モナカ家系図_

【脳科学・ビジネス】ミルクボーイの企業協賛漫才 が世界を変える


コーンフレークとモナカ

で日本中を爆笑の渦に巻き込んだミルクボーイ

彼らの漫才はなぜおもしろいのか?

そこには、脳科学やビジネスにも通じるエッセンスがあったのです!


【筆者・喜多の自己紹介】あらゆるジャンルの記事を書くブロガー・小説家。座右の銘は「人生は喜劇!喜怒哀楽全てエンタメに昇華!」


結成2007年。

今日まで、飲みや遊びの誘いを断ってずっと漫才のために時間を使ってきたという二人。

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長い下積み時代を経て、ついにその努力が実を結びました。

M1グランプリ優勝!
おめでとうございます!!

ミルクボーイの漫才の魅力について考えてみました。

ただ彼らがおもしろい、で終わるのではなく、
脳科学やビジネス面から切り込んでいきます!


<審査員の松本さんが例えた‘行ったり来たり漫才‘>

これは新しいジャンルですね。

コーンフレークか、コーンフレークじゃないか。
モナカかモナカじゃないか。

小学生にも理解できる内容で観客や審査員の心を掴むということが彼らの凄いところです!

笑い飯のダブルボケ(鳥人間は最高)、ハライチのノリツッコミ、M1では数々の特徴的な漫才が登場しました。

しかし、ミルクボーイの「行ったり来たり漫才」は、M1史上最も、

「幅広い世代」が笑えるネタになったのではないでしょうか?

昨今、テレビというメディアがSNSの勢いに押されて、幅広い世代共通のものが減ってきています。

そんな中、モナカやコーンフレークという、誰もが一度は口にしたことがあるものですので、イメージがつきやすいのです。

多くの人が共感できる
「最大公約数」のネタを選んだといえるでしょう。
(ぼくが尊敬する西端さんも「最大公約数」を大事にしています)


<誰もがむずがゆさを感じるあるあるを絶妙に突く>

ミルクボーイのネタの肝は、着眼点です。

コーンフレークの栄養表記の五角形がやけに大きい。
パフェに入っているコーンフレークの量が多い。
モナカのいとこはもみじまんじゅう。

普段思いつかないけど、そういわれればそうだ!という内容ばかりです。


あるある探検隊の「レギュラー」とも似たような部分がありますが、ミルクボーイはそんなあるあるネタを見事に昇華させました。

ツッコミの内海さんの「ゆっくりとはきはきした話し方」もよかったです。


いわゆる高速のしゃべり漫才ではなく、ひとつひとつ噛み砕いてつっこんでいくスタイルは高齢化社会の日本にとって、今後のトレンドになるかもしれません。



<脳科学にも基づいたアハ体験ネタ>

ミルクボーイのネタは終始一貫して、

「おかんが思い出せない食品、モヤモヤしていること」

について話しています。

このモヤモヤの解決は、視聴者への2つの効果を与えています。

・アハ体験への誘い
・クイズ形式による視聴者の参加

まずアハ体験について解説します。

アハ体験とは、ドイツの心理学者カール・ビューラーが提唱した心理学上の概念で、未知の物事に関する知覚関係を瞬間的に認識する事を指している。 洞察を研究する心理学では、認知過程が完了した後に現れる特徴として、その体験がしばしば現れるとされる。

ニュートンが木から落ちるリンゴをみて万有引力の法則を発見したこともアハ体験です。

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人がアハ!体験をすると、0.1秒ほどの短い時間に、脳の神経細胞がいっせいに活動して、世界の見え方が変わってしまうといわれています。

そして、何かひらめいた時、「ああ、そうか!」と緊張が解けて、大きな喜びを感じるのです。

ミルクボーイの漫才をみて、あ、なるほど!とひらめくことで、関係する脳の回路を強化することができるのです!


<参加型漫才が巻き起こす一体感>

ミルクボーイの漫才を聞いていると、

視聴者も一緒になって「お題(おかんの思い出したい食べ物)」を考えます。

その中で、一体感を味わったり、自分も漫才に参加している感覚になるのです。

これが、今のビジネストレンドに乗っているのです。

最近は、スポーツ観戦や音楽鑑賞に足を運んだり、リアル脱出ゲームなどの、実際自分が参加することに魅力を感じることが多い時代です。

ミルクボーイの漫才は、参加型の意味合いもあるので、
視聴者の満足度も高まるのかもしれません。


<漫才のネタが、企業へのCM・広報になっている>

最も注目しているのはここです。

M1グランプリは、注目度の高い大会で視聴率も見込めます。

そんな番組で、ミルクボーイは、

「コーンフレーク」と、「モナカ」を大々的に取り扱ったのです。

この宣伝効果は計り知れません。

TVCMなら録画組に飛ばされる恐れがありますが、
漫才のネタが「コーンフレーク」と、「モナカ」の場合は別です。

今後、彼らの漫才が動画サイトなどで視聴されるたびに、

「コーンフレーク」と、「モナカ」がピックアップされるのです。

この漫才で最も恩恵を受けるのは、以下の企業でしょう。

森永製菓株式会社:東京都港区に本社を置く日本の大手菓子製造業者。森永乳業とは兄弟会社の関係で、りモリナガグループを形成している。コーポレートメッセージは「おいしく たのしく すこやかに」
ケロッグ:アメリカ合衆国ミシガン州南部に位置するバトルクリークに本社を置くシリアル食品や菓子、加工食品の製造を行う企業


さらにケロッグ公式アカウントは、ミルクボーイの漫才を絶賛しています。


<ミルクボーイの活路は、企業協賛型漫才師>

今後、ミルクボーイはテレビなどのメディアに引っ張りだこになるでしょう。

しかし、M1王者全員が超売れっ子になるとは限りません。

ぼくがネタを見た限り、ミルクボーイは、フリートークが得意そうではなく、トーク番組は難しいかもしれないのです。

さらに芸人界は非常にシビアで、大御所から中堅、若手まで、実力者が渋滞しています。


そこで、今後ミルクボーイがどうなるのか、を考察したところ…

彼らは、企業協賛型漫才師になるのではないか、と思ったのです。


彼らのネタは、
良く言えば黄金パターン
悪く言えば、型にはまったものです。


何かの商品を思い出すために、ボケやあるあるを挟みます。

ただ、その思い出すものに、決まりはないのです。

今回は食品でしたが、家電などの製品でもよいかもしれません。


企業の方からミルクボーイに、「うちの商品をネタに使ってくれ!」と提案があることが予想されます。

もちろん、所属事務所の吉本興業株式会社のマネジメント次第ですが
今後ミルクボーイは、企業との協賛に活路を見出していくのではないかな、と思います。

*心配なのは、スポンサー企業が付いた場合、ミルクボーイが本当に行いたい漫才をできないということです。
昨今の仮面ライダーやウルトラマンは、スポンサー企業の玩具を売るために、強引すぎるほどに劇中にアイテムが登場します。ミルクボーイは…

また、ミルクボーイは、広報の新たな可能性をしめしてくれました。

ぼくは「レンタル広報」というビジネスアイデアを、自治体や企業向けに展開していきたいと思っています。

そのアイデアを実際に収益化して生計を立てるためにも、ミルクボーイが今後どのように企業とタイアップしていくのかということに注目しています。


見事、M1優勝を勝ち取ったミルクボーイ。
今後の活躍を楽しみにしましょう!

ミルクボーイ「M-1」優勝会見に彼らの人柄が現れています!

優勝賞金1000万円の使い道は?
内海:角刈りを2年くらいしていまして。角刈り技能コンテストで日本3位の方に切っていただいている。そこに僕専用の散髪台を設置させていただきたいです。
駒場:今まで仲のいい後輩が結婚出産のとき、先輩としてお祝いができず、デカい声で「おめでとう!」としか言えなかった(笑)。お祝いを渡せなかったので、後輩にもちゃんとお返しをします。これからいろんな形で恩返しができたらと思います。


貴重な時間を使って読んでいただき、誠にありがとうございました!

私の記事は、いかがでしたか。
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