長年「自分が凡人であること」を、受け入れられないでいる

今日はとても気分が悪い、何が起こってもイライラする。

①ずっと停滞していたTOEIC、改めて気合いを入れ直して、感覚的にすごく成長を感じた。今回こそが最後なんじゃない？と期待をしたのも束の間、普通に前回より30点も低かった。

もう次に勉強して受験するパワーが残っていない。でもここで諦めたらここ10回以上かけた受験料が何にも残らず無駄になると思うと、とても苦しく悔しい。

周りがさらっと、時間も金もかけずに出来る（ように見える）ことが、私はいくら時間や金をかけても成し得ない。

②調子に乗って英会話講師の副業を始めようとした。普通に手元にもっとお金がほしかった。書類も面接も通って完全に浮かれてたら、模擬授業で普通に落ちた。TOEICの結果に落ち込んでたところに不合格、やり直し、もう全部やめたい。

③同期入社の人、同い年の人が昇進したらしい。

④仕事で、とにかくリアクションが遅い人。忙しいのかもしれない、体調が悪いのかもしれない、そもそも今日は休んでいるのかもしれない。でも「あなたの優先度は低いですよ」と匂わされているような気がしてどうしても気分が悪い。

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どれも大した出来事じゃない。ただ、総じて無性にイライラする。

今日イライラしていた出来事の全てを振り返ってみても、私は自分のことを他人より少し特別な人間だと思っているんだと思う。

自分はもっと評価されるべき、もっと金をもらうべき、もっと丁重に扱われるべき

書き出してみるととっても傲慢。ただ、納得感がないわけじゃない。

誰のおかげか、生まれつきか、それなりに自分は人並み以上に価値のある人間だと思って生きてきてしまった。「あなたは凡人ですよ」と突き付けられる機会は学生時代から幾度とあったけど、頭の悪い私はそれを今でも受け入れられないでいるんだと思う。

いつかそれなりの人に見つけられて、どこかで多大な評価を受けるのだと、心のどこかで思ってしまっている。

とっても惨め。人よりコストもかかる、能力も低い。私はそんな燃費の悪い生き物なんだなと、頭では分かっているのにどうも心に沁みて来ない。

お金に困っているわけじゃない、でも社会から人並み以上に評価をされたいという気持ちが私はとても強いのだと思う。

ただ、実際の私は、平均的な賃金の人間としてのみ評価をされている。語学も強みといえるほどの実力が認められているわけでもない。

社会からの評価なんて意味があるのか？社会からの評価＝金なのか？大事なのは自分の軸じゃないのか？

今の自分に対して、自分の中からでもこんなにありきたりな投げかけが出てくる。でも、今は綺麗ごとを聞きたい気分ではない。

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結局、私の今までそれなりに一生懸命やってきた時間とはなんだったんだろう。人並みにしか評価をされないなら、もっとサボったって良かった時間が沢山あった。同時に、私よりサボって生きている（ように見える）人が、高い評価を受けている事実がどうしても受け入れられない。

自分がフツウ、それ以下の人間だと気付いたとして、私はこれから何を目標に、何を受け入れていけばいいんだろう？

今までは自分はやればできる人間、評価されるべき人間だと信じられていたから、いろんなことに挑戦できた。多少コストのかかるものでも、これから評価される未来が待ってるから「自己投資」と思って納得できた。

でもフツウだったら？私が凡人であることを受け入れた上では？

自分には無理かな、自分の身の丈には合わないかな、と多くのものを切り捨てて、様々なことに妥協して、いろんなものを諦めて生きていかなきゃいけないんだろうか。じゃあ、何なら私が選んでもよくて、何なら高望みなんだろうか。

総じて、この先何を選んで生きていけばいいんだろう。きっかけは些細なことだけど、今すごく苦しい気持ちでいる。

これ以上、自分に少なからず自己投資をするのは、将来の自分の生活を苦しめるだけなんだろうか。今ある賃金を、ありがたがって数えて、出来るだけ使わずに過ごすことがベストなんだろうか。

あ〜もう普通に何にもしたくねえ。でもお金は欲しい。もっとお金をもらうにはどこかで評価をされなくてはいけない。でも凡人の私にはこれ以上の評価は見込めない。

そう思うと、今の手元にある金で納得して、食えるもんを適当に食って、死ぬのを待つような人生になるんだろうか。

自分が凡人であること、を受け入れることが私にはすごく難しい。