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自分らしさの 終着点。

こども環境コーディネーターのタカハシミノリです。ママ・子ども向けのプロジェクトを企画運営したり、個人・組織向けにコーチングしたりしています。


子ども達の日常の素朴な「問い」って面白くて好きです。以前、「どうして泥棒さんは悪いことをするの?」と当時5歳の息子に聞かれたことをキッカケに、「こども哲学」を小学生向けに企画したことがありました。

大人が避けがちな問題への直球質問もアルアルですよね。(笑)

さて先日、「氷って食べ物?飲み物?」と、小1の息子が私に聞いてきました。

この「氷」の問いからの、私のインスピレーションは「融解点」でした。固体が液体になる温度のことです。固体か液体か?と問われたら、もちろん氷は固体です。息子は、でも溶けて水になるじゃん!という言い分。なるほど。


必ず、溶けてくる

40歳を目の前に感じることは、ブレずにコツコツ前に進んでいると「融解点」ってあるなぁって思うのです。

理念・ビジョン・価値観・信念・アイデンティティなど難しい言葉はたくさんありますが、何でもいいんですけど、自分の信じたことをブレずにコツコツ前に進むこと

融解するのは、来年かもしれないし、10年後かもしれない。未来予測はできませんが、融解することだけはわかる。それを信じることができるようになりました。

努力が報われるとかそういう話とは少し違って、自分の信じたことにブレないことが前提です。

固体から液体となって自由になるようなイメージなのですが、溶けるという言い方が本当にシックリきています。

飛行機は離陸後、どんなに天気が悪くて揺れていても、必ず雲を突き抜けて穏やかな空で安定しますよね。飛行機であり続けたから。そんなイメージです。


自分探しに疲れたら、オススメな方法

誰だって、自分らしい生き方をしたいと願うでしょうし、自分探しを一度はします、そして自分軸づくりに励む。

そのままでいいよ・・的なことを言われても、それを受け容れられない経験ないですか?(笑)一人ひとりそのままで本当に素晴らしいんですけれど、完全に受け容れられるようになったのは、融解した後でした。(あくまでも、私の体験です。)

個人的に自分軸はあった方が生きやすいタイプなだけで、それがないことで不安になる必要もなく、向き不向きだと思っていますので、参考程度に。

今日、一番伝えたいこと。

自分の中で優先順位を意図的に決めるのです!「決める」んですよ。決める。ちょっとモヤモヤしてもいいです。決める!!

生きていく上での行動基準とでも言いましょうか。現在の私は3つあります。

・家族(私の生きていく土台だから) 
・自分の上機嫌(自分の周りに波が伝わるから)
・こどもを取り巻く環境整備(仕事・活動・ボランティア 生きがいやりがい ライフワーク)

優先順位が決まると「やらない」ことが明確にわかってきます!

人の行動は、その時の「価値観・興味関心」「欲求」「緊急度」「強制」などによって優先順位が変わりますよね。1日24時間しかない中で、何をどう選び毎日を過ごすか。

私は、3つを決めていることにより7年目で融解点が訪れたんですよ。固体がずっとあったからこそ、融解したのだろうと思います。自分軸って、はじめは決めるんです。そして体現できたら融解する。

不思議な感覚ですが、とても苦手だったことを始めることができそうな気分です。脱皮。


コーチングで自分軸を見直す

アイデンティティの明文化や、ビジョン描写、目標設定などなど、その人の向き不向きがあると思うので全ての方に当てはまるわけではないのですが、モヤモヤと自分探しをするのならば、一度、今の思考を整理して優先順位を「決める」ことは自身の体験からもオススメします。

何人ものママ達のセッションをさせていただきましたが、モヤモヤしてても必ず腹落ちする「箇所」って100%見つかるんですよ。

そこから、パーっとひらく。人の可能性ってすごいと思います。

そこを一度、今の人生の指針として生きてみる。そうすると、融解後、自分らしさの終着点がある。私なりの「現在」の解釈です。ここからが、スタートです。


では、今日も心踊る1日を♬ タカハシ ミノリ

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「今日も心踊る1日を」略して屋号はCoCoL(ココル)。
心が躍っていれば、子ども、家族、仲間、地域、日本、世界に波紋は広がると信じています。上機嫌が一番です!みんな心から笑っていてほしいです。

「こどもを真ん中に手をつなぐ」分野の事業は、一般社団法人はぐネットとして主に、市と協働で事業を展開しています。



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