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香り問題に猫のおばさんは(後編)そしてコアラ兄ぃが思い出した事とは?

「なんで私が我慢しないといけないのか」とお困りのPさんのご相談
前回は心理カウンセラーの猫のおばさんからメッセージ(前編)でした
今回はそのつづき「後編」
そしてコアラ兄ぃも
こんな体験をお話しくださいましたよ。

① まず、柔軟剤などの匂いを苦痛に感じ、体調が悪くなる人もいるという「一般的な事実」を知ってもらいたいですね。もし、そのような記事を探し出すことができれば、席の近い同僚たちに、休会時間などに読んでもらいましょう。
『こんな記事、見つけたんだけど、わたしも匂いに敏感だから「あるある」って思ったわ。わたし、匂いによっては体調まで悪くなるの。困っちゃう』と、軽くグチをこぼしては如何でしょう? 同僚のなかにも『わたしも、あるある』という人がいれば、話が弾むかもしれません。
ただしこれは、できればやっておきたい「地ならし」です。無理をする必要はありません。

② 次の段階は、『ちょっと、相談したいことがあるんだけど…』と穏やかに、その人と話す機会を持ちましょう。
『このまえ、話していたことなんだけど、わたしは匂いで気分が悪くなることがあるの。お医者さんに相談したんだけど、「ある種の匂いに過敏な体質だ」って言われたの。あなたの使っている柔軟剤も、とても良い匂いなんだけれど、私の体質には苦痛になるみたい…。でも、こんなことを言って… 気を悪くしないでね。あなたならきっと理解してくれると思ったので、ざっくばらんに相談してみようと思ったの』 と。

 まわりくどい言い方かもしれませんが、決して相手を責めたり、攻撃したりしないことが、ポイントです。あくまで自分の「体質」「体調」の問題として、相手に理解と協力を求めましょう。
 もし、それでもダメなら、上司に事情を話して、席を離してもらうように頼んでみましょう。そのときも、決して相手の「悪口」を言わないことが大切です。ご自分の健康を守るために、どうか頑張ってくださいね。もし、会社に保健室や健康管理室があれば、そこにも相談してください。医師の診断書が役に立つこともあります。



そして、コアラ兄ぃからは。。。

 そうやなぁ、まずは本人に気づいてもらわなあかんか……。
 なんか、いま思い出したでぇ。ワィ、R草デザイン事務所っちゅう処に客としてよぉ出入りしてたんやけど、おととしの夏やったか、ふと雑談で、“香り”が話題になってんな。
 女性デザイナーN島さんが、『誰誰さんは玄関に入ってきたら、香りで「あ、誰誰さん来られた」ってわかりますよねえ』って。そしたらもう一人の女性デザイナー、U野さんが『へぇ。N島さんは鼻、敏感やからなぁ。じゃぁ、わたしはどんな香り?』――『U野さんはスッとした、清潔な香り』とかいう、そんな話になってなぁ。
 ちょっと気になったから、『へぇ~、コワいもんやなぁ。ワィも香りで何か言われてたらどぉしよ? ……ちなみに、N島さん、ワィの香りとか、ある??』って聞いてみたんや、勇気だして。そしたらN島さん、『う~ん……T田さんは……“コーバシー”香り? かな』……やって。字ぃで書いたら「芳ばしい」「かぐわしい」になるけど、“コーバシー”って口で言われると、なんか……焦げたような? 燻製みたいな?? そんな感じに聞こえへん?!
 そん時は、汗かきのワィ、よけいジワっと、汗がにじんで、ワレながら“コーバシー”香りが漂ってるのがわかってん……。――そんな作戦、ありなんやな。「ターゲットの前で、それとなく雑談で“香り”の話をする」っちゅう作戦。ほんのり、コタエたわぁ。


香りに関する体験もいろいろありますね~

Pさんご自身の健康を守るために、相手に理解、協力を得るために
やんわりでも伝えるということなのですね。
うまく伝わり解決できることを祈ってます!

コアラ兄ぃの体験のように
さらっと雑談レベルのお話であっても
また、その内容が無意識な流れであっても
会話の中に居る誰かを傷つけることになるなんて考えもしなくても
捉え方は人ぞれぞれなんでしょうね。

香りの事に限らず、わたしも誰かを傷つけていることがあるのだろうな~

自分を振り返ります


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