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【イオン】容器返却で容器代を返金してくれる「Loop」。考えられるメリット・デメリット

イオンで「Loop(ループ)」というシステムが始まっているそうです。

Loopとは…

従来、使い捨てされていた洗剤やシャンプーなどの日用消耗品や食品などの容器や商品パッケージを、ステンレスやガラスなど耐久性の高いものに変え、繰り返し利用を可能にする新たな商品提供システム
※引用:ゼロ・ウェイスト「Loop」取り扱い店舗 | イオン


普段何気なく使っている洗剤やシャンプーは、中身がなくなったらゴミ箱へ捨てていましたが、「何かもったいないな…」と若干感じていました。

そんな気分を晴らしてくれるかのようなシステムが「Loop」!
使った容器を返却すると返金され、回収された容器は再利用されるとのこと。

Loopの大まかな流れは以下のとおり。
1. 購入
2. 利用
3. 返却(専用の返却ボックスあり)
4. 返金(Loop専用アプリにて)
5. 洗浄・充填

まだ使っていないのでハッキリとはわかりませんが、調べた時点で考えられるメリット・デメリットについて考えてみました。


Loopを使うメリット

Loopを使うメリットは、
・環境にやさしい(ごみを出さない)
・高級感が出る
・耐久性、機能性の向上
などがありそうです。

また、メーカー側は、リユースによってコスト削減にもつながる可能性があるようです。

1個10円で販売する使い捨て容器を考えた場合、容器はワンウエーで、使用後容器は消費者が廃棄する。ところが100回再利用できる300円の容器ならば、1回当たりのコストは3円。メーカーは実質7円のコストダウンにつながる。
※引用:容器再利用プラットフォーム「Loop」が世界で急拡大 持続可能な社会をめざす新ビジネスモデル - 日本食糧新聞電子版

Loopを使うデメリット

デメリットは、
・返す手間がかかる
・返却ボックスの数がまだ少ない
といったことが考えられます。

アプリを使って返却ボックスが探せますが、現状は都内でもかなり限られた場所に設置されていました。(2021年5月27日時点)

ちなみに、価格は一般的に売られているものと同程度かそれ以上のようです。(ザックリ計算ですが。。)


メリデメ踏まえて…利用するメリットはあるのか?

メリット・デメリットを考えてみると、
「なんだか面倒くさそう。今までどおり使い捨て容器で良いのでは?」
と思った人もいるかもしれませんが、長い目で見るとメリットのほうが多いのではないかと思います。

現状は新しい試みをするための費用がかかるため、使い捨ての商品に比べると高く感じてしまうかもしれませんが、一人でも多くの人が利用することによって開発が進み、最終的には使い捨て商品より価格が下がるかも?

あくまで予想なので実際どうなるかはわかりませんが、
「消費者としてどこにお金を落とすか?」という観点はこれからより大切になると思います。

企業として努力しているところに消費活動をすることで、環境問題に取り組みましょう!


※参考:


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