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コミュニティに参加した結果、私に起きたこんなこと…CMCで答え合わせ

「勢いで行動していたらいつの間にかこうなってた」
後に「あ、あれってこういうことだったんだ」とその効果が論理的にそうだったと気づくことがあります。

最近、ある本を読みました。
まさに私のkintone体験とぴったりくる内容だったので書きたいと思います。

きっかけは、あるイベント※でゲストの方がいらっしゃるということを知り、予習でもしておくかとひとまず著作を購入したことです。
そのゲストの方が、コミュニティ界の有名人とは全く知らずに…。

※スナックジョイゾーというイベント。kintone界隈で有名な会社が月一回いろんなテーマで開催しているリアルイベント。スナックを経営しているわけではない(今のところ)

『コミュニティマーケティング』

サブタイトルは『ビジネスも人生もグロースさせる
どういうことだろう?と前知識なく読み進めていきます…。

著者は仕事として様々なコミュニティとかかわり、立ち上げた経験をもとに、コミュニティの価値を語ります。それは当事者が内輪で楽しむだけではなく、企業にとってマーケティング戦略に取り入れるべきものでした。

企業(コミュニティを外側から支援する)側の目線でビジネスを拡大(グロース)させる為にいかにコミュニティが有効かを語られていくのと合わせて、私はコミュニティに属する人という目線に注目して理解しました。これは自分を成長(グロース)させる部分です。

ここでは内容の紹介はほとんどしませんがキーワードだけ。
コミュニティに集まる人の性質として3つのものを挙げています。

第3章「コミュニティマーケティング」を成功させるための鉄則 より

リーダー
:商品、サービスのファン、かつ「アウトプット」が出来ている人

フォロワー:ロールモデルの「アウトプット」を、すぐに「フォロー(追随)できる人

ワナビーズ:興味はあるが、インプットのみを要求。「アウトプット」も「フォロー」も当面はしない人

『ビジネスも人生もグロースさせる コミュニティマーケティング』小島英揮 日本実業出版社

私のkintone活動の変遷

さて私がどういうことをしてきたか?少し振り返ってみます。

私はごく普通の会社員で、会社でkintoneを使っているただのユーザーでした。

いつまでたっても何も変わらないので(暇だったので)
ちょっと行動を起こしてみようと考え、kintoneが好きという気持ちだけでエバンジェリストに応募しました。

そこではじめてkintoneコミュニティのことを知ります。
周りのかた(リーダー)はすごく発信しているなあ。kintone好きってたくさんいるなあと見てました。
この時の自分はコミュニティの周りにいる人(ワナビーズ)ですね。

自分にできることがわからず”kintone大好き”を記事にコツコツ書いてくだけの地味な時期、発信力は弱かったと思います。
SNSでもそれほど積極的ではなくフォロワーだったと思います。
そんなこんなで運よくエバンジェリストになりました。

せっかくエバンジェリストという壇上にあげていただいたので、
意図的に発信をしていこう!可能であればイベントに参加しよう!と。
目指すのはリーダーです。
←いまここ。

そしてまた、
教育や子どものことを発信したいと考えています。
これから子ども向けのコミュニティを立ち上げたいと考えています。
←準備中。
目指すのは良いリーダーです。

kintoneコミュニティ後の変化

明らかに変化がありました。
フォロワーリーダーの中間として記事をほぞぼそと発信していたあたりで
SNSでの認知度はすこーしだけ出ました。
=kintoneコミュニティ界隈の端っこにいる人

SNSデビューすると、話したこともない方に話しかけることができます。
それでSNSでつながる人が増えてきました(SNSでは距離感が近くなる!)
=コミュニティにいるかも?と認知されている人

SNSで発信すると、反応が返ってきました。
私はフォロワー数も積極さも控えめですが、伝えたい人に伝わると非常にうれしくなり、効果の手ごたえを感じています(偶然にもその時に一番伝えたい”あの人”たちが見て下さることが多いのです!)
⇒この分野では積極的に発言する人

⇒今は、kintoneエバンジェリストになったので、今までより認知度は出てきたはず…(活躍?はこれからする予定)

私はいまだにごく普通の会社員ですが、kintoneコミュニティの中では少し知名度がある人になれ、思いがけない人達とつながりも出来ました!
イベントなどでお会いする方々、いまでも人の輪は広がっています。

これはkintoneというサービス自体の性質がそうさせたのかもしれません。
また、kintoneコミュニティの土壌が豊かだったからかもしれません。
サイボウズは、せっせと耕して豊かな作物がなるようにしてくれてたんですね。CMCというのはコミュニティマーケティングを考えるための集まりです。価値に気づいた企業がどんどん参加しています。

コミュニティマーケティングに当てはめてみると

ここでも詳しいことは省略しますが。
個人の価値をコミュニティの中で高めることで、自ら成長し、外の世界につながり、自分の人生が幅広くなるということが、本の中で語られています。

コミュニティによって拡がる自分の可能性
チャンスに出会う可能性が高くなる
コミュニティや勉強会が最先端の学びの場に
会社のラベルより、「個」が大事になる時代
コミュニティがキャリア形成、副業・複業を促す土台に…

出典同

目次だけ見てもわかるように、コミュニティが個の成長につながります。
私は積極的にコミュニティに関わり、リーダーになっていく過程で、知らず知らずのうちにこの法則に乗っかっていたのです。
(お会いする方になんとなく会社より自分の名刺をお渡ししているのですが、これも理にかなっていました)

さらにこんな劇的なことが!!

イベント当日、著者にお会いすることができました。
歓談の時間に本にサインしていただき軽く雑談もしました。
ぜひご本人にお伝えしたかったのが
世間がその価値に気づいてないものにフォーカスできる能力。
価値を体系/言語化できる能力。

小島さんがこれをもっていらっしゃるのに感激したということ。
(生意気にも本について著者に語る私…)

笑顔で快くサインをしてくださる小島氏

…ここまでは割とあるパターンですね。

イベント後、いつもより少しだけ多めにSNSで発信しました。
コミュニティによって役割は変えると思いますが、今回はリーダー(発信する人)を意図的にやってみようと。

こんな面白いことがあったよ
ここが素晴らしかったよ
こんなうれしいことがあったよ!
率直な感想を書いていったら…なんと!小島さんがSNSで反応してくださりました。とても遠い距離にいる方だったのに、一瞬でぐんと近づいたのです!自分の行動を認めていただけたようでとっても嬉しい!

この体験から。
スピード感・・・時の波は一瞬にして形が変わるので乗り遅れないように。
思ったことを発信・・・周りの方が聞きたいのは率直でポジティブなこと。
このふたつがコミュニティ参加の意義であり、価値を高めるのだと思います。

小島さんからいただいた言葉は
Do It !!
時代の変化に乗り遅れないように。行動あるのみです!

”好きな言葉”をいただけた!

先が読めない時代ですが、自分の人生も今後どうなるか読めません。
正しい行動を続けていくと人生も良い方向にグロースしていく

私の体験が物語っています。

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