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【絞り優先】困った時のAモード!(撮影手順公開)


どうも!フォトグラファーのKDです。
突然ですが皆様

「Aモード」使ったことありますか?


カメラ購入以来、Mモードでしか撮ってこなかった私。ある時、街撮影で@yu_graph_に勧められて初めて使い、感動した記憶があります。

本日はそのAモードの素晴らしさについてご紹介しましょう!


Aモード(絞り優先モード)とは?


そもそもAモードとは

F値を任意で設定できるモード

SONY公式

んー、、、実にわかりずらいですね。
もう少し分解して考えましょうか。


まず前提として撮影の際、気にするべきパラメータはいくつでしょうか。


答えは4つ
・シャッタースピード
・F値
・露出補正
・ISO

左から順に「SS、F値、露出補正、ISO」


4つを上手く組み合わせて、明るさを中心に調整しますよね。(Mモードの際は露出補正以外の3つ)ただどれか動かすと明るくなりすぎたり、暗くなりすぎたりなかなかに難しい。


そんな時の救世主がAモード(Sモード)です。
何が良いか、一言で表すならば

明るさを一定に保つことが出来る

これです。

つまり、Aモードとは「F値を自由に決めながらも、明るさを一定に保つことが出来るモード」という認識が一番良き表現と思います。

なんとなくわかってきましたか?
より理解するために、具体的な設定手順を見ていきましょう。

<参考> 撮影モード
・Pモード/Autoモード
・A(絞り優先):
背景をぼかしたいときなど、絞り値を設定して撮影する。
・S(シャッタースピード優先):
動きの速いものを撮るときなど、シャッタースピードを設定して撮影する。
・M(マニュアル露出):
シャッタースピードと絞り値を調節して、好みの露出で撮影する。

参考:SONYヘルプガイド


撮影手順

・シャッタースピード
・F値
・露出補正
・ISO


①まず始めに決めるのは圧倒的に「露出補正」

sony公式より

さてどれくらいの設定でいこう。まずは露出補正で完成形の明るさを固定してしまいます。

SONYだと黒つぶれに強いのでM.M −1.3がオススメ! 状況をみて1メモリほど調整するイメージです。ちなみに一度好みが決まれば、ここをいじることはほとんどないので実際は②以降が手順となります。

完成系がほぼ全て同じ明るさなので実は編集もしやすかったり!


②F値を確定

被写界深度を設定してあげましょう。

・ボカしたいならF0~4
・バランスよく撮りたいならF4~7
・しっかり全体を写したいならF7〜14


③シャッタースピードを見ながらISOを設定


最後に手ブレしないような速さにISOを設定してあげましょう。

手ブレしないシャッタースピードは
「1/レンズの焦点距離」
これより速くするのが目安と言われてますね!
例)50mmフルサイズ用レンズ、フルサイズ機の場合
1 / 50より速く設定!

SONYだと晴れの日は有無を言わずISO 100
曇りの日はISO 400ー1000
暗い場所、夜は ISO 1250ー2000くらいでしょうか。
Fを絞るともう少し大きくする必要がありますが、撮るうちに感覚がわかってきます。


④最後にピントを合わせて撮影!


あとはピピっ!としてシャッターを切るだけ!


実際の撮影


では実際現場についた私はどう撮っているでしょうか。

ー撮影地に到着ー
・カメラは既に露出補正ダイアル−1.3

①F値を確定
②少し暗い場所だな→ISOを1000に設定
ピピっ→カシャ!

完成形を確認→少し被写体にブレ
ISOを1250に設定
再びカシャ!

わかりますかこの速さ!2手順+ピントで1枚撮ってます。完成形の明るさとF値を確定しちゃうことで、ISOとピントのことしか考えなくて済むのです!なんてこった!


まとめ

スナップ撮影は瞬間が命!なのに設定の行程が多いと撮りたいものも撮れませんよね。色々とデメリットもありますが、騙されたと思ってまずは一度お試しあれ!

今回はAモードの素晴らしさについて書いていきました。
右下のいいね!忘れずよろしくお願いします!加えてストーリーでシェアしてくれたりしたら泣いて喜ぶ笑

ではまた!



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