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幼少期と過剰適応

子供たちが診断を受けて色々調べていると
療育 なるものにいきつく

カウンセリングで長男の不安の強さや
癇癪体の使い方が不器用かもしれない話をすると
感覚統合を勧められた

ブランコや平均台やバランスボール

体を動かす 
運動することと癇癪が結びつかず
不思議に思いながら カウンセラーの話を聞いていた

帰宅してから 
感覚統合 固有格 前庭覚 について検索してみると 

体の使い方だけではなく
感情のコントロールにも効果があることには
ちゃんと理由があった

体の内と外からの刺激に対する感覚は
五感だけではないらしい
 

五感に対してでもも
様々な感覚過敏や鈍麻を持つ子がいるというのに
まだ他に別の 感覚という物があったのか…

療育や放課後デイサービスなど
支援に結びついてからなら

これらのワードや内容は
あるある話 のようなものになっているが

保健所の健診や保育園幼稚園からの指摘がなければ

イヤイヤ期の癇癪の強さや
寝ない など悩んでいても

イヤイヤ期ってそうだよね
オモチャが欲しくて泣いても絶対買わないよ

とか

子育て本を読んでいても

買わないと約束して出掛けたら
絶対買ってはいけない

とか

それは間違ってはないだろうし
そうするべきなのは分かってはいる

だけど 癇癪の程度は よその子とは比較しにくい

今はYouTubeでも子供の事 パニックの様子など

発信しているチャンネルも
多くなってきたように思う

せめてそこへ辿り着かなかったのかと
あの頃の自分に言いたい

それでも
自分なりに 癇癪 イヤイヤ期 男の子の躾 などでは
必死に検索していた

もしかしたら 癇癪 に引っかかって
自閉症などのページも少しは見ていたかもしれない

だけど 発語が問題なくあった上に

クルクル回る
 ぴょんぴょん跳ぶ
逆さバイバイ
オウム返し
エコラリア
クレーン 
つま先歩き
オモチャを本来の使い方ではなく
                                                     独特な遊び方をする
こだわり (こだわりと一言で言っても
                                              多様過ぎてピンとこない)
水を触るのが好き
目が合わない
呼んでも振り向かない

どれもこれも何ひとつ当てはまらなかった

発達障害というものがあるのは知っていたが
私の中では多動のイメージが強く

癇癪について調べてからも
自閉症ではなさそう
ウロチョロしないから多動ではないだろう

家で吐き出せてるのはむしろ良いらしい
イヤイヤ期はみんな大変だと言っている

これで終わってしまっていた

数年後 ASDとADHDの合併と診断がつき
ASDで検索した時に出てくる事が

今度は

あれもこれも当てはまることにびっくりした

今もまだ色々と勉強することがある中で
ASDと自閉症は
割とセットで出てくることも多いのに

癇癪の強さしか当てはまらないな

と思ってしまっていた

癇癪の理由になっている事を読み解くと

幼少期の困っていたことの
ほとんどの理由が見つかったのだった


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