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Q: 同じ絵本ばかり「読んで」と持ってきます。違う本も読み聞かせたいのですが・・・

絵本がお好きなお子さまなのですね。とても素晴らしい習慣ですね。子どもは、お気に入りの絵本があれば、そればかり「読んで」とせがみます。集中して何度も何度も繰り返し読んでもらって納得したら、次の絵本に興味が移ります。

「またこの絵本?」と嫌な顔をせず、「この本が大好きなのだな」と思って何度も繰り返し読んであげて下さいね。


好きな本・お気に入り本があるということは素晴らしいことです。あれもこれも読み聞かせたい!と思うのが親心ですが「絵本に教育的成果」を求めてしまわないで、子どもの感性に寄り添うというスタンスがよいと思います。

七田眞氏は、1日に30冊の本を読み聞かせましょう、と話しておられます。30冊も!とんでもない!何時間かかるのよ~!!と思ってしまいますが、短い本であればアッという間に読めますよ。私の教室でも、一昔前までは1日30冊、と申していましたが、最近のお母さま方はお仕事をされている方も多くお忙しいので1日に10冊、ということにしています。

いずれにせよ、読書の習慣は、親がつけてあげるものですから、邪魔くさがらずに読んであげてくださいね。

絵本の読み聞かせ、というのは、字が読めないから代わりに親が読んであげるというものではなく、親子で絵本のイマジネーションを一緒に楽しむ、というものですから。


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