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「今、人の心を揺さぶるために、noteを書いています。」とは言いはったものの、どうしたらいいのか?


内省中

1月26日に自己紹介をしてから1カ月。
あの時に、宣言した
〝人の心を揺さぶるために、noteを”
の一言を読み返して、
ふっと自己中心的すぎると思っているこの頃。
(やっと、気づいたか自分)

だからこそ、文章を書くというのは
奥深く、難しく、楽しいのだ、とも。

まず、私が感動する。
それを伝達してみる。
その表現方法の1つに文字を使った
文章というものがあるということは
頭ではわかってきました。

感動とは?

「感動」と一言で言っても、
それを表現するのが難しいものです。
文字を扱う仕事をする方たちは、
まず、その「感動」という言葉の意味を
調べてみるそうです。

手元に国語辞典や類語辞典を
置いている方が多いのです。
それを見た時の私は
驚きと尊敬が入り混じる思いでした。

国語辞典なんて、小学生以来開いていない。
言葉の意味なんてググって終わり、だったから。

よしっ。
私も調べよう。
……手元に国語辞典がないので
検索エンジンを味方につけて。
「感動」とは?

かん‐どう【感動】読み方:かんどう
[名](スル)ある物事に深い感銘を受けて強く心を動かされること。
   「深い—を覚える」「名曲に—する」

デジタル大辞泉より

ほう、感銘を受けて強く心を動かされること。
「感銘」も調べます。

かん‐めい【感銘/肝銘】読み方:かんめい
[名](スル)忘れられないほど深く感じること。心に深く刻みつけて忘れないこと。「深い—を受ける」「お話にいたく—しました」

デジタル大辞泉より

深く感じること。
忘れられないこと。
それが、感銘。

ということは、
感動とは、
忘れられないぐらい
強く心を動かされること。

忘れられない出来事

感動は忘れられないこと。

いや、みなさん知っていましたか?
人って忘却の動物だってことを!

ドイツの心理学者エビングハウスさんの
忘却曲線っていうのがあって、
人は情報を覚えた瞬間から忘れ始め、
20分で覚えたことを約4割忘れている
といわれています。

忘れられないぐらいの出来事って言っても
どうせ、いつか忘れてしまうんでしょう?
だから、感動は忘れないことといわれても……

あれ?
とはいえ、私も人生で感動した
あの時のことは割と覚えています。
結婚式や家族旅行の思い出とか
きれいな海に感動したあの日のこととか。

この違いは何だろう?
そうやって思考を巡らせ調べると、
こんな記事を見つけました。

ごめんなさい。
最後の速読には興味ありませんでしたが、
途中のここが気になりました。

人が一番憶えているもの
それは結局「物語(エピソード)」です。

望月俊孝さんのnoteより

例えば、私が「結婚式」で憶えているものは、
結婚式というただ1日の事ではなく、物語。
あの日を迎えるまでに
友だちに幹事をお願いして、
担任していた子どもたちの参加の手はずをして、
衣装合わせが意外とあっという間で、
病気の親をどうしようか悩み、
お金の計算をして目がとび出て、
何回も打ち合わせをして、
小物や音楽の用意をして、
バタバタして、
わくわくして、
当日はみんなの顔がうれしくて、
サプライズメッセージで泣いて、
上品な花嫁じゃなくていつもの私だと笑われ、
1日中笑いすぎて夜には頬が痛かった、
そんな数々のシーンの組み合わせ。

物語(エピソード)があったから
しっかり記憶に残っていて、
「結婚式」というパッケージになり
「感動」というラベルが貼られ
私の頭の中に整理されています。

感動とは、
忘れないぐらい
強く心を動かされること。

あの結婚式の思い出は、私だけの唯一無二のこと。
だからこそ、私の心が動きました。

あなたが私の結婚式の話を聞いたり、
実際見ていたとしても、
自分のことじゃないので、
まったく同じ出来事には心が響かないでしょう。

ただ、私の経験からエッセンスをもらって
あなたの経験と重ね合わせて
あなただけの唯一無二の体験記憶が呼び起こされる。
または、そんな未来を期待する。
それが、感動の伝染。
それは、きっとあなたの心を動かします。

だから、人は物語に興味がありつい見てしまう。
人のドラマを。
疑似体験をしたいから。

人の心を揺さぶるために、noteを

要するに、
自分勝手に人の心を動かしたいなんて
そんな欲求は捨てて、
私がやってきたことと感情をセットにし
これがよかったよ!とか
これは素敵だった!とか
これは忘れられない!っていうのを
素直に発信すれば
勝手に響く人には、
響く。ということなのでしょう。

誰が読んでくれるか
誰がいいねをつけてくれるか
誰に本当に響くか、なんて
いくら考えても無駄。
私にはコントロールなんてできない。

だったら、
私にできることは、
楽しく文章を綴っていくことだけ。
毎日、新しい学びをして
文章に落とし込んで
とにかく書くことだけ。
まだまだ量が足りないから。
文章と表現技術をあげるために。

今日から3月。
さて、反省も終わったことだし
また書きためていこう。
これまで2カ月、
毎日更新頑張った自分をたくさん褒めて、
今までずっと毎日更新してきたnoterさんに
尊敬の念を送りながら、日々精進しよう。

表現の技術も少しずつ増やしていこう。
そんな誓いを立てて。

2024.3.1.





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