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「イタリア語が話せる」だけで全ての仕事を引き受けてはいけない

ふとこういうことを思います。

「あ、あの資料作っておかなきゃ!」

とか

「うわ、あの人に連絡しておかなきゃ!」

とか。

日本企業とイタリア企業の仲介をしたり単発で逐次翻訳の仕事依頼を受けているのだが、「イタリア語が話せる」と全ての業務が出来てしまう。
もちろん依頼を受けたその業界用語など専門的な言葉は勉強する必要があるが、大体出来てしまう。

周りには「コーダイ仕事し過ぎだよ」とよく言われる。
そしてお世話になっている経営者の方々が口を揃えて言うのは「今は何でもしろ。でもあと5年後、自分が持っているものを篩に掛けて本当に自分がこれだと思うものを磨け。そしてそれに人生をかけろ」
これがもの凄く今の自分に響く。
全ての仕事が効率よく回っているかと言われると実はそうでないからである。

プロフェッショナルだからこそ自分の価値を下げてはいけない。

何の仕事依頼でも引き受けてしまうと鋭さに欠けてしまうのだ。
鉛筆と同じで尖り続けていなければ綺麗な文字は書けない。
ベタっとした仕事になってしまう。

大切なことは、
今よりももっと貪欲に。そして、もっと謙虚に。

何があっても絶対に曲がらない信念を持って突き進み続ける男でありたい。


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