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発達の気になるお子さまの身体の硬さ④〜このストレッチ、ぜひしてみて!!

さて、連日お話をしているこのテーマ。身体の硬さ・・・なぜか、発達の気になるお子さまでよく見受けられるということ。
東洋医学のスキームから色々と深掘りして参りましたが、今日は理論を用いた具体的な解決策のご紹介です。

■そのポイントになる、この臓器!

身体硬い問題に関わりが深い、それは・・・東洋医学で「肝」と呼ばれる臓器です。
「肝」を健やかな状態に保つこと、これによって身体が無駄に強張ることを軽くできます。
では何をどうしたらよいのか?すぐにできるセルフケアからご紹介しましょう。

① 肝経のストレッチ

肝経、それは「肝」という臓器と繋がる幹線道路・ルートであると思っていただけると良いかと。そして、そのところどころに「ツボ」と言われるポイントがあり、私の様な鍼灸師はそこに鍼やお灸による刺激を与えています。

そして、「肝はストレスに影響を受けやすい」とお話しましたが、それって言い換えると・・・

いつも伸び伸びしていたい!
発散したい!
スッキリしたい!

こうした傾向が強い臓器と言えるんです。

まずは 「伸びたい!」
この性質を使って状態の改善を目指しましょう。


※針灸指圧自然堂さまより経穴図お借りしました

●が肝に関わりの深いツボ、それを結んだルートが肝経です。
足の親指→脛骨→太もも内側→脇腹を通り胸の下まで走っています。
大敦(たいとん)から始まり期門(きもん)で終了、全部で14個のツボを経由しています。
このラインにストレッチをかけるだけ!


■⑴ 足だけストレッチ

早速ご説明!と言っても、足だけをストレッチする非常に導入しやすいものになります♪
普通に開脚するだけでも肝経のストレッチになりますが・・・

一工夫して、足をちょっと内側に倒して開脚してみましょう。

いかがですか?
内腿の伸び感をより一層感じることができると思います。
10~15秒を3回。
開脚の広さや刺激の強さ、痛すぎないほうが効果があります。
できる範囲でやってみましょう。


※注意※
親指を内側に向けると足がツレる場合があります!無理せず行ってくださいね。


■⑵ 肝経全部ストレッチ

では次に、足だけでなく脇腹も伸ばせるストレッチにチャレンジしましょう。

(右側だけストレッチを行っているところです)

足の付け根からくるっと足全体を内側にたおして足首を伸ばします。
親指の先が伸びていくイメージを持ちましょう。

手は写真のように親指を外にひねり、ぐーーーんと指先を伸ばします。

内腿と脇腹にストレッチがかかるのがわかりますか?

このポーズ、最初は左右片方づつ行います。 しっかりと肝経が伸びているのを感じましょう。
これも10~15秒のストレッチを3回繰り返します。無理なくできるようになったなら両手両足を同時にストレッチしてください。


■という、非常に簡単なものでした!

なんか気持ちいい♪スッキリする♪
そう思えたなら正しいポーズが取れているサインです。
肝経ストレッチ、手足の向きと角度で効果倍増です。そして簡単にできますからね♪
身体の硬さ・・・無駄な強張りを手放すものとして生活に取り入れてみてください!


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