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『僕が死のうと思ったのは』


「俺は(わたし)ちゃんの全てを受け入れるから安心していいんだよ。」

あるとっても優しい男の子が、こうわたしに言ってくれました。

わたしが精神的に不安定で、わたしの腕にはたくさん傷跡があって、薬をもらうために病院にも通っていて、でも我儘だし弱いから、病院や友達との予定のドタキャンも平気でしてしまうわたしを?
どんなに楽しい日を誰と過ごそうと、その日の夜にはまたとんでもなく落ち込んでしまう、こんなに生きることがとっても下手くそなわたしを受け入れてくれる?

わたしは彼に、事前に、自分の悪いところ、嫌いなところは全部伝えていました。

だから、こんな言葉を誰かから貰えたことがとっても嬉しくて、幸せで、そんな気持ちで胸がいっぱいになりました。

それと同時に、ある曲を思い出したのです。

中島美嘉さんの、
僕が死のうと思ったのは』と言う曲。

この曲はわたしの大好きな曲のうちの一曲で、
死にたいと思ったときによく聞き流しています。
ちゃんと聴かないのは、歌詞に感情移入し過ぎるとさらに泣いてしまうからです。

わたしは彼のおかげでやっと、
締めのサビの歌詞を理解できた気がするのです。
それが今日あったとっても嬉しかったこと。

‘’僕が死のうと思ったのは
まだあなたに出会ってなかったから
あなたのような人が生まれた
世界を少し好きになったよ

あなたのような人が生きてる
世界に少し期待するよ


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