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福岡への思い

福岡県内に住民票があったことはない

とはいえ、出生地は大牟田で、親戚の多くは福岡にいる

幼いころは、祖父母に会いに行ってよく過ごした

幼馴染もいる

一時的に実家が福岡だったときもあって、子連れで帰省して過ごしたこともあった

今は亡き祖父母の法事のために、二児連れ・三児連れで九州新幹線に乗ったこともあった

思い出が尽きない

司法試験は、旧司から受けていて、散々浪人していたけども、ロースクールを卒業して仕切り直しの初めての新司法試験を受験したとき、実家から自転車で通えるからという理由で、福岡の受験会場を選択していた(司法試験の受験会場は全国に限られている)

転勤族人生ではあったけど、この初受験のときも、そのインパクトを受ける

出願するのは、前年の12月

まさか想像もしていなかった

3年も住んでいないのだから、そこで転勤があるとは想像していなかったけども、5月の試験を控え、授業を修了し、卒業式も終え、模試をこなして、仕上げの時期というとき、だいたいが、転勤の発表はいつも唐突ではあるけども、そのときも唐突だった

模試の間、母にサポートしてもらう計画も撤回し、1週間で、福岡から東京への引っ越しを終えてもらい、そして、受験会場をどうするか考えた

実家が東京になったので、東京での受験に変えるということも考えられたけども、東京といっても郊外ゆえ、都心まで受験に通う(司法試験は、間にオフの日はさみ5日間で行われる)イメージが湧かなかった(当時、松本暮らし)

なにせ、2歳になったばかりの息子もいる

受験会場に通いやすいことをメリットに福岡会場にしたことを活かすことにした

博多駅近くのホテルに親子3代で泊まって、試験時間以外はなるべく息子といれるように

親戚の多い福岡だから、祖母も孫守りがしやすかった

結果として、浪人することにはなるのだけど、一瞬よぎった受け控えをせずに挑んだことは、後の(2年後になる)最終合格を導いたことと思う

思い出深い博多駅前にまたいる

空路にて、すでにふりかえっていたところ、大牟田の映画のメインたる延命動物園に、この受験のための来福のときも遊びに行ったことを思い出す

2歳の息子が、親戚に愛でられながら、動物園に行った思い出

昨年、法事で来福したときは、さらにまた、弟妹も一緒に動物園に行ったのだった

歴史が古い動物園のあれこれは父からも話を聞いているけども、今は、日本で唯一の動物福祉に力を入れていること、それが映画になっていることがとても素晴らしい

映画のレビューも記す

大牟田住人ではなかったけども、転勤族で地方を転々として過ごした私にとっては、やはり、故郷といえるのは大好きな祖母に会いに行った思い出も多い、この大牟田

おばあちゃんっこ的にも響きまくる映画である

私の祖母は、最期まで認知症とは無縁ではあったけども、老々介護していた祖父は認知症で、その大変だった日々のことは祖母からよく語ってもらっていた

散歩といって出掛けたまま、帰宅できなくなって、みんなで探し回ったこと(小学生の私は他県にいて全く知らなかったことを後でたくさん語ってきかせてくれた)

個人的なエピソードが社会の問題につながる

徘徊高齢者をどう見守るかは社会の課題だが、大牟田市は、先駆けて取り組んでいて、その仕組みが映画でしっかり描かれていて、すごいと思った

全国紙にも取り上げられていたから知ることができたネットワーク

祖父のことをみんなで探して見つけたときにはない仕組みだけど、心は続いているように思う

大牟田市いいじゃん

延命動物園については、そうやって子連れで何度か行ったことがあるというくらいだったけど、話題になっていることは度々お見かけしている

住んだこともない大牟田にこれだけ愛着があるということは、それは、両親の生まれ育った町だからであり、親の町が子の町にもなっているということではないか

親子を感じないわけにはいかない

映画はおもむろに、ひとり親問題にも絡んでいった

急展開すぎてびっくりするが、地方の実情と関連することが想像できる

いつか見に行きたいなという想いが募っていくのは大蛇山

公式キャラはジャー坊

大牟田は驚きの大物を輩出していた!

日野社長の縁からって、すごい

全国各地、類似した地域おこしがあるのかもしれないけども、ついひいき目で見てしまう

小平サイコーに並んで、大牟田を推す

なんだ、ルーツって大事ってだけか

だから、大切にしたいよね

出身母校にも愛着があるし、小学校の大半を過ごし平和教育をよく学んだ広島も、意外に有名な静岡高校を卒業した静岡も推し

あとは、山口と千葉にも住んだことがある

山口では、友達歴イコール年齢の幼馴染と出会った

千葉時代は短いけども、おかげでディズニーには詳しくなっている

実家は、名古屋にあったときもあり、これも縁深い

山口広島千葉静岡東京、そして、忘れてはならぬ長野

いろいろな地方で暮らしたが、生まれたのは福岡

日本から出たいとは思ったことがない日本好きである

日本にいる中でも多様性は十分に味わえる

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