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DTM音楽 (クラシック)

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【のまにまに DTM Orchestra】の クラシック
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2021年6月の記事一覧

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序曲『謝肉祭』作品92
ドヴォルザーク

チェコを代表するというだけでなく、
19世紀を代表する作曲家、
と言っても過言ではないドヴォルザーク。
彼は50歳を過ぎた1891〜1892年に
3つの演奏会用序曲
『自然の中で』、『オセロ』、『謝肉祭』を書いています。
彼は当初、これらを「自然」「人生」「愛」を
テーマに持つ3部作として構想し、
『謝肉祭』は「人生」にあたっていましたが、
後にこれらの

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『ペール・ギュント』(Peer Gynt )作品23 は、
エドヴァルド・グリーグの代表作の一つで、
ヘンリック・イプセンの戯曲『ペール・ギュント』のために
作曲した劇付随音楽。
管弦楽のための組曲が2つ編まれており
(作品46と作品55)、
それらが有名である。
また他にもグリーグ自身の編曲で
何曲かがピアノ独奏曲やピアノ伴奏の
歌曲に編曲されている。
高名な劇付随音楽の中では珍しく、
劇そのも

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ラヴェル 『ボレロ』

のまにまに DTM Orchestra

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『ボレロ』(仏: Boléro )は、
フランスの作曲家、モーリス・ラヴェルが
1928年に作曲したバレエ曲。
同一のリズムが保持される中で、
2種類のメロディーが繰り返されるという
特徴的な構成を有しており
現代でもバレエの世界に留まらず、
広く愛される音楽の一つである。
2016年5月1日、本国フランスにおいて著作権が消滅した。

この曲は、バレエ演者の
イダ・ルビンシュタインの依頼により、

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ロンドンデリーの歌(民謡編曲)
An Irish Melody "Londonderry Air" (1908)

フランク・ブリッジ
(Frank Bridge, 1879年2月26日 -
   1941年1月10日)は、
イギリスの作曲家、弦楽奏者、指揮者。
ホルストやヴォーン・ウィリアムズらによる
民謡に依拠した作風が20世紀初頭の
イギリス楽壇の主流となる中にあって、
同時代のヨーロッパ大

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『地獄のオルフェ』
(Orphée aux Enfers)は、
1858年10月21日にブッフ・パリジャン座
(フランス語版、英語版)で初演された、
ジャック・オッフェンバック作曲による
全2幕4場のオペレッタ
(またはオペラ・ブッフ)である。
第2版は全4幕12場の「夢幻オペラ」
(Opéra féerie[1])に拡大されて
1874年2月7日に上演された。
1914年の帝劇初演時の
邦題『天

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第4楽章 Finale. Adagio lamentoso - Andante - Andante non tanto

後述するように、
自筆譜におけるチャイコフスキーの速度指定は Andante lamentoso
ソナタ形式的な構成を持つ複合三部形式、ロ短調

冒頭の主題は第1ヴァイオリンと
第2ヴァイオリンが主旋律を1音ごとに
交互に弾くという独創的な
オーケストレーションが行われており、

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第3楽章 Allegro molto vivace

スケルツォと行進曲(A-B-A-B)、ト長調

12/8拍子のスケルツォ的な楽想の中から
4/4拍子の行進曲が次第に力強く現れ、
最後は力強く高揚して終わる。
弟のモデストは、
彼の音楽の発展史を描いていると語っている。

演奏時間は8分から10分。

2017年12月 作成

第2楽章 Allegro con grazia

複合三部形式、ニ長調

4分の5拍子という混合拍子によるワルツ。
スラブの音楽によく見られる拍子で、
優雅でありながらも不安定な暗さと慰めのような
メロディーが交差する。
中間部はロ短調に転調し、
一層暗さに支配され、
終楽章のフィナーレと同様の主題が現れる。

演奏時間は8分から9分程度。

2017年12月 作成

交響曲第6番ロ短調 作品74は、
ピョートル・チャイコフスキーが作曲した
6番目の番号付き交響曲であり、
最後の交響曲。
『悲愴』(ひそう)という副題で知られる。

第1楽章 Adagio - Allegro non troppo
- Andante - Moderato mosso - Andante - Moderato assai
- Allegro vivo - Andante come

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