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【スマホ依存予防】子どもにスマホを渡すときに考えること。<お試し#2-1>子どものこころ専門医なのに失敗子育て


※書き終わらなかったので、2部構成になります。

子どもにスマホを渡すまでの3ステップ

  1. テレビの時間を守れる

  2. 親のスマホでお試し

  3. スマホを渡してからが本番



登場人物

私 30代 子どものこころ専門医
長男 小学5年生
長女 小学2年生



子育てに必要なスマホ


「スマホに子守りをさせる」の言葉の通り、子どもにスマホを見せて、泣き止ませたり、時間を過ごさせるのは落ち着かせるのが、当たり前の時代になりました。

もちろん、私も大いにお世話になっています。

一番よく使うのはレストラン。
お腹が空いているのに、待つのは誰でも嫌です。
 長男「おなかすいたー」
 長女「まーだー。おそいー」
 私「じゃあ、店員さんに言ってきなさい!」

親もイライラしてしまいます。

そこで、レストランではスマホを見ていいことにしています。
長女は、自分たちの保育園時代の写真や動画を見てくれます。
写真や動画を見返す時間は、このときくらいしかないので、家族で懐かしい気持ちになります。


子育てに悪影響なスマホ①


一方で、「スマホに支配される」子どもたちがいます。ショッピングモールや電車の中、レストランなど、どこでも見かける光景です。

・親のカバンから勝手にスマホを取り出す。
・常に、画面から目を離さない。
・スマホを取り上げられるとキレる。

図式で表すと、

[スマホ+子ども] >  親

(親の)困りごとになってしまい、病院に相談に来ることもあります。

スマホを渡すことになった理由を聞くと、

 親「同級生がみんなもっているから。」
 親「スマホを新しくしたから、お古をあげた。」
 親「部活の送り迎えで、連絡が必要。」

この結果を予想していたか聞くと、

 親「この子がスマホを辞められないのが悪い。」

責任が子どもにあるかのような論調になってしまいます。


子どもがスマホにはまるわけ


スマホは、使ってもらうために作られています。

「多く」「長く」使ってもらうために、プロの大人が知恵と労力と資金を全力で注ぎこんでいます。

大人たちの血と汗と涙の結晶に、小学生が太刀打ちできるわけはありません。
当然、スマホを手にすると、「いつも」「ずっと」使い続けることになり、現実世界よりもスマホ世界に支配される時間を過ごすことになります。


スマホに支配された🦒きりんパパ医


スマホに支配されるのは、なにも子どもだけではありません。
大人にとっても、とても魅力的です。

かくいう私も、スマホ依存の素質が大ありです。

・常にスマホを携帯。少しでも時間が空いたらアプリをあける。
・SNSに新着メッセージが来ていないか気になり、1日10回以上チェック。
・子どもと一緒にいながら、noteに何を書くか考えて、思いつくと遊びを中断して書き留める。

スマホの画面を見ていないと落ち着かなくなるのは、いわゆる依存症の「離脱」の症状なので、素質というかしっかり当てはまります。

漫画アプリにはまっていた頃、妻に一度「あなたは依存症です。」と言われてから、なんとか家族に悪影響のない範囲で留めようと努力しています。


長男が「スマホが欲しい」と言い出した。


さて、問題は小学5年生の長男です。
高学年になると、友達がスマホを持つのが当たり前になってくるので、
「おれもほしーなー」と言い始めました。

私の子どもなので、同じ素質を引き継いでいます。
少しでも暇があると、数十回とみているWBCの録画を再生したり、数十回と読んでいる漫画を開き始めます。

[スマホ+子ども] VS  親

こうなるのは間違いない。何か対策しないと、絶対スマホ依存になる。
家の中で戦争が始まってしまう。

[スマホ+子ども] <  親

または

 スマホ VS [子ども + 親]

となるには、どうしたらいいか。


そこで考えたのが、「スマホを渡す3ステップ」です。



今日で書き上げる予定が、ここまでで時間がかかりすぎたので、続きは明日以降にします。楽しみにしていてくださった方申し訳ありません。

↓ 続きの記事ができました。長くなったので2部構成で結果オーライでした。よろしくお願いします。

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