にした応用科学

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【研究を教える】(6) フィードバックが少ない

火曜日は「教える技術/学ぶ技術」のトピックで書いています。ちはる塾おとなの研究コースからのスピンオフ企画として、「研究を教える」というテーマで連載しています。 前回は、研究を教えることの難しさの4つ目として、締切がないこと、正解がないこと、ゴールがないことを取り上げました。普通の勉強であれば、締切があり、正解があり、これを習得すれば終わりというゴールがあります。しかし、研究ではこれらがないのです。このことは自由な感じを持たせるかもしれません。その一方で、研究がなかなか進まな

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