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どうする進路?!支援級在籍、発達障害。小4から考える中学進学

どうも、この世の全てのイレギュラーを生きるふたです。ユニークな9歳長男、2歳次男を育てています。

本日は小4長男の中学進学についてのお話です。支援級在籍、知的な遅れなしの子の中学進学までの話を、リアルタイムに綴っていきます。

これから中学について考えるという方々の参考になればと思います。


思い返せば悩みに悩んで涙しながら支援級を選び、
さぁ小学校に馴染めるか?と不安で仕方なかった1年生の春。

支援級の面談で聞かれた第一声は
「お母さんは長男くんの進路はどのようにお考えですか?中学はどうされるご予定でしょう?」

私の口から出たのは
「は…?今入ったばかりでそこまでは…」

とりあえず大学進学の希望があること、
それが難関大学であること、
でも学校が彼の居場所になることが第一であること、
学校が合わなければどんな道もあるから、あまり個人的には拘らないことを話したような気がしますが

今からまさに小学校生活がはじまるところで、
そこに馴染めるか、どんな問題が沸き起こるか、
いじめられやしないか?勉強はわかるか?
友だちはできるかもわからないのに
もう中学、いや、進路と言われても、まだ何もひとつも現実味がなく、
先のことを聞かれても分からなかったのです。


説明会は突然に

やっとなんとなく小学校というものが見え始めた4年生。

5月の末になって突然やって来ました。
「特別支援学校の説明会のお知らせ」
「中高一貫校の説明会のお知らせ」
「公立中学支援級の説明会のお知らせ」

上のお子さんが支援級に通う同級生のママさんから
「4年生で説明会のお知らせ来たよ」
と事前に聞いていたので、ついに来たかという気分ですが
やはり実際に紙が来ると頭が痛い。

そして公立中学の支援級の説明会は
「来週の月曜に…」

急です。

めちゃくちゃ急で、これは専業主婦だろうが予定を付けるのが難しいのでは???
と思う急さで、しかも日程は平日の午前中です。

「6年生はできるだけ参加のこと」
いや、無理でしょう?
無理な場合は無理でしょう?
そう思うなら1か月前にはお知らせを出して欲しい!!

行くんだけど…さ…。

中高一貫校の説明会は土曜でしたが、
見事に長男の予定があり、
説明会も長男の予定、
どちらも夫と分担することが難しく、
中高一貫校の説明会は
今回は行くのを断念しました。
オープンスクールもあるそうなので、またその時考えるとします。

年1回だけというのは、行きたくても行けない人を発生させますね。

特別支援学校の見学も行ってみたかったのですか、
長男が入る選択がないことと
私の予定が合わなかったため
また来年考えようかな?

全て、4・5・6年生対象でした。

長男の体力で通えることが第1条件になるため、
わが家の選択肢は3択になります。

・公立中学の普通級
・公立中学の支援級
・中高一貫校

私の希望は中高一貫校か公立中学の支援級かな?というところです。
地域的な問題で選択肢が少ないから合わなければ選択的不登校や、通信高校、高認でもいいんじゃない?まぁ人生は躓いてもなるように、何とかなるよというスタンスです。
食い扶持を見つければ無理に大学に行く必要もないんだから、物販をしてもいいわけですし、学びたいなら独学でも学べます。
私自身が大学は通信で大人になってから行ったので、学ぶ必要と学ぶ気がなければ大学に行っても意味が無いよという考えです。

長男の希望は公立中学の支援級がやや強め。でもいじめや高圧的な子がいると知っているからそれがいやなようです。

ひとと違うことは魅力的だから中高一貫は気になるけど、通学距離や友だちと離れることがネックなことと勉強漬けはちょっと…なようです。

夫は中高一貫推し。大学には行け!という感じなようです。

中学の普通級はなぜかあまり、わが家では選択としてあがりません。
普通級に行くなら支援級の方が安心だよねと親も子も無意識に考えているようです。

地域の進学の条件

地域によっては大学や高校で支援を受けたければ、小学校からの支援実績が絶え間なく続いていなければならなかったり、
支援級に行くと内申がつかないといこともあると聞きました。内申がつかなければ選べる高校はグッと狭まり、発達障害のある子の多くはこの内申が壁となるのではないでしょうか?

幸い、私の住む県は保護者が望み、必要があると認められれば知的障害の有無に関わらず支援級に在籍できますし、
中学で支援級に行っても学力に応じて全ての高校を受験可能であると小学校入学前に、療育もどきに通っていた際に知りました。
少ないキャパで高校受験に集中するために、わざと中学は支援級に行き、要らない活動をシャットアウトするという子もいると小学校の先生に聞きました。

自分の地域の情報を得るというのはとても難しいことだと思いますが、残念ながら地域差がかなり大きいため、地域の情報は得ておいた方が無難です。
それを踏まえて、なりたい職業や行きたい大学から逆算して考えていくと、自ずと今の進路の選択肢が決まってきます。

私はママ友がいない上、この地域の出身では無いためかなり情報を得るという点では苦戦しています。
だからこそ早めに動くことと、わかる人をみつけたら詳しく聞く、先々まで聞くようにしています。

学校の先生や療育もどきの先生、地域の特別支援に詳しい大学教授の講演会、そして意外にも保育園の先生の情報も役に立ちました。保育園の先生は先生であると同時に、この地域で暮らす保護者でもあるため、意外に情報豊富でした。うちの子と似たような教え子の進路をご存知だったのはかなり大きな情報で勇気づけられました。

中高一貫を選択肢に入れる理由と長男のメリットデメリット

わが家が体力的に厳しそうな中高一貫を選択肢に入れる理由としては、
中学から高校の環境の変化がないため、大学受験に注力しやすいのでは無いか?
と思うからです。

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