見出し画像

【60年代映画衣装】レースアップシャツ、両面プリントTシャツ

こづ堂@昭和レトロ衣装研究

お久しぶりです。こんばんは。
今回も1960年代の日本映画の衣装について書いていきます。

約1年半ぶりですが、その間も50～60年代の映画は観続けてました。

それではスタート！

レースアップシャツ



小林旭主演の映画「大森林に向って立つ」（1961）を観ていたら、アキラが珍しいトップスを着てました。

レースアップで胸がはだけたセクシーな服なのですが、調べてみたところ、1950年代にはレースアップのシャツが日本にあったそうです。


↑紐の部分がなくなってしまってるのですが、男性がこういうトップスを着ていたことは間違いないようです。

アキラの着ているトップスは胸元が空きすぎていて、上の白のトップスとは見た目にちがいはありますが。

両面同じプリントのTシャツ




次も小林旭主演の映画から。
「さすらいは俺の運命」（1965）を観ると、チンピラが両面プリントのTシャツを着てました。

ヤシの木らしきプリントがあり、裏面もまったく同じプリント。パッと見、スーベニア（お土産用）Tシャツのようにも見えますが果たして。



両面同じプリントのTシャツは初めて観ました。50年代～70年くらいまでの映画を600本以上は観てるのですが。

この時代、衣装がいろいろな作品で使い回されてるので、また登場する可能性も。そのとき、プリント全体がしっかり映っていたら、 またなにかわかるかもしれません。

まとめ

今回は、60年代の映画での2つの発見を報告しました。

❶レースアップシャツ
❷両面同じプリントのTシャツ

↑この2つに関しても、それ以外でもなにか発見があったら報告します。

ではまた。

▪️大森林に向って立つ（1961）


▪️「さすらいは俺の運命」（1965）



ガールズカルチャーについて記録したブログも運営してます。



よろしければサポートよろしくお願いします。サポートしていただいたお金は、noteで紹介する映画のDVDや60年代関連の本などに充てます。