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災害時などで活用できる水素電源事業への挑戦【阪神機器×プロダクトデザイン】

 同社は産業向け電気機器の製造、板金塗装、機械加工を手掛けています。既存事業からの脱却を目指し、燃焼してもCO2を発生しない水素エネルギーの活用を目指す社会の実現を見据え、水素燃料電池の発電システムを開発しました。現在、試作段階で、これから発電の実証にとりかかるところです。

神戸市西区にある本社

 水素社会という言葉を聞くようになったものの、世の中にはまだなじんでおらず、水素燃料電池の発電システムが市場に受け入れられるようにするためにはどうしたらよいかを考えるべくミライ経営塾に参加しました。

純水素燃料電池発電システム

 2つの目標を掲げており、「一つは、試作品がいかにも工業製品の形、デザインをしているので、市場に受け入れらやすいデザインに変えること、もう一つは用途の拡大です」。3月までにまずは社会になじむデザインの考案を目指しています。また、災害時の非常用電源としての用途のほか、ESG経営を推進したい企業向けに産業用のモビリティ電源として供給するほか、発電時の熱を利用して用途を広げられると考えており、具体的には農家菜園などへの電力・熱供給などを視野に入れています。

ミライ経営塾Wondersでの基礎講座を社内でも実施

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