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【エンドビギニング】あらすじと登場人物紹介(1~14話)

青春、冒険、科学、ワクワク全てが詰まった 
「最高のエンターテイメント小説」


途中からは読みづらい連載中の作品…

そんなときには「あらすじ」と「登場人物の紹介」をみてください!

この記事では、現在私が、note上で連載している「エンドビギニング」について紹介させていただきます。

連載を読んでくださっている方は、復習用に。
まだ読んだことのない方は、どんな物語なのか確認用に。

このあらすじは、約6万文字の1~14話をギュッと凝縮したものです。

明日、最新15話を更新させていただきますので、ぜひ、読んでいただければ幸いです!


15話からは、物語が大きく動き出します。
遺跡捜索、大冒険…そして最終決戦へ。

<戦力外通告と別れ、新たな出会い>


「明日、事務所に来てくれ。スーツで」
岡野塁がプロ野球選手をクビになるところから物語が始まる。

走馬灯のように思い出されるのは、塁が1軍で経験した最初で最後の打席。

大事な場面で代打として起用された塁。
相手投手は、同期入団のエリート・新藤翔。

しかし塁は、新藤から空振り三振を喫した。


25歳という若さで戦力外通告を受けて、自暴自棄になった塁。
恋人の柊美優は、塁に愛想を尽かして出ていった。

クビに失恋、失意の塁は、生きるために就職活動を始める。

まずは名刺を作ろうと思って訪れた中畑企画印刷で、人生の転機となる出会いがあった。

厳しくも温かくしてくれる北畠社長。
名刺を作成してくれる社員の花房萌香。

彼らとの出会いを経て、塁は生気を取り戻し、就活に挑んだ。

入社試験・社長面接を経て、塁は、入団時にスポンサー契約の打診があった会社、株式会社カイザータックンに入社した。

面談で言葉を交わした神門社長は何やらただならぬ雰囲気を醸し出していた。


<カイタク入社 屯田兵からの再スタート>


塁が入社した株式会社カイザータックンは、情報提供、サポート、コンサルティングなどの会員制ビジネスを展開している外資系企業だった。

ボールだけを追いかけてきた彼にとって初めて知る社会の「イロハ」、毎日が勉強の日々。

「元プロ野球選手と聞いていたけど、会社員としては小学生以下だ」

数々の罵声を受けながらも「すみません」を連呼しながら必死に働いた。

次第に塁は、この会社が普通ではないことに気付く。
社員の肌に浮かび上がる斑点や、シグマ様という謎の存在…

塁の仕事のストレスを癒すのは、花房萌香だった。
彼の仕事終わりに彼女が働く会社を訪れてたわいない会話に花を咲かせた。


とある日、繁華街の北新地にて、塁は新藤と再会した。
新藤の隣には、塁の元恋人、柊美優の姿があった。

会話を交わす塁と新藤。

新藤は塁との過去の因縁を打ち明けた。

「あの対戦は本当にがっかりしたぜ。お前のスイングに14年前の鋭さはなかったからな」
「14年前だと?」
「リトルリーグ全国大会の決勝だよ。神童と呼ばれた俺から、大会を通して唯一のクリーンヒットを打ったのがお前だ。そしてそれがサヨナラヒット」

新藤は塁に対して因縁を抱いていたようだった。

その後、新藤と美優は軽蔑とも失望とも取れる冷たい目を塁に投げかけて、歩き去っていった。


塁がサラリーマンとして営業の仕事を始めて1年近くが経った。
激務によって、心身の疲労はたまり、夜中に奇声を上げるようになっていた。

しかし、北畠社長や萌香と話すことで、心の安らぎを得ていた。
塁はかつて事故で両親を亡くしていたため、2人は信頼できる存在だった。

<新藤への戦力外通告 交差する運命>


「明日、事務所に来てくれ。スーツで」
戦力外通告を受けた新藤だが、彼は塁とは異なり、野球を諦めなかった。

引退を勧めるコーチに彼は思いを語る。

「俺はまだ終わっていませんよ。いや、終わるわけにはいきません。去年、岡野塁に投げた2球目のストレートを越える球を投げるまで、納得してユニフォームを脱げないんです」


「渾身のストレート、その1球にかける思い…か」

「コーチには感謝してますよ。フォーム改造にも付き合ってもらって…
けど、その度に原因不明の頭痛が…

今できることに集中して、人事を尽くして天命を待て。俺にそう教えてくれたのはコーチです。引退の判断は俺がします。戦力外通告が悲劇なのか、喜劇なのか、自分次第です」

再起を図って、トライアウトに挑んだ新藤だったが結果は出なかった。
その後、同棲している現恋人の美優に、新藤は自分の秘密を打ち明けた。

「俺の脳には、デバイスが埋め込まれている。
投球フォームをコーチに指摘されても治らなかったり、ときおり頭痛がしたり、思い当たる節があったからな。

だが、その手紙を読んだ母さんは、烈火の如く父を怒った。
“あなたは息子をなんだと思ってるの?”と。家族は大混乱さ。
次の日はリトルリーグの全国大会決勝だった。俺は懸命に投げたが、渾身の一球を打たれてサヨナラ負け。脳にデバイスを埋め込んでまで最強の野球選手にしたかった父は、そのとき母にこう言ったらしい。
“失敗作だったか” そのまま俺と母さんを捨てて、どこかに行ってしまった」

新藤の父は、新藤を偉大な投手にするために脳にデバイスを埋め込んでいた。
そして、尊敬する大投手・ノーランライアンのフォームでボールを投げるように仕組まれていたのだ。

しかし、そのフォームのせいで肘を故障してしまった新藤。
新フォームに挑もうとしても、デバイスのせいで脳に激痛が走り、フォーム変更ができなかったのだ。


新藤の過去を聞いた美優は、彼の過去と自らの過去と重ね合わせた。

「私のお母さんは、私を生むときに死んじゃった。お父さんは元々、別の家庭があったみたいでね。私を認知せずに、遠い親戚に預けた」
「無責任な父親だな」新藤は達観した声で言った。まるで自分の父親に対して言っているように。

「私もそう思ってたの。けどね、親戚をたらいまわしにされた末、児童養護施設に預けられて、もうこんな人生嫌だ、って思ったときに。お父さんが私の元に帰ってきたの。
“俺はお前の父だ。12年間、ほったらかしにしてすまなかった”って。

お互いの家庭の事情を吐露し、新藤と美優の心はより近づいた。
新藤は12歳の時に、父親が家から出ていき、
美優は12歳の時に、父親が家に帰ってきた。

2人には、奇妙なつながりがあった。



<塁の限界突破と崩壊>

その頃、塁は仕事に励んでいた。

友人は塁に助言する。
「岡野はさ。心の底では営業の仕事を小馬鹿にしてるんじゃねえか?
なんで元プロ野球選手の俺がこんなことやらねえといけねえんだって」
「そうかもな。俺は勝手に人を見下して、何もかもに不満を抱いていた…」

改心して再度仕事に打ち込もうとしたとき、社長の神門から塁にメールが届いた。
「休日に連絡して済まない。岡野君、最近悩んでいるそうだな。たまたま週明け、日本支社に出張になった。私が直々にカウンセリングをしてやろう」

社長面談の際、塁は入社以来気になっていたことについて単刀直入に切り込んだ。
「社員たちが崇めている、シグマという存在は一体、誰ですか?何者なんですか?ラムダ公国ってどういう国なんですか?」

神門社長はどの質問にも答えずに、口元に笑みを浮かべた。質問に対して拒絶するというわけではなく、泣きわめく赤子をあやすような表情をみせた。

そして、神門が淹れたコーヒーを飲んだ塁は、そのまま横に倒れた。
そのコーヒーには、眠り薬が入れられていたのだ。


塁が会社の医務室で起き上がったとき、塁は奇妙な高揚感に包まれていた。仕事へのやる気に満ち溢れていたのだ。

神門との面談から半年後、塁は、以前にもましてオーバーワークに励んでいたが、不思議と疲労は感じなかった。


激務の中でも疲労を感じていなかった塁だが、体は蝕まれていた。
異変を感じた塁は、中畑企画印刷を訪れようとした。
会社の前に辿り着いたとき、シャッターは閉まっていた。失意の塁は、眠るように倒れこんだ。

ガシャンというシャッター音に異変を感じた萌香は、会社の前に倒れている塁を発見した。
「ねえ、起きてよ!!」感情の赴くままに言葉をぶちまけても彼には届かない気がした、萌香は呼びかけを止めずにはいられなかった。

病院で診察を受けた塁は、脳へのダメージが原因の''不思議の国のアリス症候群"と診断された。


数か月の療養を経て、症状も落ち着いたため、塁は会社に復帰した。

復帰1ヶ月後にラムダ公国への栄転を言い渡されたときは天にも昇る気持ちだった。倒れる前の営業成績を評価されてのことらしい。日本に守るべき家族や親族もいない彼には、その打診を断る理由はなかった。

かつて自分にスポンサー打診をしたカイザータックン、その会社の正体を暴きたい。
そう考えた塁は、本社への異動話を受諾した。

その頃、新藤は、脳デバイスの呪縛による痛みに逆らい、フォームの修正作業が始めていた。何が何でも野球を諦めたくない。海外のチームも視野に入れて移籍先を探した。


<ラムダ公国入国 新たなる出会い>

南緯11度18分9秒東経166度50分0秒。赤道付近の太平洋に浮かぶ孤島のラムダ公国は、現世のユートピアと言われているが、その多くが謎に包まれている。

塁は、この異国の地で働き始めた。
カイザータックンの本社は地下事務所だった。

社長の神門と話す機会があった塁は、日本支社でのことを思い出し、「あなたが何か細工をしたのでは?」と尋ねた。
しかし神門は「そんなはずないだろう。まあこっちでも頑張ってくれ」と、いつものように不敵に笑った。



塁はラムダ公国の本社で、桑原という先輩と仲良くなった。
彼と話す中で、株式会社カイザータックンのビジネスの仕組みにさらに違和感を抱くようになった。

「ところで桑原さんは、この会社の会員制ビジネスをどう思っていますか?」

「わが社にとっては最高だろ?会費ビジネスは儲かるし、収益は安定している。さらに一度入会させてしまえば、個人会員も法人会員もなかなか退会はしない。現状維持バイアスが働くからな」

「それはそうですけど。なんか強引というか」

「うちの勧誘は無限連鎖講の一種だからな。
自分が会員になると次は、一人会員を増やすごとに、紹介料として金品を得ることができる。親会員から子会員、子会員から孫会員へと無制限に増殖していって、一番上が儲かる。いわゆるねずみ講だな」


本社で働いていたとある日、塁は会社のテラスで美優に出会った。
神門社長の娘だった美優は、役員としてラムダ公国で働くように指示を受けていたのだった。

塁は美優にこの国や会社の異常について訴えた。

・GPSの異常が頻発すること
・人が淡泊すぎること
・国民の税負担が8割ということ
・電子国家システムについて

美優はそれらの質問について返事をしたあと、塁が気になっている事件について説明した。

「神門復活事件。

1000名が集まる大規模なセミナーの時、侵入した何者かに刺されて瀕死になった神門社長が蘇った。
心肺蘇生状態から蘇り、そのまま宙に浮かび、”これはシグマ様のご加護だ!”と叫んだ。
そこからね。カイザータックンがカルト的な熱狂を生み出し始めたのは…」

塁はその事件がまだ信じられなかった。
そして、自分が抱く会社への疑問を口にした。

「この会社って、似ているよな。太平洋戦争時の日本に。お国のために一致団結する。社長の意に背けば粛清される。抑圧的な“全体主義”だ。でも辞められない。なぜか…いつのまにか仕事に夢中になる」

そんな彼に美優はこう言った。

「人間ってね、弱いの。だから誰かに指示されたり、断言してもらうほうが楽なの。この国の人はそれに気づいてるんじゃないのかな、それが一番幸せだって。シグマ様が崇められているのもそういうことじゃない?」


毎年7月末に行われる、カイザータックンの法人会員と個人会員に向けた社長演説が終わって数日が経ったある日、ミーティングを行う会議室では不穏な空気が流れていた。

この日の会議で、塁は神門は神門に不満をぶちまけた。

「社長は、人にどうみられようと気にしないと言いながら、周りの評価を気にして生きているように見えるんですよ。口を開けば、拡大、会費。そこにみんな、ついてきていますか…?社員の幸せになっていますか?
あなたのプライドを満たす、自己満足で社員を苦しめているのでは?」

思わぬ反抗を受けた神門は、「岡野、お前はあれを受けてもまだ俺に屈服しないらしいな」と言って拳をグッと握りしめた。

桑原は塁の傍にやってきて、「岡野、さっきのはまずいぞ。来週の健康診断、注意しておけよ…」と耳打ちをした。



<運命の7日間 アポカリプスの足音>

2021年8月7日

「左京。λについたぞ」

花房萌香が家族とともにラムダ公国にやってきた。父の左京が仕事の関係でラムダ公国に用があったため、家族旅行を兼ねたらしい。

花房左京は、脳外科医を辞めて警察官になっていたものの、その後は世界を転々としている。

塁が空港で左京と出会ったとき、彼はとある交渉を持ちかけられた。

「萌香から聞いたんだが、君はXRPを大量に持っているんだよな?」
「はい」
「では明日、ラムダ公国の北方にリーバイアス山脈に行こう。その麓に、デルポイ遺跡と呼ばれる約3200年前の古代遺跡があるんだ。この国の違和感や謎を解くカギが、そこにあるかもしれない」

塁は左京の提案を受諾し数日後に遺跡に向かうことが決定した。

そして一行は、まず空港から市街に移動することにした。

ジャンボタクシーで移動中、塁の脳に割れるような激痛が走り、頭を押さえてうずくまった。

左京はその異変に気付き、こう言った。
「俺は脳外科医時代に、この国の病院でも働いていたんだ。彼の症状は非常にまずい。さらに岡野君が働いているカイザータックンの社長は神門だろう?イヤな予感がする」

現地の脳外科医から渡されたMRI画像を見た左京は、「これは…アリス症候群よりたちがわるいぜ」と呟いた。

「眼窩前頭皮質に損傷がある。何か強烈な電波を当てられたんだろう。そして、この損傷が最終的にどの程度まで回復するかは、わからない…」

塁にとっては、死の宣告に近いものだった。

日本でも脳に激痛が走り、数か月の療養を経て治ったと思っていたが、そうではなかった。



2021年8月8日

左京から受けた翌日、塁は、自分が生きているのか死んでいるのかわからない感覚に陥っていた。

塁の異変を察した桑原は「岡野、今から野球観にいくぞ」と言って、アルカディアVSシャングリア、と書かれたチケットを手渡し、強引に野球場に連れて行った。

塁の目に飛び込んだのは、マウンド上の新藤の姿だった。日本のプロ野球界で栄光をつかみ取った彼が、汗水を垂らしてラムダ公国の蒸し暑いマウンドで投げていた。

塁も新藤の全てを知っているわけではない。ただ、彼が必死に腕を振る姿に、勇気をもらったことは間違いなかった。その姿は、たしかに塁の胸を打った。

しかし、心なき観客は、新藤を罵倒した。
「こんな異国の地でよく投げるよね。諦めが悪い男ってカッコ悪い…」

それを聞いた塁は、「必死で投げる男を、バカにするんじゃねえ!」と怒りをぶつけた。

ビシャ。

塁の顔をじっと見つめた男は、「こいつ、数年前に戦力外通告になった岡野塁だ!終わってる選手だぜ!」と言って、塁の頭に大量のビールをかけた。

一触即発の中、それを仲裁したのは桑原だった。

桑原はさっと立ち上がり、「迷惑かけてすみません、こいつ!ちょっとイライラして」と、すぐに頭を下げた。

そして塁の胸倉を掴み、「てめえが燃えるときは、こんなクズ相手じゃねえだろ!?」と叫んだ。



一喝する桑原をみた観光客は席を離れた。

入れ違いにやってきたのは、美優だった。

そして美優は、塁にかつての対決の真実を告げた

「(新藤は)塁との対戦時の、2球目のストレートで肘が完全に壊れたのよ。(新藤は)塁に因縁があったから、無理をして渾身の一球を投げた」

塁にとっては衝撃的な事実だった。新藤の肘が壊れたのは自分との対戦時であり、そのせいで彼は戦力外通告になっていた。

「新藤は凄い奴だ。それなのに俺は、彼を誤解していた」塁に、後悔の気持ちが込み上げてきた。

試合終了後、ダッグアウトに駆け込んだ塁は、新藤に頭を下げていた。

「すまねえ、新藤。俺は、お前のことを誤解していたよ。悪かった」
「そんなこと急に言われたって…」新藤は困惑した表情を浮かべる。

「なあ新藤。清算しねえか?過去のしがらみってやつを。そして、俺に協力してくれ。具体的に何をするかはまだわからねえが…
まずお前は美優とのパイプを活かしてこの国の全貌を調査してほしいんだ」

「なんで俺がそんなことしないといけないんだ?」

「お前も気付いているだろう?この国はおかしい。異論を唱える人たちを始末する姿勢。議会・裁判所が、政府の傀儡となっている状況…」

「ラムダ公国に来たばかりのお前がなぜ必死になる?もしこの国がおかしいとしても、いざとなれば日本に帰ればいいじゃないか?
以前話したように、俺はお前を恨んでいる。そう簡単に、過去を清算できない…」

新藤から拒絶された塁だったが、怒りの感情は湧いてこなかった。だが、彼は諦めていなかった。時間がかかるかもしれないが、新藤と協力することはできる、と確信していた。



ここから、15話に続きます。

15、脳デバイスに託す夢 / ノーセンキュー


15話以降の展開は…

塁との思いがけない再会を経た新藤は、複雑な心境になった。そして、まず自分の過去を清算しようと思い、父親に会いに行った。

一方、塁は左京や萌香と共に、デルポイ遺跡に向かった。



【登場人物】

<岡野塁>

・物語開始時 25歳 男性
・両親はとある理由でいない
・元プロ野球選手、野手として活躍できず、1軍出場一回で戦力外通告
・株式会社カイザータックンに就職し、営業マンとして第二の人生を歩む。
・性格は明朗快活で楽天的

・現在は株式会社カイザータックンの本社に栄転し営業として働いている。
 左京の要請を受けて、この国の謎を解くために、デルポイ遺跡に向かう


<新藤翔>

・物語開始時 25歳 男性
・父は神門社長
・性格はドライでストイック
・自分が投げる直球(ストレート)に誇りを持っている
・新生児の時に、父に脳デバイスを埋め込まれた。そのため、投球時にはノーランライアンの投球になる。
・中継ぎ投手として、プロ野球界で大車輪の活躍を見せたが、肘の故障により戦力外通告を受ける。
・父に認めて欲しいという気持ちを抱いている

・現在は、脳デバイスの呪縛と戦いながらフォーム変更に挑み、ラムダ公国の独立リーグで現役続行中


<柊美優>

・物語開始時 25歳 女性

・美優と新藤は、腹違いの兄妹
・物語開始当初は塁と交際していたが、現在は、新藤と交際中
・母は美優誕生時に、死亡。
・気が強い性格
・幼いころに経営学などの知識を学んだ

・現在はラムダ公国にて株式会社カイザータックンの役員として働いている
 なにやら父の動向を探っている


<花房萌香>

・物語開始時 25歳 女性

・温厚な性格の才女
・花が好き
・耳が非常に良いため、遺跡で大活躍する

・現在は、家族旅行としてラムダ公国にやってきている。
父の左京や塁とともに、デルポイ遺跡に向かう。


<神門太狼>

・新藤と美優の父。
・とある計画を…

物語の根幹にかかわるため、そのほかの情報は秘匿のままにしておきます。


<花房左京>

・萌香の父。娘を溺愛している
・優秀な外科医⇒警察官⇒??? 現在の仕事は不明。
・ラムダ公国への家族旅行は、表向きの理由。何かを調査している。

塁が持つXRPを使って、デルポイ遺跡に入ることを画策する。


<サヤ>

15話以降で登場
・ある目的で、デルポイ遺跡捜査に参加した。
・とある理由で考古学の文字が読める
・遺跡探索中に…


ここまで読んでいただいてありがとうございました!

あらすじと登場人物は以上です!


明日公開する15話から物語は中盤の山場を迎えます。

遺跡探検、そして、危機。

神門の野望はなんなのか、それを塁たちはどう防ぐのか。

この物語は、私の前職での経験が色濃く反映されております。

働く意味、会社の役割…

最後までお楽しみいただければ幸いです!


最後まで読んでいただいてありがとうございました!


1話はこちらです!

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