倍という言葉と1より小さい数を掛ける事への混乱
倍…多くする。加える。それに同数・同量を足し加える。また、同じ数を何回か加える。
倍の意味を調べると やっぱり 増えるイメージが強い
算数では 1より小さい数を掛けたり割ったり
文や単語からイメージする物とは
反対の結果になる事が当たり前にある
式が書いてあるなら
それをそのままそれを計算すれば良い
少数の掛け算も割り算も出来るようになってきた
文章問題で
たかしくんの身長は150cm
影の長さは身長の0.7倍です
影は何cm?
何となく 身長より影の方が少ないだろうと想像する
想像できればできるほど
倍 という国語的な言葉の意味を分かっている程に
この問題が
掛け算の問題だということに結びつかない様だった
影が身長の2倍です
だったら?
難なく150×2ができるのに
言葉のもつイメージに惑わされてしまっている
長男は 何倍ですか?という文章から
増えるイメージを持ってしまった為
×0.7 にどうにも納得がいかなかった
0.7倍にとても違和感があるようだったので
1度 2倍だったらどうなるのかを挟んだ
その後で
数字が1より小さい数だったとしても
文章問題では 何倍です 何倍ですかという表現になる
と 説明をし直した
ひとまず 2倍と同じように
0.7をかける式を作れば良いと納得した
日常生活では
物が半分の量になる時
物の値段が半額になる時
0.5倍にして
とか
0.5倍で売ってるよ
なんて言い方をしないのだから
国語は国語 算数は算数 といったところなのか…
なんでそんな言い方をするのか!と引っ掛かって
先の説明を聞けなくなるのだから
納得のいく説明を考えるのにこちらも苦労する
算数の世界では
物の値段は半額になることもあれば
0.5倍になることもあるし
基準になるたかしくんの身長が分からない事もある
それが算数なんだ 教科書なんだ テストなんだ
そういうものなんだと
気にしないで欲しいところだったが
そうもいかない
そんな風だから
たかしくんの身長の0.7倍の影ができていた
影の長さは105cm
身長は何cm?
と聞かれた時はもう死んだ魚の目をして固まっていた
式というのは
分からない 求めるべき物がイコールの後
という先入観も強いのかもしれない
3年生でも 四角を使った式を習うけど
この頃は精神的にものすごく荒れていて
夏休み前までは登校はしていたものの
身に付くほど勉強に集中できていなかった
四角を使った式 は 他の単元に比べて
苦手そうだなと思ったのは覚えている
家で勉強を再開し始めた時は
得意そうな単元を選んでやっていった為
3年生の四角を使った式と
5年生の 割合 辺りででてくる 四角を使った式 を
改めて 一度にやることになった
1つ目の手順
★問題をそのまま式になおし
数字が書いてなければ□で書く
それがどうしてか なかなか 納得しなかった
式とは数字であるべきだと思い込んでいるのか
そこから思考を切り替え 方向転換することが難しい
お菓子の値段で
足し算引き算の四角を使った式 を説明した
お菓子の値段が少し安くなった話くらいでは
式を立てなくても 答えが分かってしまったので
それだけでは
□を使う式を書こうとしなかった
集中力が切れてきたところで
ゲームの値段に変えた
ゲーム屋さんがセール中だという
長男の興味を引くワード と
イメージしやすい状況に置き換えると
頭が働くようになり
結果的には
% 何割 少数 への それぞれの変換が理解できるか
合わせて確認することができたので
初めからこうすれば良かった
30%オフ
お小遣いでゲームソフトを買う為
任〇堂ショップのセールのチェックを欠かさないので
長男にとっても身近な話だ
少し複雑な話になったからか
私が説明しながら書いている□の在り方を
ちゃんと理解しようと考えながら
説明を聞いている感じがした
なんでそんなやり方するのか!
で 思考停止せずに
解き方の説明を 聞き流すのではなく
【聞きながら同時に自分も考える】
ここにたどり着くまでには
教科書の順を追った説明とは全く別の角度からの
工夫が必要なのだった
長男は学校の教科書を進めていける事で
安心感を得られるようなので教科書を順不同で
次男は興味がもてないと意欲が出ないので
教科書はなかなか使えておらず
こういうドリルで勉強しています
セール中のゲーム屋さん定価はいくらだった?
(一度 理解して問題が解けるようになって
じゃあ次の単元へ!と進んでいくと
忘れてしまっていることもあるので
子供達に響いた説明をこの様な画像にまとめて 印刷して 写真ファイルに保存して使っています)
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