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不登校の子を持つ家庭はどこに行くのが正解ですか?

今日、息子と一緒に市内の教育支援センターという所に行きました。
この場所は他の市や県にもあると思いますが、学校に行きにくい子や不登校の子が学校の変わりに行くと、登校したことになる場所です。
勉強してもいいし、読書をしてもいいし、置いてくれているジグソーパズルやカードゲームであそんでも構いません。
うちの息子のように家にいるのでは出席日数になりませんから、教育支援センターに行って1時間でもマンガを読んできてくれると出席になります。

四月には中学3年生になる息子は今から様々な選択をしないといけない時期になりました。
中学には通うことができない、ということは決まっていますが、その代わりあと1年をどこでどうやって過ごすのかを決めなければなりません。
そのために教育支援センターの見学にいきました。

教育支援センターは、できるだけ学校に戻ってもらえるようにサポートする場所なんだそうです。
責任者の方とお話をしましたが、学校に戻れるように声かけをするので、学校には行きたくない子にはつらいこともたくさんあるかもしれない、と言われました。
いつも病院やスクールカウンセラーさんに話すように、息子の性格を話したり、学校に行けない理由などを話していたら、そこにいた職員さんたちは私の話を不思議そうに聞いていました。
まるで、不登校の子供を親が容認していることに違和感を持っているような感じでした。

教育支援センターに行くことがてきないなら、養護に転校する道も私は考えています。
しかし、主治医も養護学校の先生も
「本人の意思ですか?本人は少しでも行きたい、と言っていますか?」
と聞かれます。
このご時世、義務教育であっても親の考えで勝手には決定できない、というものでした。
意味はわかりますが、では義務教育をちゃんとうけないことはそれでもいいのでしょうか?
学習をする気持ちやチャンスがなければ、もう教師は学校に来ている生徒のためだけに働けばいいのでしょうか?

支援センターの責任者の方が私達に言いました。
「養護学校は普通に学校に行けない子供のためにある学校だからそっちにのんびりと行けばいいんだよ」
そう言ってくれてうれしかったのですが、実際の養護学校の先生からも、少しずつでも学校にいきます、と言ってくれないと転校する意味がないので、と言われているのでやっぱり息子に責任があるように感じていることを責任者の方に話をしました。
「それはおかしい、今行けなくても未来はわからないから、養護学校に転校しても構わないんだよ。そのための学校だから」
とおっしゃっていただきました。

もう同じような話を何度も何度も学校でも病院でもしてきました。
息子がなかなか新しい環境に慣れるのに時間がかかることを伝えてきましたが、受け入れてくれたのは病院だけでした。
しかし、息子は不登校をかかえるだけでなく、解離性障害も抱えているとわかったので、理解のあるところにしかいけないのに、養護学校からも積極的に登校する意思がないのならば難しい、と言われたら、義務教育なのに教育者側から拒否されてることにはならないでしょうか?

行きたくないなら、家にいても仕方ないのでしょう。
不登校の子がいる家庭は現場からも拒否されて、特殊学校からも歓迎されない場合はこのままでいいというのが正解なのでしょうか?
高校はやりたいことができる学科がみつかっていても、学力でも内申でも受験できそうにはありません。
何がおかしいのか、どこがおかしいのかよくわかりません。
息子の不登校を許している私が一番間違ってますか?
不登校を経験したら中学生で将来の夢に向かって勉強することができないのでしょうか?

何かあれば子供に死にたくなるような叱責をしている教師、目の前で自殺してやろうかと思わせるくらい嫌な言葉を吐き続けるクラスの友達を特に叱るわけでもなく、問題を直視してくれない教師は何事もなく日々を過ごせるのですね。
こうやって書いていくと、最後は私が学校を捨てて私がなんとかしよう、という気持ちになります。
でも私は親だけど、教育者や教育のプロではないのに、結局学校と上手くやれない家庭は社会の隅っこにおいやられてしまうことになるんですね。
なんか、やっぱり愚痴になってしまいました。
読んでくださった方々ありがとうございました。
すみませんでした。

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