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世代交代をどうスムーズに進めるのか【早水電機工業×組織デザイン】

同社では「人のやらないことをやる」をモットーに、電気工事を主体に事業を手掛けてきました。最近では、メガソーラーの設置、公園のライトアップ照明工事、ガラスとソーラーを組み合わせた歩道の設置、LEDを使った高速道路の渋滞緩和誘導など多様な事業を行っています。

ペルチェ素子を使い電流を流してアルミ板の座面を冷やす「クールベンチ」
太陽光で発電。アクリル板をLEDで光らせる技術も。
「ガラス導光版」の技術は地元神戸のみならず首都圏など各地で活用されている。

 社員は25名おり、その中でも8名いる60代のメンバーが中心になって事業を広げてきました。3年後にはこれらの主力社員が引退してしまうため、営業や開発のノウハウを若い世代に伝承していくことが急務です。また、取引が30年以上続いている上場企業が顧客に多く、実務を担当している40代、50代の社員が顧客企業の上層部とのつながりができていないことも課題とのこと。長年の取引の中で人とのつながりという無形の財産が途絶えることに対する危機感を持っています。

そこで、向こう3年間で、ベテラン(60代)と若手(40、50代)がペアになって顧客を訪問する活動を行うことにしています。その結果、実務の担当者と経営の上層部とのパイプをつなぎ、受注が継続的に獲得できる関係を築き、安定した収益基盤を得ることを目標にしています。

https://www.hayamizudenki.co.jp/

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