私は、私が今まで出会ってきた全てのものの一部である
私は読書が大好きだ。
そして基本的に、一度手に入れた本は手放さない。
「もう読まないだろう」そう思っても、
本棚に並んだ本たちの背表紙を一目見るだけで、私がその時どんな思いで、どんな考え方をしていたのか、はっきりと思い出せる。
その時の私は何を必要とし、何を考え、その本を手にとったのか。
そしてその本から私は何を学び取り、どう生きていったのか。
いわば、私の本棚は、「目に見える私の歴史」だ。
表紙に選んだ本棚の一区画は、私の人生に特に影響を与えた本のブースである。
いつでも取り出せるよう、デスクの最も近くに配置している。
「夜と霧」(フランクル)
「生きがいについて」(神谷美恵子)
「嫌われる勇気」(岸見一郎、古賀史健)
が私の人生の本ベスト3だ。
その他、自分のデスクに近い順に、お気に入りの本たちを配置している。
以下は私の本棚の区画の一部分である。
「私は、私が今まで出会ってきた全てのものの一部である」
(ウィリアム・オスラー)
本も、人も、環境も。
私を形作るものの中で、一目見てわかる形で存在するもの。
それが「私の本棚」である。
新天地に来てもうすぐ1年。引っ越してすぐ新調した本棚は、そろそろ追加が必要である。
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