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家族における「わたし」の在り様とその訳

春も終盤でしょうか
初夏に向かい、雨の多い季節に移り変わります
自然の中に生かされているとしみじみと感じます

さて
今回のご相談は
これまでの人生で一番長く、ともに過ごした家族との関係
悩むGさんからです。

どうして、両親は私のことを疎んじるのでしょうか

 私は28歳の女性で、独身の公務員です。両親と、2歳年下の弟、4歳年下の妹の5人で暮らしています。父は、某一流大学の理系学部を出て、大企業の研究職に就いていましたが、職場でうまくいかないことがあり、40歳代で、追われるように中途退職。それ以後は、再就職を試みるものの定着できず、就職と退職を繰り返すようになりました。
 父は元来、プライドが高く、他者にも自分にも厳しい性格でしたが、仕事がうまく続かなくなるにつれて、さらに気難しく、怒りっぽくなり、家族はハラハラ、ドキドキの毎日でした。
 母は、昔から夫に逆らえず、生活を支えるためパートの仕事を掛け持ちして働き続けていました。そのため、私は家事の手伝いに追われていました。
 父は仕事の無い時期が多く、暇があるせいか、子どもたちの教育というか成績にやたら口うるさくなり、今でいう「教育虐待」のような態度が続きました。テストのたびに成績に一喜一憂した中学・高校時代は、今でも思い出したくありません。
 それでも私はなんとか頑張って、地元の国立大学に合格。奨学金とアルバイトでやりくりし、卒業後は公務員になることが出来ました。それ以来、母親に求められるまま、給料の大半を家に入れてきました。
 弟は、父親の「教育虐待」に耐えかねたのか、高校時代に不登校になり、現在は「ひきこもり」状態です。父親は、力づくで引っ張り出そうとしましたが、ある時、ついにキレた弟に階段から突き落とされ、大怪我をして以来、恐れをなして近づきません。母は、昔から弟を可愛がっており、なんでも弟の言いなりです。
 妹は、「私は勉強なんて大嫌い。エステやネイルをやりたい」と言い張り、専門学校を出ましたが、プロとして自立できるわけでもなく、気ままなフリーター暮らしをつづけています。父は昔からこの妹には甘く、叱るどころか、妹に甘えられるとデレデレしています。
 私一人が、親の期待どおりの道を進み、せっせと家計を助けてきました。
それなのに、両親は、私のことが何故か気に入らないようで、褒めてくれたことも、ねぎらってくれたことも無く、私が弟妹のことで意見を言うと、頭ごなしに叱りつけられるばかりです。陰では私のことを「生意気だ」「可愛げがない」「偉そうにしている」などと、さんざん悪口を言っているようです。いったい、私のどこが悪いのか、私はどうすればよいのか、教えて頂きたいと思います。

中学と高校を「教育虐待」を感じ、一喜一憂しながら過ごし
懸命にがんばって国立大学に入り、その後に公務員のお仕事につき
大半のお給料を家族のために家に入れてきた
そのGさんの28年間を思うと胸がつまる思いがします
28年ものあいだ、ほんとによくがんばってこられたんだなぁと。。。

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みなさんは どうお考えになりますか?
あなたが、Gさんの親友だったなら?
もしくは先輩だったなら?
あるいは輩だったとしたら?
なんてお声をかけますか

わたしは”歳”だけならGさんよりも四半世紀以上
人生長くいきてますので
先輩として考えてみたいと思います

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