見出し画像

”親への批判的な考え”に猫のおばさんからのアドバイス(後半)

奨学金を家計の足しにしつづけていた母親の在り方に
「それでも、親には"産んでくれてありがとう"と思うべきなのか?」と
批判的な考えが湧いたUさんからのご相談

猫のおばさんからのアドバイス前半は こちら

アドバイス後半です
↓  ↓  ↓

 わが国では、「自助努力」ということが、しきりに強調されます。世間では「経済的に恵まれないのは、その人の努力が足りないからだ」「経済的な負け組になるのは、その人の自己責任だ」という言葉がよく聞かれます。
 もし、努力すれば全員が「経済的な勝ち組」になれるのなら、その言葉は当たっているかもしれません。しかし、現実はそう甘いものではないのは、周知の事実でしょう。「経済的な勝ち組」のイスの数は限られているので、全員が椅子に座れるわけでありません。
 だからこそ、イスに座れなくても困窮しないように、社会全体で利益を分かち合い、助け合って生きていく制度を確立することが必要となってきます。自分が、今は「勝ち組」の側に居ても、未来にはどうなるか分からない――だからこそ、社会全体にセーフティ・ネットを張っておくべきではないでしょうか?

 もちろん、自助努力をしたうえで支援を求めるのが筋、だとは思います。しかし、世の中には「たとえ餓死しようとも他に頼るのは嫌だ」という頑固一徹な人と「できるだけ他に頼りたい」という依存的な人が存在するのも事実です。……Uさんのお母様は、もしかしたら、少し依存的な方なのかもしれませんね。
 そうとしても、ともかく、Uさんの奨学金に助けられなければ、お母様はどうなっていたかわかりません。とにかく、Uさんは、若い時に大切なお母様に親孝行をなさったのです。どうかそのことを誇りに思ってください。
 そして、今後は、もしお母様から経済的援助を求められても、すぐに応じるのではなく、まず、さまざまな社会資源を活用して頑張ってもらうことを考えては、いかがでしょうか? とにかく、「無い袖はふれない」のですから、決してひとりで無理をしないように、なさってくださいね。

「自助努力」「自己責任」と言う言葉を
ほんとによく耳にします。

必要な時もあるでしょうが
とても重苦しく、胸を突きさすような厳しい響きにも感じます。

Uさんのご相談から、これまで十二分にご家族を
支えてこられたことが伝わります。
「自助努力」「自己責任」というものが必要との考えであれば
果たしきっているように思えます。

これから続くUさんのご家族との人生でどうぞご無理のないように。

~悩みごとメールはこちらでお預かりします~
【moyamoyaアットマークkodachino.co.jp】
アットマークは@にして送信してください


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?