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Kochi Career Meetup vol.4

こんにちは、地域プロモーション・コミュニティマネジメント実習班です。6月20日私たちは、はりまや橋商店街にあるコワーキングスペース(Kochi Startup Base)で開かれたKochi Career Meetupに参加してきました。

4回目のゲストは、高知大学地域協働学部の卒業生で、現在は合同会社Fungoを起業し活動している實重優さんです。

今回の内容は、
・何か挑戦したいことを見つけたい
・挑戦するうえで大切にしたいことを知りたい
・将来起業したいけどどうすればいいか分からない

そんな人が一歩前進できる内容でした。


実際に参加者の中には
・自分も起業意欲が湧いてきました
・挑戦することに不安を感じていましたが、今回の話を聞いて一歩踏み出してみようと思いました
・自分も何かやりたくなりました

という声が聞こえてくるほど、挑戦心の煽られる内容でした。

この記事では、實重さんから学ぶ「挑戦前・挑戦中に大切にしたいこと」について書いていきます。

挑戦前に大切にしたいこと

「やりたいことがわかりません」

と思っている人は多いと思います。

かくいう私もそうなのですが、
そもそも何かをやる際の「何か」が決まらない。

せっかくやるなら自分に合っていて
自分が続けられるものをやりたい、
と思って対象を見つけようとするけれど、行動までに至らない。

こういった状態から脱却するにはどうすればいいのでしょうか。
實重さんのエピソードを一つご紹介します。


会社を設立する際には、法務局への登記申請が必要となります。登記申請する際には、会社名や事業目的、本店所在地、資本金などを記載しなければなりません。

事業目的、これが「何をやるか」に当たりますが
實重さんは当時「何を」が確立していなかったそうです。

たくさん候補はあるけれど、それを絞り込むことができない。
しかし登記申請はしないといけない。

實重さんはこの状態から一歩進むために、
やりたいこと18個を詰め込んで提出しました。

事業目的は、多くても10項目に抑えることが基本とされていますが、
その約2倍。

多く書いてやってみた結果、
最初に設定した18個の目的の一部が継続して
会社の事業になっているそうです。


このエピソードから
最初にやりたいことをバシッと決める必要はないとわかります。

實重さんの言葉をお借りすると
「食べたものの中からしか、好きなものはみつからない」

やりたいことがわからないときは
とにかく候補をリストアップしてやってみることで

自分に合った「やりたいこと」が見つかります。

何もせずに「見つからない」と言っていないか
改めて自分を振り返る必要があるなと思いました。


挑戦中に大切にしたいこと

「何をするかよりも誰とするか」

約1000文字ほど「何をするか」について書いていました。

それが決まったら万事解決…とはいきません。

モチベーション
話し合いの質
協力関係
相互理解

などを考えていかなければなりません。

これらの要素に大きな影響を与えるのは
「マンパワー」、人の力です。

(いい意味でも悪い意味でも)

ここで再び實重さんのエピソード(お話)をご紹介します。


實重さんは同級生の風之介さんと起業しました。

「友達同士で起業すると絶対にけんかになる」
と相談した人全員に言われたにもかかわらず

實重さんと風之介さんはそれを振り切って一緒に起業しました。

お互いの関係性は競い合いながらも協力し合う
共に向上していくような関係です。

實重さんの責任感やモチベーションは風之介さんにも伝染します。
モチベーションはあがるし、落胆されたくない・負けたくないという思いから行動が増えていき、

お互いの理解が深まると
特技や得意に合わせた仕事を分配するようにします。


「何をするかよりも誰とするか」を理念に掲げているからこそ、
友人ともパートナーの企業とも、一緒に上がっていけるような関係性を築いているのだと思います。

チームメンバーともパートナーとも良好で切磋琢磨できる関係性が、何かをするときには大事になるのかもしれないです。

まとめ

➀「食べたものの中からしか、好きなものはみつからない」
➁「何をするかよりも誰とするか」

とにかく自分がこれだ!と思えるようなものが見つかるまで食べてみる、
自分がこの人だ!と思える人と一緒にやる。

このような学びを得ることができるイベントでした。

何食べようかな・・・

作成:JNNT


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