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自分で専攻(メジャー)を作れるアメリカの大学

アメリカの大学へ入学した当初、人間への関心という理由で哲学を専攻した。2年次に世界の紛争に関わる人達との触れ合いで平和への意識が強まった。入学した大学には平和学はなかったが、代わりに見つけたのは特別専攻プログラ厶。これは既存の専攻にはないが、勉強したい専攻を自分自身で創造できるものだ。まずはこの必要性をプロポーサルとして書き上げ、この特別選考の必須クラスをあらゆる専攻から引っ張ってきて自分の専攻にしていく。
ある友人はロシア語と日本語を組み合わせた特別専攻で卒業した。私のプロポーサルは一旦却下されたが、めげずに強い決意で志望理由を書き上げて承認を得る。最後は哲学と平和学の2つの専攻での卒業できた。無ければ自分で作れるというのがアメリカの大学。自身の可能性を拡げてくれた大学には感謝している。

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