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1!2!!3!!!共同親権弁護士古賀礼子自己紹介2024〈進化する記事〉

共同親権弁護士古賀礼子です

共同親権民法改正を歓迎しています

令和6年5月17日、国会審議を経て改正法が成立しました

3年近くにわたり37回も会議が開催された法制審議会家族法制部会での審議が令和6年1月末に取りまとめが行われ、2月の答申を経て、3月8日閣議決定、14日に衆議院本会議で取り上げられ、4月2日より法務委員会で検討12日に修正を踏まえた案について賛成多数で可決され、16日に衆議院通過、19日より参議院の送られ、参議院法務委員会でも5月16日に賛成多数で可決という経過をたどり、当初、共同親権訴訟の最高裁に向けた上告理由書の用意を優先していたものの、4月9日の衆院法務委員会から傍聴を始め、25日からの参院法務委員会もほぼ傍聴しながら見届けることができました

2011年子連れ離婚当事者となってから13年

子連れ離婚経験があり、当時息子は3歳で、無職浪人中という綱渡りな日々を過ごしたこともあるため、子どものしあわせのためには、1人で抱え込まず、たくさんの人に頼って子育てをしていいこと、頼りになる存在として元配偶者をカウントしてよいという考えにあり、親権者として、息子が離れて暮らす父親との関係性を育むことがてきるよう、反省することも多々ありながらも、試行錯誤取り組んできました

高校生となった今では、すっかり父母同士は没交渉で確立しつつも、息子にとっては父にも母にも頼りながら、自立に向けて、好きなことや勉強をやって楽しく過ごしているので、心配することもなく、独立した親子関係をそれぞれ育んでいるところです

共同親権制であったならば、もっとストレスなく揉めることもうまく回避できたのではないか、と振り返ることもありますが、今となってはあのドロドロした想いもすっかり引きずることもなく、記憶にはあるけど、過去のモノに風化したものとして扱えるようになった気もして、あの経験が、これからの共同親権法改正後の社会で多くの親子の役に立つならば幸いです

糧になるよう、弁護士としての取り組みに活かしています

誰でもできる共同親権の子育て

弁護士として、裁判所の手続にも同伴しながら、父母の間に生じた紛争を解決し、父母による共同養育責任が果たせるよう環境を整えることの意義の重さを感じます

理念や知見、心の整理だけでも、自律して共同養育できるご家庭もあるでしょう

様々なサポートがすでにあり、既存の心療内科の利用などでも十分セルフケアが叶うことで、自ずと環境を整え、それだけで、支障なく共同養育ができる例もあるでしょう

引き続き、そのようにして豊かなおやこの時間を過ごしていくとよいです

一方で、父母間に紛争が存在する場合、感情的な対立を引き起こすこともあり、協力することが難しくなる場合があります

紛争を解決することが大切な鍵になるでしょう

その場合、別居をする、離婚をするということで、身分関係や実際の暮らしを整えるだけでも、心が落ち着き、必要な話し合いを冷静に進めることで解決できる場合があります

お金の問題を誠実に解決する

弁護士の専門性が特に発揮するのは、財産分与など、膨大な資料を正確に収集・整理・分析・計算して、公平に解決する必要がある場合になります

もっといえば、いざ離婚するときには、速やかに円滑に婚姻共有財産を分与できるだけ、常に風通しよい関係にいることが、実は、夫婦円満の秘訣にもなりうる大事なことであり、父母として協力して子育てをする上での基礎にもなります

お金も大切で、生きてきた実績にもあり簡単に処分することが難しい場合もあれば、割り切ることで譲歩のツールとなって、紛争解決に役立つこともあります

詳しくは、RK式離婚講座という企画で届けていこうとも用意しています

人生100年時代、子ども時代を経て、長い自己実現時代のどこかで子育て時代が重なることがあるかもしれないにしても、人生の一部でしかないこともあり、そんな中、子育てのことでつまづき傷つけ合うようなことが起こると、大切なお子さんの育ちにも影響しかねないからこそ、リスク管理のためにも、今、ちょうど成立した改正法の理念をよく理解して、自分のためにも、お子さんのためにも、よい子育てを続けていきましょう

そんなことを届けたく

つづく(更新を予定しています写真も更新予定)


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