医療介護職だっていつクビなるかもしれない。東京オリンピック選手も在籍するチームから突然トレーナーの仕事がクビ宣告になった話
どうも医療系国家資格ゲッターの古高 歩です。
私は、日本の医療介護職が今よりも経済的、時間的、精神的に自由になるため、
あなたと一緒にそんな世界を目指し、
あなた自身が満たされた状態が、日本の介護医療の質の向上につながると本気で考えてます。
先日、2年間ほどお世話になっていたプロのスポーツチームの(競技名は伏せさえていただきます。)トレーナーの仕事をさせて頂いていたのですが、
突然、クビの宣告をもらいました。
次のシーズンも数ヶ月前には、お願いされていたのまさか、こんな事になるとは考えておりませんでした。
プチリストラです。
正直、こんな事を世間に曝け出すことって恥ずかしいことですし、情けないことですが、今回の経験で私自身が感じたことで
あなたに少しでもお役に立つことができれば幸いです。
信じない方は信じないで大丈夫です。
最初に結論からお伝えすると今回の経験でよかった点と悪かった点は、
悪かった点
・好きなチームだったのでそのチームで仕事ができない悲しさ
・普段仕事で日本全国に行く事がなかったので、その経験がなくなること
・少しミーハーですが、有名選手の治療に携わる事ができなくなる事
・突然のクビ宣告に対する精神的なショック
・単純に収入減(年収100万程度)
よかった点
・時間が増えた
・改めて本業からの安定した給料がある事に感謝
・情報発信する機会が増える
・家族との時間が増える
・なかなかできない経験が出来た事への感謝
・人との繋がりの大切さ
こんなもんでしょうか・・・
このチームには、東京オリンピックの代表選手が在籍し、世界でも活躍する選手が在籍しております。
オリンピック選手の治療なんてなかなかできない事なので、いい経験をさせていただいたと感謝してます。
仕事がクビになったので、本来はこんなことをさらけ出して私の能力のなさを伝えなくて良いことですが、
人生で初めてのリストラ経験だったので今の気持ちを整理しようと考えてます。
いわゆるプチリストラの気分を実感しました。
恥ずかしいですが・・・・
でも、
オリンピック選手やプロスポーツ選手のトレーナーをしている人って本当に一握りだし、スポーツトレーナーを目指す人って人数は結構いるので
そんな経験を嘘偽りなくさらけだそうと考えてます。
お仕事に至った経緯
私は、元々大学時代からアスレティックトレーナーの勉強をしており、その後医療系の国家資格を取得するために、3校の専門学校に進学しました。
募集があったわけではなく、完全に人からの紹介でした。
紹介してくださった方も
鍼灸の専門学校時代に一番時間を共にした方からの紹介で
彼もまた、日本の某有名チームのヘッドトレーナーをされている方です。
仕事内容とすると、シーズン中の試合帯同を中心に、期間中の治療をお願いされておりました。
スポーツ選手の治療に関しては何人も経験して来ましたが、有名選手を治療した経験がなかったので
すぐに「やります」って即断即決しました。
当時を振り返ると、完全に考え方が安易ですよ。
完全にミーハーです。
あんまり語られないことですが、日給も私にしたらありがたい金額でした。
日当35000円です。
地方遠征で前日の夜に治療して、試合当日試合して70000円です。
普段の仕事から考えてると真面目にコツコツやっていることがバカバカしくなってくる額をいただいてました。
でも、相場ってその位なんだと思います。
ちなみに、先輩は日当50000円です
おかげで年収も100万ほどアップしました。
私にとって普段の生活からはあり得ない経験と報酬をいただいてことに、
「感謝」
しかないですね。
でも実は、こういうトップチームでのトレーナーの仕事って
チームの穴ができると、知り合い同士で話が進んでしまうような狭い世界なんです。
基本的には、まず一般に公募することはないです。
最近では、一般公募して印象がありますが、実は裏では決まっているもんです。
で、何が言いたいかというと結局そういう仕事って人から紹介で入ってくる事です。
自分で語るのもおこがましですが、
紹介する方も紹介する責任があるわけで、紹介したい思わせるような人柄とかが大事になってくると考えてます。
普段の仕事にも影響する事ですが、
いくら知識や経験があっても最終的には人間力であって
その人の人柄、価値観が大事になるのかと考えてます。
まぁこんな偉そうな事言ってクビになってますがね・・・笑
これからの時代の象徴できる
医療介護職以外にも、世の中的に副業を推進している企業が増えていますね。
本業以外に副業して経験することで本業に活かせる事がありました。
日本の終身雇用というシステムは限界に達している話がありますが、
そのうち日本も今のアメリカのように突然のクビ宣告が当たり前の時代に到来するとように感じました。
全ての職を失ったわけではないので、それだけで感謝なんですが、
このコロナ禍で職を失った方は気の毒です。
いきなりのクビ宣告ってドラマとかではある事ですが、
まさか、自分がなんてね・・・・
いきなり会社側から
「単刀直入でお伝えします。来シーズンもチーム帯同をお願いしていましたが、他の方でお願いすることになりましたので、申し訳ないですがよろしくお願いいたします。」
まぁ〜それに至った経緯は色々とあったんだと思います。
私自身に原因がもちろんありました。
ただ、
一つ言えることは、
チームがどうしても私じゃないといけないと感じてもらえなかった。
その一点です。
日本の正社員は制度的に会社側が職員をクビにすることできないようになっています。
でもその制度いつどうなるかわかないですよね。
今の職場から「あなたじゃないといけない」思われながら仕事していますか?
少しぬるま湯に浸かって仕事されている人が多いんじゃないでしょうか。
正直変わりはいくらでもいます。
あなたができる事
今の仕事でもいいですし、新たに新しい事をやるにしても、
あなたの好きなことに没頭できる
環境や居場所
が大事だと感じます。
努力しましょうって言いたいのではないです。
好きなことなら時間をかけても苦にならないですよね。
私にも子供がおりますが、ひたすらyoutube観たり、公園で遊んだりしてます。
まさに、あの感じです。
だから羨ましい。
子供が努力して苦労してyoutube観たり公園で遊んだりしないですよね。
大人になると、先の事を考えて努力しないと頑張らないとって考えやすいですが、
子供って今の事しか考えてない。
将来への不安なんてないです。
好きだから没頭する
ただこれだけです。
私自身は、今楽しんでます。
基本的に私は、医療介護職の方に向けて情報発信しているつもりですが、
それは、医療介護職のあなたが少しでも新しい事にチャレンジできるきっかけになれば良いと考えているからです。
数年前からこれから「個人の時代」って言われておりますが
これからは個人の時代から
同じ考えを持った個人の集まる「コミュニティの時代」だと考えてます。
今のそうですが、
ネットで稼ぐために
ブログ
youtube
メルマガ
など情報発信しましょうって話がいろりろなところで広告だったり、
同じような情報発信する人いますが
私自身はうまくいきませんでした。
稼ぐ情報発信とか考えていましたが、自分が稼いでないのに
そんな事、発信できないって考えて
行動に移す事ができませんでしたが
今は
同じ情報発信でも、まずは自分を曝け出す事で
共感したり
繋がったり
応援したり応援されたり
するために情報発信すると自分の事だから情報発信しやすくなりました。
医療介護職だから、その働きに縛られる事なく自分が好きだなって事を発信してみてはどうでしょうか?
微力ではありますが力になりたいです。それが今の私の没頭している事です。
まとめ
今回のクビ宣告はいい経験になりました。
悔しいし悲しいけど
次なるステップと思い込んで楽しんでいこうと思います。
コロナ禍で医療介護職のあなたも日々の仕事で大変かと思いますが、
少しでも今の仕事が突然クビになったらどうするか少しでも考えていただけたら幸いです。
まずは、私自身もそうですが
今の職場での自分の役割って何なだろう?って考えると
自分の好きな事、興味あることに意識する事ができるのではないでしょうか?
結構、自分の好きなこと、興味あることって何って感じですよね。
毎日忙しくしているとゆっくり考えることってなかったように感じると
今回クビ宣告を受けて、もう一度考えて直すいいきっかけをもらったと考えてるようになりました。
今の仕事を嫌々やっているのなら考え直すきっかけになっていただければ幸いです。
ここまで読んで下さってありがとうございました。
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