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「よい経営」と「そこそこの経営」を分けるものは一体何のなのか? 第一線の経営リーダーが受講した伝説の講義がついに書籍化

MBAを授与する大学院大学至善館の理事長・学長にして、ロンドン大学ビジネススクールやインシアード経営大学院で教鞭をとった経営学者、野田智義さんの『コンテクスト・マネジメント』が、9月21日(木)に発売となります。

話題となった『経営リーダーのための社会システム論』(宮台真司、野田智義)に続く、「至善館講義シリーズ」の第二弾です。

組織のリーダーが、人と組織の力を最大限に発揮するために、どのような役割と責任を担い得るのか、過去50年間にわたる欧米組織戦略論の知見を参照しながら、「コンテクスト・マネジメント」を切り口に考察されていきます。
これまで第一線で活躍される経営リーダーが何人も受講された講義の待望の書籍化。
昨今、企業の不祥事などで経営者が注目を集めることが多いですが、組織を率いるリーダーが、「よい経営」を行うための視座を獲得できる一冊です。
経営に関わる方をはじめ、組織のジレンマに悩むすべての人におすすめします。

【本書の目次】
はじめに

序章 経営の質と組織能力 ——「よい経営」と「そこそこの経営」を分けるもの
第一章 競争優位は組織プロセスから生まれる ——戦略分析論から組織戦略論へ
第二章 組織による意識決定と行動のメカニズム ——コンテクスト・マネジメントという考え方
第三章 組織能力はいかにして形成されるか ——学習する組織/しない組織
第四章 組織の成長と経営のジレンマ ——組織と経営管理システムの有用性
第五章 企業と経営者が直面する経営課題 ——企業全体戦略と本社の役割
第六章 組織優位から経営者優位へ ——組織優位を構築するプロセスとマネジャーの行動
第七章 ポスト産業資本主義へのパラダイスシフト ——個と組織の関係性を再考する
第八章 21世紀型組織の経営 ——コンテクストを示す、挑戦を後押しする
あとがき