切り方ひとつでレシピが変わる?野菜炒めから始まる料理レパートリーの増やし方
料理には「切る」という手順が欠かせませんね。テクニックではなく視点を変えるだけで「どう切ればいいのか?」に答えが出せます。
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わたしたちは料理研究一家です。
そう名乗って活動を始めて早8年。家族で「くらしをなりわいに」と取り組んでこれたのも、日常を楽しめているからだと思います。
夫婦という切り口だと結婚して12年目に突入。お互い料理好きで出会ったものの、妻マミィの料理は本人が楽しみつつ継続した結果、身内ながらすごいなと思うことばかり。
今、きっと多くの方がおうちで過ごして直面している問題は「ごはん何つくろう・・・?」ではないでしょうか。
私たちも同じく「ごはん、どうしようかね?」という会話がよく出ます。繰り返すうちに、献立の決め方について色々と発見が増えました。
無限のレシピと思えるほど毎日料理をするマミィの様子を、夫として観察もする中で気付いたこと、料理を楽しむヒントを記録していきます。
おうちで過ごす時間が増える中、ひとりでも、家族とでも、日々の食事を楽しめるきっかけにつながれば嬉しい限りです。
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まずは自分の胃袋と相談します
「え?切り方の話じゃないの?」というツッコミは大歓迎です(笑)
とりあえず「料理 切り方」なんて検索してみると、とにかく出てくるのは「xxx切り」という切り方の種類についてです。
薄切り、細切り、乱切り・・・上手にキレイに切れるかではなくて、なぜ、こういう切り方を選んだのでしょう?
切り方の選び方は出てきません。不思議です。
でも冷静に考えれば当然なのです。例えば木造の何かを建てるとして、どういう建物か決まらない内に木材を切るわけにはいきません。
木造の家を建てるんだ!といって、それが犬小屋のことだったら準備がまったく違ってしまいます。確かに愛犬の家という点では間違ってないですけども・・・
切り方の選び方は、つまり何を食べたいかで決まるのです。
というわけで、何を食べたいのかまずは胃袋と相談しましょう!今日は何を食べるか・・・と悩んだら、身の回りの情報収集をして決めるという方法もあります。
今回は、野菜炒めを作る想定で進めますが、よかったら参考に。
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どういう食べ方が欲しいか考えてみる
「え?まだ切り方の話に入らないの?」というツッコミは承知ですが、もう切り方の話に入っています!
結論から申し上げると「切り方=食べ方」です。
なぜ、イコールになるのでしょうか?自分が思い浮かべた野菜炒め、使われている具材はどんな形を想像しましたか?
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料理研究一家のマミィが作る様々な古川家ごはん。いつも食べる側でもある夫のダディが見て気付いた、料理に対する考え方や楽しむコツなどを書いてい…
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