子供の宿題をどこまで手伝うか。魚の釣り方を教える。

こんにちは。ページをご覧いただきありがとうございます。
私は、アメリカで子育て中の主婦です。
今日は、日々子供が取り組んでいる宿題について
親としてどう付き合うか、考えたことを書きます。

アメリカ在住でもそうでなくても、
子供のやる気を引き出しながら、
いかに家庭学習を習慣化するか。
は一つの課題かと思います。
我が家の例も、一例として、お隣をのぞき見する気持ちで見ていってください。

我が家の日本語学習事情

我が家には小1の男の子がいます。
1年生の1学期まで日本で暮らしていました。

今はアメリカの現地校に通いながら、
週1回、土曜日に日本語補習校で漢字や日本の算数を学んでいます。

補習校は週に一回しか授業がないため、
日本語力を維持、伸長するには、家庭学習が大切になります。(と、入学案内に書いてありました)
そのため、宿題がそれなりに出ます。

例えば、今週はこんな感じです。
・国語教科書の音読
・こくごワーク 3ページ
・漢字ドリル 7ページ
・絵日記
・算数    3ページ
・漢字テストの練習

膨大、という量ではないのですが、
子供の機嫌のよい時を見計らいながら
計画的にやらないと、週末に親子で焦る。そんな量です。

入学して2か月弱たち、これまでなんとなくこなしていましたが、
これをどんな風に取り組むと子供のためになるのか。考えてみました。

正しいやり方はないけれど、私だったらこうする

私が子供だったら、、一気にやると思います。

補習校の翌日、日曜日のだらっとした時間にでも。

これは、私がきっちりしているとか、勉強が得意ということでは全くありません。

子供時代、比較的簡単な宿題(漢字をひたすら繰り返し書くとか)を一気に終わらせるのが、ゲームのようで楽しかったから。
でも、息子は、そのゲーム感覚はないみたい。

そして息子は、週末には一切、宿題をやりません。絶対やりたくないんだそうです。

そのかわり、平日、月曜から金曜、
アメリカの学校から帰ってきた後に、コツコツとやります。

たぶん、そのほうが、いいですよね。
勉強習慣を作るという観点でも、
日本語に触れる機会を増やすという観点でも。

どこまで手伝うのか、が問題。我が家の場合

平日、学校からの帰宅後に、遊びだす前に宿題に取り掛かる息子。
素晴らしい姿勢だと思うのですが、(親ばかです)
現在は、いつどのページをやるのか、は母親の私が決めています。

つまり、私が学習スケジュールを立て、今日どこまでやるかを伝える。
そして、息子はその通りにやる。というスタイルです。

息子が疲れている様子の日には、
今日終わらせるページ数を少なめに設定したり、
または、ページ数で目標を伝えず、15分だけがんばろう。
と伝えます。

これが今のところうまく機能していて
前日に焦ることなく宿題をこなしています。

しかし、このスタイル、スケジュールの管理者がいないと成り立ちません。
ずっと続く、日本語補習校の宿題のある生活。

小学校の高学年や中学生になっても、
私がスケジュールを立てる係として
ずっと並走するのでしょうか。

今のうちから、本人に自分のペースでやらせて、
あんまりさぼると最後に困るということを
低学年のうちに身をもって感じさせるべきなのか。

すこし悩んだのですが、私は、次のような方法にしてみることにしました。

スケジュール表を作ってみた

これまで、その日の息子の様子を見ながら
私が決めて口頭で伝えていた宿題管理方法。

週間カレンダーを印刷し、
日々取り組むページを私が記入、見える化
し、
息子にも私の考えている予定を共有することから始めました。

簡単なことなんですが、
カレンダーを印刷して書き込むというひと手間がめんどくさくて、
今までやっていませんでした。

気を付けていることは、以下の点。
・予定は未定、変更OK。
期日までに終わらせられることが目的だから
日々の予定は変更してもOKと共有。
スケジュールの修正も一緒にやる。

・予備の日を、後半に作る。
今の宿題量なら、多すぎてこなせないということはないのですが、
今後、宿題が増えてきたときのために、
予定通りいかなかったときのためのバッファーを作る習慣を持ってほしい。

今は私がスケジュールを立てますが、
2年生くらいからは自分でスケジュールを立てることもやってみてもらいたいなと思っています。

そんな風に、
全部やってあげるのでもなく、
全部自分でやらせるのでもなく、
魚を釣ってあげるのでもなく、
魚の釣り方を教えるスタイルでやってみることにしました。

見える化して息子の取り組みに変化があれば、また追記したいと思います。

みなさんは、家庭学習、どんなふうにしているのでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました!


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