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悩みは相談相手と考え方次第

誰もが大なり小なり抱えている悩み。一人で悩んでいると時間ばかり過ぎて何も解決しませんよね。だから誰かに相談します。ちょっとした悩みなら身近な人に相談して解決しても構いませんが、深刻な悩みであるほど身近な人に相談しても解決しないことは薄々気づいている人も多いはず。相談はしやすいんですけどね。

その人間関係から生まれた悩みの可能性が高い

悩みのほとんどは人間関係が関係しています。少し古いデータですが、平成25年度国民生活基礎調査によると挙げられている原因20項目のうち半数以上が人間関係に関する悩みであり、間接的な部分も含めるとほぼ人間関係が根本原因とも言えます。ということは、今ある人間関係の中で生まれた悩みを、今の人間関係の中で解決しようと思うのは無理があるということですね。

悩みが生まれるのも「人」ならば解決できるのも「人」

悩みの種は「人」ですが、解決できるのも「人」しかいません。自力で解決できてしまう超強い人もいるかもしれませんが、誰かに相談しないと解決できないことがたくさんあります。でも、前述の通り、相談するべき人は身近ではない人の方が解決しやすかったりします。もう一度を平成25年度国民生活基礎調査見てみましょう。悩みやストレスの相談状況で相談する順番はやはり身近な家族や友人、職場の上司などが上位となっています。もちろん家族でしか解決できない悩みや、仕事上の悩みは家族や上司でOKですが、今までと違うことを始めたり、今まで何度も相談してきて解決していない悩みは同じ環境下にいる人に相談しても解決しないということになります。

誰に相談すればいいのか

その悩んでいる項目の専門家や先駆者などに相談するのが一番解決しやすいと言えます。一人で悩み続けても、今の人間関係の中で相談し続けても解決しないのなら、然るべき人に相談できていないということ。とは言っても、なんだかんだ相談しやすい人に相談してしまいますし、どこまで行っても悩みは尽きないんですけどね。

結局は自分がどうしたいか

悩みがあっても本気で解決したいと思っていない可能性もあります。例えば働いていない方が働いていないという悩みを解決するために家族や知人などに相談しつづけても働けないようなら「働けない」のではなく「働きたくない」から変わらないのであって、別に食えないわけではないし今の自分をキープするのが精神的にも楽だとと思っているのかもしれません。周囲が何と言おうと当人がそれで良ければそれで良いわけで、これからAIが発達していくと人間は暇になって遊ぶことが仕事になるとも言われているので、働きたい人は働けばいいし、働きたくない人は遊んでいればいいという選択肢も出てくる可能性すらありますから、そういった意味合いで悩みが悩みがなくなることも考えられます。一番重要なのは世間体を気にするより自分がどうしたいかによって悩み方も相談相手も変わってくるのような気がします。

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