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note,始めます

東京の西、長閑な雰囲気が残る小金井市で、studio83という建築設計事務所を主宰している辰巳知子と申します。

>>現在(2020年4月から)は引っ越し、武蔵野市にあります。

普段は、住宅や店舗、事務所などの設計監理、インテリアデザインなどを主に活動しています。

2015年に独立し、夫婦で設計事務所(夫:構造設計担当、私:デザイン担当)を立ち上げて4年目となります。

自己紹介

九州(宮崎県)生まれ、ほぼ東京育ち、典型的なサラリーマン家庭でぬくぬくと育つ。

大学は、建築とは関係の無い文系の学科を選び、卒業後は不動産会社の営業として3年間働く。

働き出して初めて、社会という荒波に揉まれ、今までのぬくぬく生活がどうやら続かないであろうことに気がつく。あ、なんか多分これは何しても結局荒波に乗らないとやっていけないみたいだぞと悟ってしまう。それならば、自分の好きなことで荒波作らないと損損!

実は、大学進学への進路を考える際に「建築学科」という選択肢は頭にあった。しかし文系だったので、あまり真剣に悩むことなく、「興味」というレッテルを勝手に貼って自分としっかり向き合わなかった。

建築への興味は、結構根深くて、高校生の頃から既にあったように思う。個人的に展覧会に行ってみたり、近所のいい感じの団地が一番好きな場所だったり、雑誌を見たり、地味で無自覚な時代。

社会人になり実感としてそう思ってから、単なる興味が一転、建築の世界へ飛び込む具体的な行動へと動かす。

昼は働きながら、夜間の建築専門学校へと通い、なかなかハードな20代後半を経て、ようやくスタートライン。憧れの建築家の事務所に飛び込みでインターンに行ったり、終電続きで働いたりしたドロ沼初期時代。

とにかく実務ができるようになりたい!という希望を汲んでくれた前職の個人設計事務所にて、約5年の実務経験を積む。そこでは、個人住宅や個人オーナーによる集合住宅、店舗などを担当。それはもう途切れなく案件があり、今思うと所長に対する尊敬しかありません。

5年目で、結婚、資格取得などを経て、前職の仕事量も少し落ち着いてきた頃、友人から自宅の設計の相談を受けたのをタイミングに、独立して自分でやってみようと思い、今に至ります。

その後の自分の事務所のあれこれはここでは割愛しますが、色々と遠回りをして建築の世界へ入ってきて、さぁこれから。

むしろ遠回りをした人にしか無い視点や考え方を持って、今後の人生を歩んでいきたいもの、と思っておる次第です。随分と長くなりましたw

noteで何を書くか(目的)

2019年、私たちは、自宅兼事務所として、小さいペンシルビルを購入しました。築30年弱、地下1階地上5階建て、建坪にして8坪程度と極小、正にペンシルビルの典型のような建物です。

なぜビル?という唐突感wは、「noteを始めた理由」にて後日詳しく書くとして、書く内容として簡潔に言うと、このビルの再生記録というところでしょうか。

建築設計を生業としている私たちが、中古ビルを購入し、自ら施主として、また同時に設計者として、このビルをリノベーションし、再生していくこと。

これってなかなか貴重な事例なのではないかと思い、その過程や経験しないと分からない細かな情報などを、記録してみようと思ったからです。

また、私にとっても貴重なこの体験が、日々の仕事や雑務に追われ、流れていってしまうのは余りにも勿体ないと思ったのです。

書く時のルールを決める

文章書くのは嫌いではないのですが、その分ダラダラ要領を得ない内容とならないように自分なりのルールを決めることにしました。

宣言するほどのものでもありませんが、自戒の念も込めてお付き合い下さいw

1.わかりやすく簡潔な文章とする

>1000文字以内、目標10投稿以上/月 

2.包み隠さずざっくばらんに書く

>お金のこと、工夫したこと、失敗談など

>質問などがあれば気軽に話せる場にしたい

3.情報と自分なりの視点(感情)をセットに書く

>建築の専門知識を伝える場ではない

>ノウハウ本にはしないしできない(正しいか間違っているかが最重要課題ではない)


以上、建築、ペンシルビルなどが好きな人、家づくりの予定がある人、予定はないけどぼんやりと考えている人など少しでも興味があれば、どなたにでも気軽に読んでもらって、話せる場にできたら嬉しいです。

どうぞよろしくお願いします。



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