第4回こどもレストラン・日本編~演奏レポート~
2016.04.17
第4回こどもレストラン・日本編が行われました。
こどもレストランには、
~食と音楽の世界旅行~という副題がついているので、
おいしく食事をしたあとは、音楽の時間🎵
ここでは、食後に行われたミニコンサートの様子を中心に、
お伝えしていきます!
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「こどもレストラン〜食と音楽の世界旅行〜」とは?
こどもたちだけで作り上げる、1日限りのレストラン。
お客様は、いつもおいしいごはんを作ってくれる大切な家族。
想いがつまったお料理で、大好きなあの人に
とっておきの「ありがとう」をつたえよう。
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今回の旅先は・・・ついに「日本」!!
日本には、「四季」があります。
~ 春・夏・秋・冬 ~
「春」は出会いと別れの季節。
川沿いの桜を眺めながら、美味しい食事とお酒。
「夏」には太陽の光を感じながらドライブ。
浴衣を着て、花火を見る。
「秋」は食欲の秋・スポーツの秋・芸術の秋・読書の秋・・・
虫の声を聴きながら紅葉狩りでも。
「冬」には一面の雪景色。
こたつで食べるみかんは絶品。
四季がある日本では、四季折々の楽しみ方があります。
そして、そんな日本の四季を彩る唱歌もたくさんあります。
唱歌は、明治初期から学校教育用に作曲された歌のことで、当時は外国の歌のメロディーに日本語の歌詞をつけたものが主流でした。
たとえば、代表的な唱歌『蛍の光』はスコットランド、『仰げば尊し』はアメリカの曲だといわれています。
それでは、今回の演奏曲を紹介します。
1. 『こいのぼり』
端午の節句で歌われる『こいのぼり』🎏
実は2種類のメロディーがあることを、ご存じですか?
♪ ~ やねよーりーたかーい こいのーぼりー ~ ♪
一般的なのは、こちらでしょうか。
幼稚園や小学校でも歌われていますね。
今回紹介したいのは、こちら!
♪ ~ いーらーかーの なーみーと くーもーのなーみー ~ ♪
参加してくれたみなさんは、初めて聴いたようでした!
1913年(大正2年)の『尋常小学唱歌 五学年用』に、初めて掲載されたこの曲は、鯉が滝を上って竜になるという中国の伝説「登竜門」を元にして書かれた歌詞だと言われています。
鯉を竜に重ね合わせ、
「雄大な竜のように、大きく成長して欲しい」
という願いが込められているそうです。
2. ふるさとの四季メドレー ~『ふるさと』→『春の小川』→『茶摘み』→『もみじ』→『ゆき』→『ふるさと』
日本にある四季の歌を、メドレーにしてお送りしました。
「全部で何曲あるか数えてみてください!」と歌う前に声をかけると、1曲ずつ指を折って数えるこどもたち。
知っている曲は一緒に歌ってくれたりと、
とても温かな雰囲気で演奏することができました。
日本の唱歌は大正時代に作られたものが多いので、難しい言葉が使われていたりしますが、日本の情景が思い出されるようなステキな曲がたくさんあるので、
ぜひ様々な曲を聴いて、日本を感じてみてください。
当日の様子は、こちらから。
以上、演奏レポートでした。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
こどもレストランについてもっと知りたい方は
下のリンクをご覧ください。
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