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PTAへの道‐kintone 第7回 もっと読み聞かせたい!

最近とってもソワソワしてます。
今年PTAの読み聞かせ部※に入りました。
(※朝時間に教室で子どもたちに本を朗読する活動。「読み聞かせ」るが上から目線なので私的には「読んで聞いて」がふさわしいと思う)

あらかじめ決まった本をポンと渡されて「○○のところを10分で読んで~」といった事務的な活動かと考えていたのですが。
好きな本を用意して練習もしてきてくださいとのこと。

本の用意… 練習……
自分がお勧めする本を選んで
子どもたちに読むとは、なんて素敵!

どんな本がいいかな?
さすがに高学年には、家にある幼児向け絵本ではないだろうなあ。
今の子どもたちに伝えたい本。読んでほしい本。
(それを選んだ自分のセンスもわかるなあ)
ワクワクソワソワしながら当日に向けてずーっと考えています。

昨年実施した本のリスト(本の名前だけ)をもらいました。
知らない本が多くて、参考に調べました。
これもデータで残しておけばいいのにと思いました。
そこで、kintoneの出番です。

読み聞かせ活動のスペース&アプリをつくる

まずは活動内容を共有するスペースを作成します。

当番とかお知らせなどを掲載します。

それからアプリを2つ用意しました。
活動内容を記録するアプリと書籍リストのアプリです。
まずは
読み聞かせ部のかつどうアプリ
活動した日や内容かがわかります。

活動アプリ

実施した日、読んだ本のタイトル、メッセージなどを入れます。
「メッセージ欄」を入れたのは、
「どういう理由でその人がその本を選んだのか」
想いを伝えたいと考えたからです。
また、1年生でもわかるように、フィールド名はなるべくひらがなを使用しています。(給食の献立と一緒です)

書名はルックアップを使い書籍リストアプリから取得します。
関連レコード書籍リストアプリの情報を見ることができます。

ルックアップと関連レコードを使う

プラグインを一ついれてみました。
その名もいいねプラグイン!
これは cybozu developer network 
で提供されているサンプルプラグインです。https://developer.cybozu.io/hc/ja/articles/203711920-%E3%81%84%E3%81%84%E3%81%AD-%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%83%B3

ある記事を見てて、このプラグインを思い出しました。
(レビュー付きの本のリストアプリって面白いです)

レコード一覧画面などでいいねを押すと、ユーザーと数がカウントされます。かんたんにレスポンス評価をもらえます。小学1年生でもできますね。


いいねプラグイン登場!

つぎに書籍リストアプリです。
これは本の情報のデータベースです。
図書室にあるかどうかの情報もいれておけば、読みたくなったときに取りに行けます。ない場合はリクエストをしましょう。

書籍リストアプリ
本の情報と図書室の在庫の有無も兼ねている

関連レコードで連携しているので、かつどうアプリの同じ本から、このアプリのレコードに移ることができます。

2つのアプリの連携

リクエスト依頼はプロセス管理機能を使います。
リクエスト中なのか、検討中なのか、購入が見送られたのか
ステータスでわかります。
残念ながら学校で買ってくれなかったときは、ともだちに貸してもらいましょう。

プロセス管理でリクエスト依頼

こんな感じで、読む側も聞く側も活動の全容を知ることができます。
また、kintoneを使用すれば、
本に興味が生まれたとき、図書室に探しに行ったり、なければリクエスト依頼するなどの発展的な使い方ができます。

翌年の読み聞かせ部になった方たちには、活動の参考にしてもらったり、いいねの新記録に挑戦してもらいましょう。

子どもたちに本を読むことは。
本の良さ、読書の楽しさを知ってほしい
本から何かを学んでほしい
さらに興味を広げて、自分で本を選べるようになってほしい
本の装丁やフォントの美しさを知ってほしい
(私はタブレットではなく紙の本をお勧めする)
自分のそばに置いておく本を見つけてほしい
誰かに読んでもらえる安心感、選んだ人の想いを知ってほしい

たくさんの願いが込められているのでした。

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