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夏のキャンプで楽しい渓流釣り



小雨が降るあいにくのお天気でしたが今日はみんなが楽しみにしていた渓流釣りの日です!渓流は川の上流にあって美しい自然の中で魚釣りを楽しむことができる絶好のスポット。そんな渓流での、元気に泳ぎ回る魚たちとのふれあいはこどもたちの冒険心と好奇心を駆り立てます。

キャンプの様子



渓流に生息する魚にはイワナやヤマメ、ニジマスなどがいますが、元気に泳ぐ魚たちをどうやったら釣ることができるのでしょうか?じっと待っているのではなく魚が泳いできそうなところはどこ?川の流れを見ながら魚の居場所を突き止めなくてはいけません。


黙々と魚を探していたこどもたちも「こっちにいっぱいいたよ」「ここは難しいんじゃない?」などと意見交換をし始めました。コミュニケーションをとりながら助け合い、試行錯誤しながら頑張る姿はとても楽しそうでした。自分の力で釣ろうとみんなで頑張りました!

手のあいだからするっと飛び出そうとする元気な魚を素手で触るのは初めてというこどもたちもいましたが、興奮した様子でトライ。光るきれいな魚をまじまじと観察していました。

苦労したあとやっとの思いで魚が釣れたこどもたちの「やったー!」と喜ぶ姿がとても印象的でした。誰かが魚が釣れたときにみんなで喜べる一体感も生まれました。普段の生活ではなかなか出来ない貴重な経験をしてこどもたちのかわいい笑顔をたくさん見ることができました。

川魚の見分け方


釣れたばかりの生きた魚はまるで宝石のようにきらきらと輝いています。見分け方はいろいろありますが体の大きさや模様、背びれの形と位置などをチェックすることができます。

例えばニジマスは尾びれの付け根が太く体全体に黒い斑点があります。体の中央に少し赤みがかったラインがあるのも特徴です。それに比べてイワナは白い斑点があるのが特徴です。

またよく似ているといわれているアマゴとヤマメですが、アマゴには脇腹に赤い斑点がちらばっていてヤマメにはそれがありません。こどもたちと釣れた魚の種類はなんだろうとみんなで観察しました。

渓流釣りの経験を通して


自然を相手にすると、そこに魚が見えているのになかなか釣れないもどかしさも感じました。こどもたちの好奇心と探求心はとどまるところを知らず夢中になって魚を追いかけていました。

ボランティアの方やお友達とコミュニケーションをとったり一緒に協力し合って魚を探したり。貴重な経験を通して様々なことを学ぶことができました。

こども防災協会では災害にあったとき生きるちからを持ち自分の命を守れるこどもであってほしいと微力ながらその助けになりたいと思っています。

川の危険を学び、魚の種類を知り、食べられる魚もいることを知ることができました。友人たちとの交流も楽しみ、積極的に意見を言う大切さも学べました。今回の経験が万が一災害に直面するようなときはきっと役立ちますように。

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