金はあの世に持っていけないけど残して死んでいくことの何が悪い

貯金にせいを出していると「お金はあの世に持っていけないんだから使え」という言葉がかけられることがあります。

でもお金を使い切らずに死んでいくことってそれほど悪いことじゃないような気がします。

老後２０００万ないと生きていけないという衝撃の算出

恐らくもう一般的に知られていると思いますが、老後の生活を送るのに最低で２０００万必要という算出が出されました。

要するにもう年金を頼り切って生き抜くことは現実的でないと国から言われたわけです。

非常に恐ろしいことですよね。このお金を貯めなければもう老後も休めやしないわけです。

しかも2000万というのは最低限なので贅沢や旅行などしたいならそれどころじゃすみません。

さらに今の時点で2000万なので人口減少が進む日本では更に負担が大きくなる可能性も十分にありえます。

私は大学生ですが、このまま行けば老後２０００万ところか５０００万、はたまた１億になる可能性だって少なくありません。

ゆりかごから墓場までとは行かずもう国が全員を支えていけるだけの力はないということです。なんとも悲しいことですけどね‥

あの世に持っていけないだけのお金があることの幸せ

そんな世の中であるのでお金を持っているというのはすごく安心できることです。

使い切らないと損とはいいますが、寿命が来て大量のお金が残っているのと、まだピンピンしているのにお金がまったくないのどっちが怖いですか？

おそらくほとんどの方が後者を選ぶのではないでしょうか。

大量の財産を持って死ぬのはまあいろいろな後悔はあるでしょうが至って普通に平和に人生を終えられますからね。

それにお金があることで心に余裕ができますよね。

それを考えるといざというときの資本がある程度あったほうがフットワークも軽くなりますしね。

死んだら持っていけないお金があることは安心材料として重大な役割を持つように思えます。

貯金の楽しみがあるなら無理に散財する必要はない

お金はあったほうがいいですが切り詰めた生活があまりにも行き過ぎており自分自身が苦しむというレベルならお金を使ったほうがいいと思います。

でも全員が全員そういうわけではないでしょう。

貯金が楽しく、もはや趣味になっている方も割と多いのではないでしょうか。

なんなら貯金通帳を見てニヤニヤするのが快感だっていうのももしかしたらあるかもしれません。

こういうとなんかすごく悪いように映るかもしれませんが貯金じたいを楽しんでいるなら死ぬまでお金を持っておくことの何が悪いかも私にはわかりません。

そういう方によく「たまにはお金使ってストレス発散しないと」と言う人がいますが、それがかえってストレスになるというパターンもありますからね。

それなら別に無理して使わなくても別にペナルティはないのですから死ぬまで使わず通帳の残高を増やして満足して逝くというのも全然アリですよね。

まとめ：お金が結果的に残ってしまうことは悪いことでない

巷では「経験にお金を使え」「お金は使わないと生きない」という考えも昔からあり、それに従って貯金をしない考えも一部では評価されています。

しかしお金を使わずに起こりうるさまざまな問題に備え貯金しておくことはとてもいいことだと思います。

お金がなくなった瞬間に安らかに死ねるのなら有り金を使いまくるのもいいでしょうが、寿命は自分では決められません。

変に散財して老後路頭に迷うくらいなら保守的に貯金を続けて最期まで慎ましく足るを知るという生き方のほうが何倍も理想的に感じます。

なので無理してお金を使い切らず安心材料としてある程度貯金しておき穏やかな慎ましい人生を送ることもおすすめだとという21歳の若造の考えでした笑