見出し画像

連載Vol.14 「みなと子ども食堂」

こんにちは。松永毅です。
2月も終わりに近づくにつれて、春の訪れを日々感じています。
(花粉とか。)
そして、映画「こどもしょくどう」の公開まで1ヶ月をきり、この連載の読者も増えているのを日々感じています!!

さて、連載vol.14の今回ご紹介するのは、「みなと子ども食堂」さんです。

港区南麻布にある、ありすいきいきプラザ3F講習室で、
毎月第1と第3水曜日の17時30分〜19時30分(受付終了は19時)に開催されています。

今回、お話を伺う事が出来たのは、愛敬真喜子さんです。
2016年から子ども食堂を始めて、今年で4年目になります。
もともとは現在の場所ではなく、芝3丁目に一軒家を借りて開催していたのですが、その後、港区社会福祉協議会に団体登録をして、優先的に安価で借りれる今の会場へ移動したそうです。

広尾駅から徒歩8分の場所にある「みなと子ども食堂」さんですが、
広尾や港区って聞くとどんなイメージがありますか?

”高級””国際色豊か”というイメージだったり、最近は「南青山の児童相談所新設を反対する」ニュースで目にすることも多いのではないでしょうか。
僕自身も、自分とは縁遠い町だろうなと感じていました。
でも実際は、近くに小学校や中学校もあり、子ども達も多く住んでいます。そして、共働きのご家庭が非常に多いそうです。
こども食堂でイベントを開くと、毎回半分以上の方たちはお断りしなければいけないほどたくさん参加があるし、夏休みや冬休みの時などはもっと人数が集まり、子ども食堂を必要とする方たちの多さを実感するそうです。

愛敬さんは、子ども食堂を運営するにあたり、どんな場所にしたらよいか、スタッフの方々とたくさん話し合いをしたそうです。「子どもの貧困をなくしたい!」「困っている人達を助けたい!」など、いろんな意見があったそうですが、自分たちで線引きはせず、誰でも気軽に来れるような食堂を目指したそうです
困っているかどうかは私たちが決めることではないし、困っていなければ来てはいけないということでもない。
”行きたい場所”であり、”来てくれる場所”である。 そして「こんな所があるんだけど、来てみたい人はどうぞ!」という気持ちで活動を続けているそうです。

そんな「みなと子ども食堂」さんのこの日の献立はこちらです!

○ちらし寿司
○豆腐と水菜のサラダ
○緑野菜の胡麻和え
○お吸物
○夏みかん

今回は残念ながら食事の時間に伺うことができなかったので、
味を伝えることができないのですが、ホント、手間暇かけて調理されていました。


食材は新鮮なものを使われていて、お野菜はアシュリオン農園という農園さんが、毎回採れたての野菜を寄付してくれているそうです。
色鮮やかで新鮮なお野菜がたくさんで、このキャベツなんて千切りにして、そのままどんぶりでも食べれそうな色の良さです。

そして、以前連載でご紹介したした「みなみすな子ども食堂」にも参加していた昭和女子大学の学生さんと、今回偶然お会いする事が出来ました。
みなと子ども食堂では学習支援も同時に開催しているそうで、学習支援のボランティアとして参加されてるそうです。
子ども食堂を通じて、誰かと別の場所で再会出来るってとても嬉しいです。

愛敬さん!又、行かせて頂きます、ご飯食べに!!笑笑

↓「みなと子ども食堂」↓
http://minatokodomosyokudo.org/

次回予告
子ども食堂に携わっている方なら知っている方は多いのではないでしょうか。
大田区にあります「気まぐれ八百屋 だんだんこども食堂 」さんです。
これまでと少し違った観点からレポートしていけたらって思っています。
次回も宜しくお願い致します。

松永毅

連載のまとめマガジンはこちら

映画こどもしょくどう オフィシャルサイト

映画こどもしょくどう twitter

映画こどもしょくどうFacebook

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?