「喜ばれる人になりなさい」(良本紹介#3)
作者は、「人が話し方が9割」の著者の永松 茂久氏。
この本のタイトルである
「喜ばれる人になりなさい」
は、彼の母、たつみさんの言葉。
そんな母たつみさんとのやりとりや、日々を振り返りながら、
たつみさんの本質的な言葉を中心にストーリーは進んでいく自叙伝。
たつみさんの言葉、本質的で、
私にも刺さる、刺さる。
またその言葉を受けて、
永松氏が生み出す言葉も、刺さる、刺さる。
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特にささったのは、
●「喜ばれる人になりなさい」とはつまり、
「自分の人生を生きなさい」ということ。
●自分を幸せにしてくれる人のところに人は集まる。
すべての人は幸せに向かって生きているのだから。
まさに・・涙。
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と、金言だらけなので、その他の言葉たちも
備忘録的にも以下に記す。
●この世には見えないお金があるの。
そのお金はね「徳」っていうのよ。
そして、親の積んだ徳は子どもに流れるの。
だから私は喜ばれることをたくさんして、
あなたたちに徳をながすからね。
●あなたを支える、一見見えない
「お蔭さま」の存在。
●1つめは、子どもに心配する時間があるなら、
それを自分の好きなことをやる時間に変えること。
その姿を子どもに見せれば、
子どもは将来そうやって楽しく生きれる人間になるって
信じているから。
●2つめは子どもがどんな状態であっても、
お母さん自身が自分の期限は自分で取りながら明るく生きること。
●3つめは、何があっても子どもの味方でい続けること。
何があっても子どもの未来を信じること。
●「我」ってのは商人の大敵。
●社会に出たら、「喜ばれる人」の順に成功する。
●力や才能って、
決してあんたをいい気分にさせるためだったり、
あんたをいばらせるものでない。
その力を使って周りの人に喜ばれる人になりなさい、
って神様がくれたものよ。
●そのことを忘れて、
ちょっとうまくいったからって威張り始めたり、
人を見下ししたりすると、
神様は遠慮なくその人から地位も勲章も取り上げられるんだよ。
●もらった才能や勲章は決して自分をいばらせるためにあるんじゃない。
その力を使って誰かに喜ばれるためにあるもの。
●本当のリーダーは多くの事柄を成し遂げる人ではなく、
自分をはるかに超えるような人材を残す人。
●なんでもいいのよ。人が幸せになれば。
●人には大きな心理がある。
1つめが、人はみんな自分のことが一番大切な存在であるということ。
2つめが、人は誰もが自分を大切にしてほしいし、認めてほしいと願っていること。
3つめが、人は自分のことを理解し、大切にしてくれる人のことを好きになるということ。
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また、素晴らしい本と出合うことができた。
感謝。
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